Excel 6                                2003/06/17 最終修正

 エクセルの6回目です。メニューバーの、ツール オプション を見ておきましょう。

 

a.      ツール オプション
エクセルを使っていて、「ソフトが勝手に決めてくれるのでどうにもならない」という変に扱いにくい機能が幾つかあります。 その多くのものは、ツールメニューの「オプション」でポップアップするパネル群の中に定義されています。

(ア)  「全般」タブ
先ず、下半分を先に見ます。

A)       ブックを新規作成する時のシート数は、デフォルトで、3ページです。エクセル95の頃は、12ページあったはずです。

B)       標準フォントが「MS Pゴシック」、サイズは、11ポイントです。全面ゴシックになることを好まない人は、ここで、「MS P明朝」のような別のフォントを指定できます。

C)       カレント フォルダ名は、My Documents と設定されています。「開く」で既存のファイルを探す場合の対象フォルダです。

D)      「起動時にすべてのファイルを開くフォルダ」をフルパスで入力しておくと、Excelを起動する時、「指定したフォルダに入っているファイル」が自動的に開かれます。いつも決まった作業をする人には便利な設定です。

E)       ユーザー名の登録のお陰で、私のパソコンで作ったファイルは、すべて私が作ったという設定になります。

F)       上へ戻って、チェックボックスです。「R1C1」参照形式というのは、相対座標の表現形式で、Lotus123 の方式です。Rが行、Cが列で、相対座標の説明には最適の方法です。Excel 方式と、行と列の順番が逆になる点が要注意です。

縦横とも数値です。図で選択されているセルのアドレスは名前ボックスから、「R3C2(32)」で、数式バーの定義は、2行上1列左を参照して「R1C1」のデータ= 1 を表示しています。相対参照は、[ ]の中の数値で示します。絶対参照の場合は、[ ]を外して、「=R2C1」のように記入します。

G)      関数のボタン名は、コマンドボタンをポイントしたときに、その名前が表示されるための設定です。

H)      最近使用したファイルの一覧は、「ファイルメニュー」の下段に、デフォルトで4つまで表示されますが、「同時に複数のファイルを切り替えながら作業する」人には、多い方が良さそうです。

(イ)  「編集」タブでは、

A)       セル内の文字列の中へダブルクリックで割り込んで、編集することができます。

B)       ドラッグアンドドロップ編集のチェックを外すと、あの便利な「セルのデータを移動させる」作業ができなくなります。

1)                                                         セルを上書きするたびにうるさいメッセージが出て教えてくれます。チェックを外せば、知らないうちに先に書いておいた記述が消されるかもしれません。

C)       入力後のenterによるセル移動が下向きになっているのは、ここの定義です。他に、右向き・左向き・上向きも設定可能です。

D)      小数点位置を固定(ずらして入力)する方法があります。チェックを入れて、入力単位の数値を設定します。図の場合の入力単位が2で、チェックボックスにチェックを入れれば、セルが受け取る数値は2桁ずれて、入力数値の100分の1になります。
1
の入力で 0.011000の入力で10になります。

E)       オブジェクトをセルと共に切り取り、コピーや並べ替えもできるようになっているようです。例えば画像は、貼り付けられたセルをドラッグで移動すると、張り付いたまま移動します。

F)       オートコンプリート機能は、同じ列にある記入済みの部分と同じ入力を始めると、そっくり同じものを仮入力してくれます。慣れない人には煩わしい変な機能です。チェックを外した方がいいかもしれません。

G)      「貼り付けオプション」ボタンも、慣れないと、ソフトに入力の邪魔をされているみたいな変な機能です。書式が気に入らない場合に元のセルにあった書式や、貼り付け先の書式に設定変更できます。

H)      「挿入オプション」ボタンは、挿入したセルの書式を同じものにするかの問い合わせです。

(ウ)  「表示」タブ

A)       「表示」グループでは、作業開始時に作業ウィンドウと数式バーとステータスバーと、を準備し、タスクバーに、各ウィンドウを表示する設定になっています。

B)       「コメント」は、セットしたセルの右上に、赤い三角マークがつきますが、デフォルトでは、記入済みの文書のコメントの記入者とその内容が表示されます。

C)       「オブジェクト」は、デフォルトではすべて表示されますが、処理速度が気になる場合は、位置のみや、非表示が良い場合もあります。

D)      「ウィンドウオプション」は、一部説明済みです。

1)    「改ページ」は、自動的に改ページ線を表示したい場合は、チェックを入れます。

2)    「数式」は、極めて特殊な操作用です。通常計算式が設定されたセルに表示されるのは、計算結果の「値」ですが、作業の都合でチェックを入れれば、シート全体に数式を表示させることができます。(この場合、印刷すれば数式表示のまま出力できます。)

3)    他に、スクロールバーや、シートの見出しを表示させないように設定することもできるようです。

(エ)  ユーザー設定リスト

A)       最初のセルに「Sun」と入力し、フィルハンドルを掴んで、右へドラッグすれば、「Mon」「Tue」「Wed」「Thu」「Fri」「Sat」「Sun」の順番でデータが配置されます。

B)       最初のセルが、「日」であれば、「月」「火」「水」「木」「金」「土」「日」「月」の順で、繰り返します。ドラッグ方向が下向きなら、この順番で、縦に羅列されます。

C)       図のように、「新しいリスト」の状態で、リスト項目を入力すれば(各項目の仕切りはenter)、ユーザー設定リストの追加ができます。勿論、登録確定作業は、「追加」ボタンです。

D)      例えば、グループの席次順に担当者名を登録しておけば、リーダーの名前を入力した後、フィルハンドルを掴んで、ドラックするだけで、全メンバーの名前を入力することもできます。設定が完全であれば、メンバーの抜け落ちも、順位の狂いもありません。

E)       エクセルの中で作成した名簿などを作成した状態から、同様のリストが作れます。このパネルを呼んで、「インポート」ボタンの隣の  を押せばシートへ戻るので、シート上のデータ範囲をドラッグで指定し、選択範囲が取り込まれます。「インポート」ボタンを押せば、選択範囲をそのまま取り込んでくれます。ここで、「追加」を忘れることは無いと思います。

 

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