顎変形症の経過報告

今回は私が身をもって体験した矯正とそれに伴なった額変形症の手術のことについて書きたいと思います。

まず「顎変形症」とは、簡単にいえば、歯列・かみ合わせ・顎の骨が大幅に変形している症状のことを言います。

一般的な矯正だけでは治らず顎離断手術等の手術を必要とするもので、この場合保険が適用されます。

私は以前からコンプレックスだった。「反対交合(受け口)」をどうにかしたいと思い院長そして矯正の先生に相談したところ、矯正とこの顎離断手術を進められました。

はじめて矯正にかかったのは、2003119

まずはレントゲン・顎の変形の検査・始める前の写真撮影・コンピューターでのシュミレイションなどをしてその後何回かに分けてまずは歯列矯正をしていきました。

私の場合、4 4 と下顎の親知らず2本を抜き装置をつけました。歯を抜くのは痛くはなかったのですが装置はやはり歯の位置を動かすので硬いものが食べれなかったり少し歯がグラツイたりして多少の痛みがともないました。

それから1年半後の20048月手術前の検査(血液検査)をし、2004930日入院

はじめての入院手術でした。

2004930日(木) 入院

この日は午後からMRIの検査・歯を固定するためのフックを着けました。

初めての入院でドキドキしましたが食事も十分にとれぐっすり眠れた。

101日(金) 外泊

外来へ行って模型とプレート合わせをした。夕方、麻酔科の先生の問診があった。

今日はこれだけだったので外泊許可がおり自宅へ帰った。

102日(土) 仕事出勤

今日は通常どうり仕事に出勤した。土日は病院での検査などが出来ない為外泊許可がおり、一度家にかえれたのは精神的に安心した。

103日(日)再び病院へ

午後1時に病院へ戻ってきた。昨日の夜、急に左唇にヘルペスができてしまい 痛い…。

やっぱり緊張と不安がここに出たかな…という感じ。

夜回診に先生がきて、あとは明日の手術を待つばかり!!

104日(月)手術

変な夢をみてしまった。手術に間に合わなくて手術が受けられない夢、夢の中ではすごく恐いという感情が出てきて、平気なつもりでいたのに内心はやっぱり恐かったんだなぁ。

AM800 点滴が入ってすこしドキドキ

AM840 母や姉に見送られて看護士さんと一緒に手術室へ。

手術室へはいると血圧・点滴だなどバタバタと準備がすすみ吸入麻酔が口へあてられ気が遠くなるのを初めて感じた。

次に気がついたのはもう自分の病室のベットの上だった。(4時間後くらい)

喉がすごく痛くすごく乾いていた(全身麻酔の太い管を手術中入れていたため喉が少し傷がついていた為)すぐには飲み物を飲んではいけなくて(気持ち悪くなり戻してしまうことがあるから)それがまず辛かったもう口も上下しっかり固定されており喋る事は出来ないし、腫れも熱もでていて身体全体が痛かった。顎の骨を切断しチタンのビスでとめたのだから、それぐらいのことは当たり前なのだけど覚悟が足りずにびっくりするほど辛いと思った。痛みで夜も眠れず長い夜だった。

105日(火)

おしっこの管が抜けてそれだけでもかなり楽になった。

顔が痛いのとだるいのでグッタリだった。

車椅子でレントゲンと口腔外科外来へいったが、もどって来てからは歩いてトイレに行けた。食事は鼻から胃へ管が入っていて栄養剤が点滴のように身体に入ってくるもので食べてないのにお腹がいっぱいになるのは不思議な感覚だった。

夜はまだ痛みがありあまり眠れなかった。

106日(水)

だいぶ楽になってきたけど、やっぱりまだ痛み止めが切れると痛い。

お見舞いにみんなが来てくれ、すごくうれしかった。

顔は腫れてるし、痛いしあまりしゃべれないのでストレスがたまっていたのがお見舞いに来てくれたみんなのおかげで元気が出てきた。

今までうがいだけだったのが歯ブラシをできるようになったので口の中が少しスッキリした。

107日(木)

今日は固定と内出血のチューブとフェイシャルバンドが取れてスッキリした。

顔はムーミンのように腫れていてこのまま戻らないんじゃないかと心配になるが午後から矯正の先生方がお見舞いと往診にきてくださって「大丈夫!腫れは引くよ」と言ってくださったので早く治るようにがんばろう!

お風呂もシャワーていどならOKが出た。

 

 

108日(金)

鼻の管が朝の診察で取れた。これで少しずつ口からの食事がとれるようになる。

お昼にさっそくおもゆのような食事が出たけど口は開けようとすると痛くてほんの5mmくらいしか開かないのでほとんど食べれなかったがお吸い物とプリンは美味しく食べれた。味わうって素晴らしいと感動した。

だいぶ痛みも楽になってきて夜も眠れるようになってきた。

109日(土)

今日は台風22号が来ていて外は雨風がすごかった。

口が少し開くようになってきたワンタフトハブラシがやっと入るくらい。でもおかげで歯の内側が磨けるようになり口の中がサッパリできてうれしい。

けっこう昼間は元気だけど微熱が続いて夜中は顎が痛い。

1010日(日)

口はあまり開かないが慣れてきてだいぶ会話ができるようになった。電話もしてみたが話ちゃんと通じたので,退院してもすぐ仕事復帰が出来そうで安心した。

1011日(月)

手術から1週間少しずつ腫れはおさまってきた感じではあるがまだまだ「おにぎりマン」みたいな顔で悲しい。。。

1012日(火)

けっこう御飯が食べられるようになった。五部粥から普通のおかゆになり野菜も刻みになった。まだまだ噛むと痛みが強いのであまり噛まずに飲み込んでしまう。

今日は部分抜糸をして半分位糸が取れた。抜糸は取る時に粘膜が引っ張られて少し痛かった。

1013日(水)

食事の時意外は固定でゴムをかけているのだがそのせい噛み締め過ぎで顔から頭まで痛くなる。特に夜中でも痛み止めを飲んでなんとか眠れた。

病院の中庭に散歩をした、少しずつ身体も動かさないとなまってしまうからね。

1014日(木)

病院の近くであれば良いと外出許可がおりたので、近くの競技場まで散歩した。天気も良く気持ち良かった。とにかく毎日顔が腫れているのが気になる。腫れが引いたあとの自分の顔が想像できない…。

1015日(金)

今日は残りの抜糸をした。だいぶ口の中の腫れも引いてきて歯磨きがしっかりできるようになった。もう食事もほぼ普通食。硬い物は噛めないけど毎日ご飯が美味しくて食べ過ぎてしまう。

1016日(土)

もう普通に生活できるようになってると思う。顔は腫れているけど身体は元気!!だいぶ入院中寝てばかりいたので仕事復帰してみんなについていけるか心配。

1017日(日)

いよいよ明日退院だ。順調に回復してあとは腫が引いて口が開くようになれば完璧だ〜!

1018日(月) 退院

この手術・入院生活を振り返って私の人生の中で新しい自分になる第一歩を踏み出せたことがすごくうれしいし自信になった。良い経験ができた。

背中を押してくれ支えてくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

私はこのことをホームページに載せたかった訳は歯並びや受け口などで悩んでいる方、顎離断手術の事で不安になっている方がこれを見て矯正をやる気になったり手術への不安が軽減したら良いなと思い。書きました。

今後はアフターケアーや1年後のチタンプレートの除去手術のことも載せていきたいと思います。

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