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一年九か月ぶりの更新 2024.4.22
 昨日、久しぶりに本ホームページにエッセイを一篇追加すること
で、更新を行った。
 さすがに二年近いブランクがあると、どうやって更新するのかを
すっかり忘れてしまっていることに愕然とする。
 もうひとつ別のホームページのほうはほぼ毎日更新しているのだ
が、こちらとはプロバイダが異なることで構成の仕方や更新方法が
微妙に異なるので厄介だ。
 完全に忘れてしまわない為に、もう少し頻繁に更新していこうか
と考えている。


ワクチン注射の副反応
 2022.9.7
 昨日、新型コロナウィルスの四回目のワクチン接種を受けてきた。
妻は新型コロナのワクチン接種について懐疑的だが、私は接種には
賛同している。効果について、特に四回目など高頻度の接種につい
ては本当に有用なのかどうか私も疑心暗鬼ではある。
 ちなみに、インフルエンザの予防ワクチンについては極幼少期は
記憶にないので別として、基本的に接種を受けないことにしている。
殆ど罹患したことがないせいで、人生で二度はっきりと記憶してい
るインフルエンザの罹患は、共に息子が罹って病院まで送っていっ
た直後に罹患したものだ。勿論マスクは着用していたが防ぎきれな
かった。
 インフルエンザについては長い人生でワクチン接種を受けなくて
もそれほど頻度高く罹患する訳ではないと経験しているので予防の
ワクチン接種はしないのだが、新型コロナについては毒性も感染力
も未知のものだから有用性に疑いがあっても社会の為に接種する義
務があると考えているのだ。
 今回の四回目の接種では副反応がこれまでの中で一番きつかった。
今までのは多少の自覚症状はあったが、体温上昇も 0.3℃程度でき
ついというほどではなかったが、接種二日目の早朝で37.1℃、朝食
後で37.0℃、昼食前では36.8℃と徐々に下がってきてはいるものの
元々が低温体質の私には平温に対したった1℃の上昇でも堪えるの
だ。注射を受けた筋肉も痛いし、身体が全体的にだるく節々に痛み
も感じている。でも受けなければよかったとは思わない。



FFFTP 突然の不通
 2022.8.5
 今朝、いつものようにHPの更新をしようとしたら何故かFFFTP
の接続が成功しない。いろいろいじっているうちに、ふと昨日PDF
ファイルを読むためのAcrobat Reader を新しいPCにインストール
いないことを思い出し、改めてアドビのサイトからダウンロードし
た。その際に、どこかがリンクしていてMcAFEEのソフトにつながり
どうも有効にしていなかったこのソフトが有効になってしまったら
しい。McAFEEのソフトは新しいPCに何週間だか何か月だかがお試
でただで使えるというものが付属していて、使わないように設定し
ておいたものだ。どうもこのソフトが勝手にFFFTP での通信をブロ
ックしていたようだ。
 私にはこの手のウィルス対応ソフトはウィルスの怖さだけを煽っ
て購入させ、実際には役立っているのかどうかは教えないという悪
徳商法にしか思えない。



FFFTP 更新
 2022.7.19

 これまで使ってきたPCが9年半ほど経過し、故障はしてないの
だがいつサドンデスを迎えてもおかしくないのでいよいよ更新をす
ることにした。当然ながらFFFTP も更新せざるを得なく新たにダウ
ンロードして設定しなおすことにした。しかしなにせホームページ
の設定も7年ほど前のことになる。どうやって設定したのかももう
まったく覚えていない。昔の資料を探しながらおそるおそるサーバ
名やアカウントを打ち込んでいったのだが、嫌な予感はあたって、
パスワードが違いますと出て更新が成功しなかった。
 サーバ名やアカウント、パスワードなどは表で記録を取っておい
たのだが、それを見ながら打っているのに違うという。
 まさかとは思いながらプロバイダから供給された通知の控えを捜
し出してチェックすると何と一文字打ち損ねていた。
 パスワードの控えを取るのに文字を打ち間違えるとは我ながら情
けなくなってしまった。とほほ・・・。



ロシア金メダリスト タチアナ・ナフカのアスリートに罪はない はあ?
 2022.3.2

 今回のロシアのウクライナ侵略戦争に対し世界的にロシア選手を
オリンピックや世界選手権から締め出そうという動きが出ている。
その動きに対して、トリノ五輪において、アイスダンスで金メダル
を取ったロシアのタチアナ・ナフカ元選手が「これはやりすぎだ。
選手に罪はない」と発言したらしい。本当にそうだろうか。
 純粋にスポーツをやっているだけの選手ならそうかもしれない。
しかし国というものを背負って個人ではなく国の代表としてスポー
ツの場で争っているアスリートにそんな事が言えるだろうか。
 本当に自分達には関係がないと言えるだろうか。ロシアの選手は
国から金と共に薬を貰ってメダルという栄誉と莫大な報奨金を貰っ
ていると思われている。だからこそ今、ロシアの選手には国として
のオリンピック参加が認められていないのだ。
 私はメダリストとなれるだけの才能を持っている人にはロシアを
捨てるという選択肢があると思う。自国のエゴのせいで戦火に遭い
負傷したり亡くなったり祖国を捨てざるを得ない羽目に遭遇してい
る人達が居る。そんな中で戦争を行っている自国を代表してメダル
を競う。そんな事が許される筈がない。
 過去にメダリストとなった人、これからメダルを獲得できるかも
知れない人。そういうアスリートは即刻自国ロシアを捨てて亡命す
べきだ。祖国を捨てて難民となったウクライナの人を他人事にして
はいけない。ロシアのメダリスト、メダリスト候補たちこそ、自ら
進んで他国へ亡命することによって、自国の大統領が行っているこ
とが暴挙であると気づかせるポテンシャルを持っていると思うのだ。
「アスリートに罪はない」などと自分には関係ないかのように言っ
てる暇があったら、とっととロシアを捨てると表明すべきではない
か。そうでなければやっぱり薬と引き換えにメダルが欲しいと考え
る国の人々のひとりなのだとしか私には思えない。



北京 冬季五輪 開会式を観て    2022.2.5

 昨夜行われた2022年北京冬季オリンピックの開会式を観た。
2時間半ほどの公共放送の録画を早送りしながら観たのだが30分
程度で観終えてしまった。いいシーンになったら通常再生に戻して
と思ったのだが、殆どが早送りのまま終わってしまった。
 以前にも似たようなことがあってこのサイトにも感想をしるした
気がして調べてみたら2018年の韓国、平昌冬季オリンピックの
時だった。その時の感想にこの韓国という国は他国に誇るべき歴史
が全く無い国なのだと改めて思ったということが書いてあった。そ
して今この中国という国が行う冬季オリンピックの開会式を観て同
じ感想を募らせた。もっとも現在の中国という国はそれまでの中国
とは殆ど歴史的には繋がりの無い、第二次世界大戦終結時のどさく
さの間にクーデターまがいの内紛で出来たそもそもが歴史の無い政
権を引き継いだだけの国なので、二千年の歴史がある中国の発展系
という訳ではないのだから仕方のないことなのかもしれない。
 この国での大会にしかオリンピックに出ることが出来なかったウ
ィンタースポーツの選手たちには本当に気の毒という気持しか沸き
起こることが出来ない。



世界史の暗記は必要なのか 2022.2.3

 この所、大学入試共通テストがらみで妙な事件が続いている。最
初は共通テスト中の東大キャンパスで起こった受験生による殺傷事
件。二つ目は共通テストにおける世界史問題の流出事件だ。あまり
に頻繁に起こるのでどの事件がどれだったか訳が分からなくなるく
らいだ。
 そんな事件の報道の中で、二つ目の事件が起きた理由に実行犯と
目される人物が「世界史の問題に自信が無くてやってしまった。」
という発言があったそうだ。この事件については言いたい事が山ほ
どある突っ込みどころ満載の事件なのだが、実行犯と目される人物
の発言に対して「世界史の暗記は本当に必要なのだろうか?」とい
うものがあった。

 何か問題が起こると、それは社会のせいだとか、社会の構造が間
違っているからだと言い出す人が必ず出てくる。問題に対して直接
向き合っていない人だったり、全く関係の無い人の発言だったりす
る。つまり無責任な責任転嫁である。

 私は世界史の暗記はとても重要な事だと思っている。暗記物は誰
でもが得意な訳ではない。しかし学業を進める上で非常に重要なフ
ァクターであると私は思っている。
 世界史を勉強する意味は過去の歴史から学んで未来に生かすこと
だと思っている。それに対してそれだったら暗記しなくても必要な
時にその場、その場で参考書を見ればいいではないかというのが暗
記は必要がないという立場の人の大抵の反論だ。
 私はそうではないと思っている。世界のどこかで何かが起こった
時、「あれ、この話。どっかで同じようなことを聞いた気がする。
何だったっけ。」そう閃く為には過去の色んな事例を頭に入れてお
く必要がある。何か事件が起きてから参考書に似たような事例を捜
したのではこういう閃きは生じて来ない。参考書を読みまくって似
たような事例を捜したのでは、見つけただけで満足してしまって終
わってしまうだろう。大事なのは何処と何処が似ているのか、それ
は何故なのか、それによって結果がどう似てきたのか。違っていた
のは何だったのか。だとすればこの先どうなるのだろうか。そうい
う事を考える為であって、同じ事例を見つけること自体は大したこ
とではない。その先のことを考えるには、似ていることは何だった
か即座に思い出さなければならない。だから暗記は重要なのだ。そ
して世界史の暗記は歴史の勉強に必要なのではない。それは人生の
中で接する様々な問題の解決の糸口を探るときのヒントを与えてく
れるものなのだ。

 最初に暗記物は誰でもが得意な訳ではないと書いた。だから人生
の中で接する様々な問題の解決の糸口を誰でもが得られる訳ではな
い。殆どの人は解決できないまま人生を突き進んでいって失敗する。
しかし誰かは糸口をみつけ、正しい解答に辿り着き、問題を解決す
る。そういう人に全員がなる訳にはゆかないが誰かにそうなって貰
わなければならない。
 大学の入試試験はある思考が出来るような人材を作る為に、思考
に必要となる知識が備わっているかという前提条件を確かめるもの
である。素養が無い人が大学で何を研究しても誰かの猿真似に終わ
るだけで人類の進歩には貢献出来ない。

 世界史の暗記物が必要なのか? そう問う人には「そう、貴方に
は必要がない。何故なら貴方は大学試験に受かって大学で学ぶ必要
がないから。」という答えになる。人類の進歩への貢献には暗記物
が得意であればいいのかというとそうではない。単なる前提条件だ。
問題はそれを材料にして自分で考え人生の問題を解く力を大学教育
の中で自分に習得出来るかだ。だから大学に入りさえすれば、誰で
も人生の成功を掴むことが出来る訳ではない。

 人は誰でも賢くなりたいと願う。しかし誰でもが賢くなれる訳で
はないのは認めなければならない事実だ。願いは必ず叶う訳ではな
い。ならばそういう願いが叶わなかった人は生きていく価値が無い
のかというとそんな事はない。賢くない人も賢い人と同様に社会に
は必要な人だ。だから世界史の暗記が得意でなければ、それを頑張
る必要はないのだ。頑張ったら自分の願いが叶うものに一生懸命に
なればいいだけのことなのだ。誰でもが努力さえすれば同じ願いが
叶うという妄想は捨てるべきなのだとこのような議論を耳にしてい
て常々思っている。



第九を観ていて気づく事  2022.1.5

 毎年、年末になると第九を聴くことにしている。ここ数年は読饗
とN饗の演奏を録画しておいて聴くことが多いのだが、録画し損ね
た年は持っているCDや過去の録画のDVDなどにする。年末が忙
しいと年が明けて一息ついてからというのも多い。

 そんな第九を聴いていて、というか観ていて初めて気づくことも
多い。第九は1時間強という時間が掛かるのでただ聴いているだけ
では集中力が途切れるのか、音楽と違う世界が気になったりするの
だ。
 大抵はオーケストラの女性のうち、誰が一番美人かとか、年々合
唱をやる女性陣に美人が減ってきているなど不純なものが多い。

 一昨年の、つまり一年前の第九で初めて気づいたことは、コント
ラバスには4弦のものと5弦のものがあるということだ。最初は目
が悪くなって乱視で弦が二重に見えるのかと思ったが、どうみても
4本ではないコントラバスがあるような気がして調べてみて、4弦
タイプと5弦タイプがあるのを知った。親族の中にオーケストラに
所属していた者が居るので訊いてみたら、やはり2種類あって5弦
のほうが少なく、確か高価だと聞いた気がする。人生70年近く生
きてきて、初めて知ったことだし、まだ5弦コントラバスの実物は
観たことがない。

 今年初めて気づいたことは第九の演奏中に殆ど動かずじっとして
いる女性が楽団の中央付近に居ることだった。読饗を最初に観てそ
れに気づき、N饗の際に偶々だったのか確かめるように見たらやっ
ぱり中央付近に一人だけじっとしている女性が居る。女性だったの
は偶々なのだろうが、どちらもホルンのすぐ隣だった。
 最初のうちは譜面をめくる為に居る人だろうかとか、なにかのト
ラブルの際の要員なのではなどと思っていたが、読饗の時の最後の
ほうで何かを演奏しているようにも見えた。それでN饗を観る際に
はずっと途中から何か演奏するのかどうか観ていたら第四楽章の途
中、テノールの独唱のちょっと後に楽器を取り上げた。ピッコロだ
った。
 N饗を観終えて、「第九 演奏 じっと座る女」で検索してみた
が何も引っ掛からず「第九 ピッコロ 出番」でようやくピッコロ
奏者が第九の演奏で殆ど出番がないという記事がヒットした。
 考えてみれば、第四楽章の最後のほうでトライアングルやシンバ
ル、大太鼓なども使われるのだが、本当に最後のほうにしか出て来
ない。こちらの方は出番が来るまでじっと座って待っていたのか、
途中から演奏者に混じったのかは確認出来てないが、第一から第三
楽章では出番がないのは間違いないようだった。
 最初から座って待っているのか、途中から入るのかはオケによっ
て様々なのだろう。そう言えば合唱団も、読饗では第三楽章の途中
からいつの間にか入っていたが、N饗では第一楽章の最初から座っ
ていた。途中から入って来られるのは観ている方にも演奏している
方にも迷惑な気がするが、40数分を何もしないでただ出番を座っ
て待っているというのもつらいだろうという気もする。
 第九はもう百回は超えるぐらい聴いている筈なのだが、初めて知
るということも多い壮大な作品なのだとあらためて思った。



市中感染が確認された?  2021.12.30

 マスコミの劣化、特にTV業界が酷過ぎるのは目に余るのだが、
今日もやらかしてくれた。今日のニュース報道の中で新型コロナウ
ィルス感染に関する報道の中で「オミクロン株の市中感染が確認さ
れました」というものが多々見られた。
 市中感染が確認? はあ? って感じである。
 私の理解では、感染経路が確定されないものを責任放棄の一環で
「市中感染」と呼んでいるのだと認識している。それを堂々と、市
中感染が確認されましたなどと厚顔無恥にも報道している。この時
点でテレビはもう終わったなと感じた。
 ちょっと昔のヒット曲、一世を風靡したピンクレディの楽曲に阿
久悠が作詞した「透明人間」という名曲があって、その中の歌詞に
「透明人間、現る、現る・・・嘘を言っては困ります 現れないの
が透明人間です」というのがある。まさしくこれと同じである。市
中感染。「経路が確認されないのが市中感染なのですぅ〜」と大声
で謳いたくなる思いだ。
 報道していたMCアナも、この原稿を書いた放送作家も、この原
稿を放送すべしとしたプロデューサも全てこの事を認識していない。
それだけ今のテレビ業界は終わっているということなのだろう。



皇室 眞子さま結婚騒動について   2021.9.3


 このところ、皇室の眞子さまの結婚騒動に関してマスコミが
ヒートアップを再燃させている。その中で以前から気になっている
ことがある。それは、小室圭さんと秋篠宮眞子さま本人同士の話で
はないものを、マスコミがさも当然のように連日取り上げ、また取
り上げないにしても如何にも関係する映像とばかりに母親の映って
いるものを何度も何度も繰り返して放送している事だ。しかも驚く
のは本当の事実関係を正確に把握していない状態であるにも関わら
ず憶測の報道を印象操作の目的で恥ずかしげもなく垂れ流し続けて
いることだ。

 私は会社に居た頃、新入社員の入社面接に何度も立ち会った
事がある。十年以上はやっていたので、その間にいろいろ変遷もあ
ったのだが、一番驚き記憶に残っているのが「面接で訊いてはいけ
ない事マニュアル」だ。

 その中に、本人ではない親や配偶者、親族などについての質
問はしてはならないとされている。人事面接の手伝いをするように
なった当初の頃はこんなマニュアルは無かった気がする。宗教につ
いて聞いてはならないというの位はあったかもしれない。それがど
んどん厳しくなって行って親や、親の職業などは訊いてはならない
最たるものになっていった筈だ。

 今、マスコミで騒いでいる報道関係者も、自局の人事面接な
どで同じ事を何度も聞かされている筈だ。そして自社の人事面接で
はおそらくそれを守っているのだろう。それが事、有名人、著名人
となると、突然手の平を返したように、近親者のスキャンダルに群
がりたがる。そしてその事について反省のひと言もないのだ。

 マスコミには自浄作用は働かない。BPOなる組織が存在す
るが、お手盛りの言い訳組織でしかなく、大事なところには機能し
ていない。つい先日の某放送局が呑み会自粛を喧伝している中で、
オリンピック報道の打上げ会を実施して、酔った局員が二階から転
げ落ちるという不祥事を起しながら、自局は勿論のこと、他局まで
もが自分の局にまで追求の手が迫るのを怖れるあまり一切報道では
触れず、世間的には「え、そんな事あったっけ」と忘れ去られよう
としている。

 マスコミは互いを批判すべきだ。そうでなければ悪い事が一
向に改善されない。自由主義社会においては、お互いに持ちつ持た
れつではいけないのだ。



SNSって、どうなんだろ・・・? 2019.9.18

 ふと気づくと1年近くこのHPを更新していないことに気づいて
しまった。他にブログを3本、HPを1本立ち上げていて、それら
はまあ、それなりに更新はしているので、こちらまで手が回らない
というのはある。ブログ3本、HP2本の使い分けに悩んでいると
いうのもあるかもしれない。
 割と最近、フェイスブックにアカウントを登録してしまった。ツ
ィッター、フェイスブック、インスタグラムといった所謂SNSと
いう類には極力近寄らないようにしようと思っていたからなのだが、
ある人が私のブログに書いたコメントに更に意見を言おうとしたら
フェイスブックのアカウント入手が必要だというので、つい登録し
てしまったのだ。まだ、自分の記事は載せていない。
 ブログに9年弱、自前HPは8年弱立ち上げてみて、未だにSN
S関連はセキュリティ上の不安から手を出せていない。見ていくと、
フェイスブックは何故か私の高校の同級生が多数参加しているよう
だ。だからと言って食指が動くというものでもない。みんな、大丈
夫と思って参加しているのだろうか・・・?



久々の更新 2020.9.1


 前回に引き続いて久々の更新だが今回もエッセイを一篇追加した。

3箇月半ぶりということになる。

 今回も同じ記事をブログのほうにもアップすることにした。



中秋の名月 2018 2018.9.25

 つい昨日、今年の中秋の名月を鑑賞出来た。今年は天体ショーが
オンパレードの年だったが、天候には恵まれなかった。今年の十五
夜も天気は崩れるとのことだったが、夕刻、もしやと思って外に出
て見たら雲の合間に綺麗な月が出ていた。久々に今日の一枚にも画
像を更新しておく。



伏見稲荷の清め水 2018.9.3

 先週、京都に旅行で行ってきた。連日の猛暑日続きだったが、そ
の炎天下の中、伏見稲荷へ初めて行ってみた。千本鳥居を半分まで
上がったところで、余りに暑かったので持参したネッククーラーの
布をお浄めの水で濡らして首を冷やすことにした。私はキリスト教
のカトリック信者なので、お浄めの水をこういうことに使うのには
抵抗がない。
 前回新幹線のトイレの飲めない水について言及したが、神社仏閣
のお浄めの水は通常飲めない水とされている。中には湧水を利用し
ている所もあるのだろうが、推察するに9割以上は上水である水道
管に繋がっているのだろう。
 この水は飲めませんとは通常書いてないが、この水は飲めますと
書くのも神社仏閣側からすれば憚られる事なのだろう。

新幹線トイレの飲めない水 2018.8.29

 前回は街の公衆トイレで見掛けた不思議な注意書きを話題にした
が、今回は新幹線のトイレで見つけたもの。「この水は飲めません。
Do not drink!」というものだ。この手の注意書きは新幹線のトイレ
に限らず時々見掛ける。
 不思議なのは、今の世の中「飲めない水」がそう簡単に手に入る
だろうかという事だ。例えば川の水。清流のように見えても、地上
を流れている川の水は雑菌が多く繁殖していることがあって、基本
的に呑んではならないとされている。しかし新幹線のような最先端
の文明機器に川から水を汲んで載せるだろうか。常識的に考えて上
水道から汲むとしか考えられない。
 プールの水もそうだ。長く地表に放置するので、その間に雑菌が
繁殖するので一般的には呑んではならない水とされている。その事
から考えると新幹線の手洗い用にタンクに注入される水は元は水道
水だったが、雑菌が繁殖するほど長い期間放置されるのだろうか。
新幹線のようにひっきりなしに運行し、とてつもない多くの人間を
運ぶ車両に設置する手洗いの水用のタンクが、何日も交換されない
などということがあるのだろうか。
 もう一つ別の視点だが、飲めないような水で手を洗っても清潔な
のだろうかということだ。トイレの手洗い用の水が飲めないという
のは(別に呑みたい訳ではないのだが)何か矛盾するものがあるよ
うに思えてならない。
 ちなみにだが、我が街の運動公園にあるトイレの手洗い用の水道
には「この水は飲めます」と注意書きがある。トイレに設置される
イコール飲めないということではないようだ。


TOTO の注意書き 2018.8.2

 街へ出て、公衆トイレを使う際に何時も思うことがある。トイレ
(男性用小便器)に「人の居ない時でも水の流れる事があります。
配管の詰まりや臭いを防ぐ為です」というものだ。
 人が居ない時に流れたって、それを見る人は居ない筈だ。だって
居ないんだから。何の為にこの注意書きは必要なのだろうといつも
思うのだ。

ウォーキングマシン 2018.7.31

 ふと気づいたら2箇月以上更新していなかった。諸般の事情はあ
るのだが、ブログを3つ、ホームページを二つ併行して運営するよ
うになったのが大きい。
 つい先日、妻がウォーキングマシンなるものを購入した。ランニ
ングマシンの初心者向けみたいな感じだ。ランニングマシンとして
も使えるようだが。
 家庭用初心者向けみたいで、最長30分で、30分使ったら1時間以
上休ませる必要があるとの事。モーターの過熱防止らしい。それに
しても驚いたのは値段だ。幾ら家庭用、初心者向けとはいえ、一桁
値段が違うと思った。世の中の進歩は凄い。


SSD 在庫の謎 2018.5.16

 つい先日の事だ。我が家に最寄の有名家電量販店に買物に行った。
SSD、つまりソリッド・ステート・ドライブだ。と言い換えても
知らない人には何の事か全くわからないだろう。HDD、つまりハ
ードディスクドライブと言っても同じ様に判らない人はいるかもし
れない。ま、それはそれとして、HDDではないSSDを私は買い
に行ったのだが、見つからないので店員に訊いてみると、さあ判ら
ないことは何でもお聞きくださいみたいに手を擦りすりしながら近
づいてきた店員にSSDは何処にありますかと訊くと、実に拙い事
を聞かれたみたいな顔をして「あのお・・・SSDは置いてないん
ですよぉ」と宣うたのだ。(あれっ、何か拙い事、訊いちゃったか
な)と内心思った。内部事情がきっと何かありそうだった。しかし
今時、SSDを置いてないなんて・・・。

アボカド・カッター 2018.5.15

 割と最近だが、アボカド・カッターなるものを購入してみた。テ
レビ番組で紹介されていて、偶々それを扱っている店に行く用があ
り、ついでに購入してみたのだ。使い勝手は物凄く良いというほど
ではないが、それを使ってみたいが為にアボカドを以前より積極的
に購入するようになったのはいい点かもしれない。

avocado cutter

麻生邸 見物 2018.5.12

 今日の表題だが、うっかり麻生邸 訪問と書きそうになってしま
った。幾ら何でも私はそんなに偉くない。
 このゴールデンウィークにミーハーな妻が一度でいいから是非松
濤界隈を歩いてみたいというので、一緒に散策してついでに麻生邸
を観てきたのだ。
 麻生発言には時々吃驚させられるが、あの屋敷を観ておくと(さ
も、ありなん)と不思議に納得出来る。25億円の相続財産だそう
だ。およそ庶民感覚などというものからはかけ離れている。まあ、
一国の総理や財務相に庶民感覚が重要かどうかは微妙なところでは
あるが。
 画像はギャラリーの今日の一枚に載せておくことにする。


ミー・ツー 2018.4.23

 昨日だったか、一昨日だったかにテレビの報道番組で「Me, too」
というプラカードを掲げた左巻きの女性議員集団の映像が流れた。
財務省内へ押し入ろうとしているのを男性警備員たちが立ちはだか
って阻止していた。その映像をよく見ると、男性警備員は下を向い
てはっきり表情に出してはいないが、明らかに笑っているのがわか
る。決して戦々恐々とはしておらず、女性軍団たちとは明らかに表
情がことなる。女性議員たちの先頭は福島みずほだったと思うが、
明らかにおかしい。だって「ミー・ツー」とは私も(セクハラを受
けた)という意味の流行語で、福島みずほは少なくとも対象外だろ
う。これに対する答えは「ユー、ノー(アンタは違うだろ!)」福
島みずほにセクシーさを感じる男が居るだろうか。

ドラマの出来、不出来 2018.4.18

 前回のひと言は前クールのドラマについてだった。坂元裕二とい
う人の脚本でとは書いたのだが、後でよく調べたら昨年流行ったド
ラマの中で、「カルテット」という秀作があって、これも同じ脚本
家だった。というか密かに好きな作品「最高の離婚」も更には「東
京ラブストーリー」までこの人の作品だった。更に驚いたことには、
この方は東京藝大の教授まで務めているとの事だ。
 ドラマの世界では時々このような凄い人が出現する。倉本總や早
坂暁、もっと古くは鎌田敏夫なんていうのも居るし、亡くなられた
向田邦子さんも居た。
 前クールの中で、居並ぶこの手の巨匠の一人とも言える人として
井澤満という人が担当していた作品があったような気がしたと思っ
て調べてみたら「明日の君がもっと好き」だった。私はドラマとし
てよく出来た作品だったと思うが、評判は人によってかなり分かれ
るようだった。
 そんな事を思いながら最新クールの作品のひとつ「正義のセ」を
観てみた。吉高由里子主演ということもあって、かなり期待したの
だが、キャストと主題歌の福山雅治におんぶされただけの駄作だっ
た。やっぱりドラマは脚本だと思う。ひと言がついつい長くなって
しまった。


2018年第一クールのドラマを観終えた 2018.4.16

 つい先日、録画で溜まりに溜まっていた今クール、いや今となっ
ては前クールのドラマを漸く観終えた。今回は何時になく力作が多
く見応えがあった。中でも良かったのが「anone」だ。坂元裕二と
いう人のオリジナル脚本で、「Mother」、「Woman」に続く三作目と
いう事らしいが、正直「Mother」も「Woman」も余りに暗く、悲し過
ぎて最後まで観切れなかった。しかし今回の「anone」はそれに加え
てユーモアもたっぷり含まれていて最後まで愉しむ事が出来た。


池坊保子、出て来いやあ!!! 2018.4.6

 相撲界がまた問題を起した。しかも今回は全世界に批難が巻き起
こっている。勿論あの救命女性に土俵を降りろとアナウンスした件
である。こういう時こそ、池坊保子が相撲協会評議員議長として公
式にアナウンスすべきだ。都合のいい時ばかりしゃしゃり出てんじ
ゃねえぞ!!!


ブログとの棲み分け 2018.4.2

 このHPを開いてからほぼ丸三年になる。今日のひと言も初めて
2年半ぐらいだ。これとは別にブログを三本立ち上げていて、その
うちの一本とこちらの今日のひと言が内容が被ってしまっている。
それで今後は世間に対しての意見は下記ブログ

ブログ : 鵜の眼・鷹の眼ご意見番

のほうのみを活用することにして、こちらのHPは自分の作品のア
ーカイブ用に、今日の一言は本当にひと言だけにしようと思う。


日本の暗黒事件 読了 2018.3.22

 ノンフィクション作家の森功(もり いさお)という人が書いた
「日本の暗黒時代」という本を読んだ。評論家の宮崎哲也が推薦し
た図書だったと思う。
 1960年に犯罪白書の第一版が公表された以降の、日本の社会
を変えたと言われる大事件を取り上げて紹介しているものだが、確
かに隔世の感がある。
 一番驚いたのは、一番最初に取り上げている事件の1970年、
よど号ハイジャック事件だ。私も微かに記憶にはあるが、知らない
事もあった。ハイジャック犯に平壌を目指すように言われたのだが、
燃料が足りなくて一旦福岡空港に降り立ったそうだ。その時、機長
は国交のない北朝鮮の平壌への航路が判らないから地図を要求した
のだが、届けられたのは中学生が地理の授業に使う学習地図のコピ
ーだったという。ゼロックスもまだ普及していない筈の時期なので
コピーではなく頁を切り取ったものだったかもしれない。
 もう一つは平壌に直接向かわずに韓国の金浦空港へ降り立ったと
いう話だ。その際にハイジャック犯に平壌に着いたと思わせる為に、
贋のチマチョゴリを来た花束を持った女性たちに出迎えさせたとい
うのだ。おそらく当時、そんな事実は報道されていなかったに違い
ない。初めて聞く話だった。


あれっ、この声は? 2018.3.16

 ちょうど一年ぐらい前だが、テレビの画面を見ないで音声だけ聴
いていると自分が想像していたのと全く違う人物が喋っていること
があると書いていた。
 その時はSMAPの香取慎吾とロンドンブーツ1号2号の田村淳
だった。つい最近だが、デジャブ的な感覚で同じ様なことがあった。

 最近、ドラマ「明日の君がもっと好き」で一躍注目されてきた女
優、森川葵だが、この声を聴いていて(あれっ、何処かで聴いたこ
とのある声だな)と思った。暫く考えていて、こちらも最近注目さ
れたり、ネットで炎上したりしている国際政治学者の三浦瑠麗だと
気づいた。鼻にかかったようなハスキーボイスが将にそっくりなの
だ。


何処までも駄目な野党 2018.3.13

 財務省の公文書書き換え問題がまた喧しく報道で流れている。そ
の中でも特に私が気になるのが、野党の各位が発言している意見だ。
「これはまさしく・・・と言う他ない」みたいな発言が多いのだが、
それらの発言には(何故なら)が無い。つまり現野党の発言は悉く
と言っていいほど論理的な意見になっていない。それだけ浅薄だと
いうことなのだろう。政治家がそこまで低次元になっているのは、
それでもその中身の無い話をマスコミがいちいち取り上げるからだ
ろう。マスコミの番組作りの浅薄さはもはや言わずもがなではある
のだが。


マスコミの印象操作 2018.3.9

 ラジオのニッポン放送で高嶋ひでたけの朝ラジという番組が終わ
るそうだ。今朝の番組で石破茂がゲストで出ていたのでちょっと聴
いてみた。石破発言は相変わらずなので取り上げないが、パーソナ
リティの高嶋ひでたけのほうはちょっとどうかなという発言があっ
た。石破氏の意見を受けてちらっとだけ喋った一言だが、(森友問
題、財務省公文書書き換え問題について)「まあ世論的にはみんな
何かあったと思ってますけどね・・・」というのがあった。こうい
うのを将に印象操作というのだなと思った。マスコミがみんなそう
思っているという報じ方をするのが一番危ない。
 役人が何人も判子を撞きながら回している書類なんてどうせ何度
も書き換えが行われているなんてのは調べてみるまでも無い事だと
わたしは思う。それをさもとんでもない悪事があったかのように取
り上げ私達は怒っていると国民を代表していっているかのように発
言しているのはマスコミであって、本当に世論なのだろうか。報道
は事実を淡々と伝えるべきであって、国民の思いを忖度したかの様
な発言をするのは印象操作に他ならないと思う。
 高嶋ひでたけという人の番組はもう三十年近く聴いているが、時
々この手の問題発言がちらちら出てくる。まあ、日曜に劣悪報道番
組をやっている某テレビ局の酷さに比べれば可愛いもんだが。



炭素の行方 2018.3.6

 前回書いた記事の続きである。光合成、昔の言い方だと炭酸同化
作用だったと思うが、ネットで調べたら大抵はデンプンになるとあ
った。なるほどサツマイモなんかだと葉っぱで光合成された炭素の
化合物は根に送られて芋になるという訳なのだろう。しかし森林の
木々に芋やデンプンが出来るとも思えない。と考えてはたと気づい
た。樹が成長するのに使われているのだ。つまりセルロースという
炭水化物になって、成長していく樹の幹になっていくのだろう。
 しかし森は永遠に成長し続けることは出来ない。原生林って、最
後はどうなるのだろう。原生林はともかく、普通の生活している場
所に隣接している森林だと伐採せざるを得ないだろう。伐採されれ
ば木材になる。そのまま燃すか、何かの材料として使った後廃材と
して燃したら、また二酸化炭素になって元の木阿弥だ。うまく化石
燃料になってくれればいいサイクルが出来るのかもしれないが、そ
れには何万年もかかるのだろう。そんなに待てるのだろうか。


脱炭素化(?) 2018.3.1

 今日、偶々国会中継で参議院予算委員会を観た。その中で野田聖
子だったと思うが、質問応答で「脱炭素化社会の実現」のような事
で脱炭素という単語を連発していた。私自身は初めて聞いた言葉だ
ったので、何時の間にそんな造語が出来たのだろうと訝しく思った。
炭素系化合物を酸化させることでエネルギーを発生させることを止
めるという意味なのだろうが、随分投げやりな造語だと思う。簡略
化すればいいというもんではないだろうと思うのだが。脱炭素など
という言葉を使って表現するというだけで、本質的な事を如何に考
えていないかが透けて見える気がする。
 ちなみに、私自身はエネルギーを得るのに化石燃料を使った分だ
け光合成をする植物を増やすようにすればいい(この事を英語でカ
ーボンバランスと言うらしい)と短絡的に思ったのだが、植林して
森を増やしていった際に森の緑が光合成によって取込んだ二酸化炭
素の炭素原子はどこへ行くのだろうと考えてはたと思考が止まって
しまった。まさに私自身、本質的には考えたことがなかったという
ことだろう。


低レベルなフィギュア報道と解説 2018.2.21

 昨日に引き続き、目に余る日本選手偏向報道にひと言。もう暫く
前になってしまうが、フィギュアスケートの様々ある競技に先だっ
て団体戦が行われた。この報道の中で日本が最終結果で5位になっ
た時に、非常に残念な結果になってしまったと某公共放送のアナウ
ンサがのたまったのだった。この言葉には呆れてしまった。ペアと
アイスダンスで世界で戦える選手がまだまだ育っていない中で、日
本が5位を取ったというのは私に言わせれば驚異的な躍進だったと
思っている。スポーツが専門のアナウンサではなかったのかもしれ
ないが、余りに非常識過ぎて、残念という言い方は、足を引っ張っ
てしまったペア、アイスダンスチームにも、結果的に足を引っ張ら
れてしまった男子、女子のシングルチームにもとても失礼な言い方
だとは思わないのだろうか。


恥ずかしい偏向報道 2018.2.20

 先日、偶々羽生結弦選手が金メダルを取るスケーティングの実況
報道で、海外メディアが外国語で解説しているのを観る機会があっ
た。フランスの放送局がフランス語と英語とで実況していた。勿論、
羽生は絶賛されていたのだが、聞いていて日本人の一人として恥ず
かしくなった。というのは日本の報道で、金メダルを取る外国人選
手をここまで讃える報道というのをここ暫く観たことがなかったか
らだ。日本人選手に偏ったオリンピック報道というのは回を重ねる
に従って益々甚だしくなってきているように思う。嘗ては素晴らし
い演技をする外国人を讃える報道というのは日本にもあった。もう
十年以上は前の事かもしれない。このままで行くと隣国の卑しき民
と日本人も肩を並びかねない。


人面鳥と卑しき民 2018.2.13

 2018年冬季オリンピックが開催中なので、なにかと朝鮮半島の話
題がのぼりがちだが、その中で、韓国や朝鮮半島のそもそもの歴史
について考えてみた。それでこのホームページの中のエッセイに
「平昌五輪 開会式を観て」と題して主に朝鮮半島の歴史に関する
私見を少し書いてみた。内容はそちらを参照して欲しいのだが、こ
こでは一点。開会式に出てきた人面鳥について。自国の歴史を(例
え神話的な空想の世界だとしても)あんな醜い物を歴史的な象徴と
して使うということに関して韓国人(朝鮮人?)は抵抗が無いのだ
ろうか。それだけ、かの国には他国に誇れる文化的遺産が無いとい
うことの象徴なのだろうか。


平昌オリンピック 2018.2.10

 2018年冬季オリンピックが始まっているが、どうも私はこれを楽
しんで観る事が出来ない。元々オリンピックは平和の祭典などと言
うのはまやかしで、商業的興行の最たる物と思っている。その上、
今回の五輪は韓国と北朝鮮の政治利用の最たるものだ。不快感を感
じずには観る事が出来ない。特に私はムン・ジェインという大統領
の顔を観る度に虫唾が走る。現職の沖縄県知事を観る時と同じぐら
い不快な気持ちになる。そんな思いをしてまでオリンピックの観戦
などしたくない。早く終わって欲しいという思いでいっぱいだ。


相撲協会とNHK 2018.1.5

 昨日だったか、相撲協会が貴乃花理事の解任を発表した直後の池
坊保子という人の会見をテレビで観た。客観的に見たつもりだが、
何てひでえ組織なんだと胸糞悪くなった。しかしそれを報道してい
たのはNHKでどちらかというと好意的に取り扱っていたように思
えた。その後、池坊保子ってどんな人間なのか調べてみようとネッ
トを探るツイッターでボロクソに扱き下ろされていて、好意的、同
情的な意見はひとつもなかった。それを見てNHKって相撲協会と
似ているなというのと、あ、テレビの時代は終わったんだなと思っ
た。終わってるテレビ業界の公共放送だから、最高裁も多少同情的
な判決を出したのかもしれない。


潮 匡人著 誰も知らない憲法9条 2017.12.31

 今年最後のひと言になる。今年も年末に京都を旅行してきた。そ
の車中で題記の著作を読了した。人に言われるまで知らない事とい
うのはあるものだとつくづく思った。憲法、それも9条については
知ってるつもりになっていたが、指摘されて初めて、ああそうだっ
たのかと知らされることの何と多いことか。潮さんはテレビ、ラジ
オなどでコメンテイターをされているのを時々見るが、将にああい
う人を慧眼と言うのだろうと思った。


佐藤勝 ゼロからわかる世界の読み方 2017.12.21

 佐藤勝氏の書いた「ゼロからわかる世界の読み方」をついこの間
読了した。同氏の意見は賛同出来ない部分も時々あるが、とにかく
知らない、知らなかった事をいろいろ教えてくれる本ではある。
 本の内容からはずれるが、北朝鮮の金一族の事が後半いっぱい出
てくる。そんな際に名前(漢字)と読み方(カタカナ)が皆んな似
ているので誰の話だったか混乱してしまうので、本の栞としてこん
なものを作ってみた。
kims








NHK 問題 最高裁判決 その2 2017.12.15

 件の判決が出た後、ネット上のニュースを見ていて以下の物をみ
つけた。
-----
 一方、NHKの職員からは安堵の声も聞かれた。制作部門の40
代の職員は「正直ほっとした。今後は視聴者に納得してもらうため
にも粛々といいものを作っていくほかない」と話した。
<2017.12.6 産経ニュースより>
-----
 やっぱり作っている人達も、世間からの冷たい目を感じていたの
だ。今後は云々のくだりは、それまでは違っていたということなの
だろう。


NHK 問題 最高裁判決に思う 2017.12.7

 題記の件について最高裁判決が出された。報道番組でも扱われて
いるが、何時もながら報道では本質的なところがきちんと解説され
ていない。それで判決主文をダウンロードして読んでみた。これも
いつもながら法律家の文章が難解というよりもわざと判りにくくし
ているとしか思えない。正直言って、何故そういう結論になったの
かが何度読んでも判らない。国の最高司法機関として怠慢としか思
えない。怠慢と思う理由は理解しがたい判決文を当り前かのように
平気で出していることだけではなく、NHKの種々の問題点につい
て殆ど何も触れていない点だ。そんな程度の判決文なら最高裁から
出す意味がない。


日馬富士に思う事 2017.11.30

 日馬富士の事件についてはもう散々報道されているので今更私が
書くことはないかもしれない。ただ幾つかの事実からまだまだ明る
みに出ていない闇の世界の真実があるようにしか思えない。週刊文
春がそれらを若干示唆しているらしいが、読んではいないが想像は
出来る。
 日馬富士の引退会見を観ていて、江戸時代のこれから自害する武
士の姿を想像してしまった。しかし素晴らしい姿だったとは思えな
かった。角界の闇は相当深いのかもしれない。


この時期に思う事 2017.11.22

 この時期になると、毎年思うことがある。それは喪中はがきが届
けられた時に感じることだ。近親の亡くなられた方に対し、喪に服
して追悼する為に華やかなことを避けるという意味で始まったらし
いのだが、本当にそういうつもりでこれをやっている人がどれ位い
るのだろうか。新年に年賀状を出すことが亡くなった方の心をない
がしろにするようなはしゃいだ行いだろうか。世間体だけを気にし
た行為に思えてならない。その年賀状でさえ、アケオメのメールで
済ませて、どんどん出さない人が増えている。そんな中で喪中はが
きを出す事そのものが形骸化していないだろうか。


代表辞任の絶妙のタイミング 2017.11.15

 小池百合子東京都知事がまたしても代表を辞任して仕事を放り投
げる絶妙のタイミングを選んだ。角界の大騒動だ。それでもさすが
に小池氏のニュースはアピール度が強いせいか、二番目ニュースに
はなったものの、報道から無視されることはなかったようだ。


残念すぎるドラマ 陸王 2017.11.9

 今クールで一番期待していたTBSのドラマ、陸王の初回を漸く
録画で観ることが出来た。何せ下町ロケットの池井戸潤の原作だ。
メインの配役に役所広司、寺尾聡と豪華キャストだ。イケメンの若
手も揃えている。しかし配役を豪華に揃えると外すドラマも多いの
で、一抹の不安はあったが、見事に予感は的中した。初回が110
分、二回目も70分といい加減にしろと言いたくなる延長。それが
時間を忘れさせる展開なら許せるのだが、まだ終わらないのかとつ
い早送りをしたくなる。実際初回は我慢して通常速度で観たが、二
回目は殆ど早送りしてしまった。
 TBSの、こんな豪華な番組をお前らに見せてやってんだぞ的な
上から目線の作り手の傲慢さがぷんぷん感じられる。どうだ、感動
しただろうっていう感動の押し売り的な演出が臭すぎて観ていられ
ない。
 TBSは報道でも腐ってきているが、ドラマはもっとなのかもし
れない。


酷過ぎる報道番組 サンデー・モーニング 2017.11.5

 日曜の朝、日本シリーズ最終戦の結果が知りたかったので実に久
々にTBSのサンデー・モーニングを観てみた。スポーツコーナー
にはまだ少し早い時間だったので、報道部分の前半の最後の方をま
だやっていた。相変わらずの偏向報道だ。以前にTBSはKBSで
はないかと書いたことがあるが、未だに疑わしい。与党が国会審議
の時間を各党の取得議席の割合にすべきという主張を批判して従来
の与・野党、2対8にすべきだというのだ。その主張にも一理はあ
ると思うが、ここ数年の野党の質問内容は酷過ぎる。あんな事に時
間を使う位なら、多少お手盛りになろうとも、安保法制や憲法論議
など、内容にそった議論を深めたほうがよっぽどマシなのではない
かと思う。


金に汚い政党 民進党 2017.10.30

 ずっと気になっている事がある。民進党が民主党時代から政党交
付金として得た税金を埋蔵金として百数十億も溜めこんでいる件だ。
それを党がどう変わろうと、どう民意を失って議席を減らそうと、
自分たちの金として分けあおうとしている件だ。枝野も前原も、勢
いのある山尾も蓮舫もその事を口にしようとはしない。旧民進党の
老害たち、菅、野田といった連中は言わずもがなだが。


山尾志桜里という嘘吐きについて 2017.10.24

 昨日のひと言で言い忘れてしまった事があった。山尾志桜里とい
う議員についてである。私はこの人の選挙区民でもないので、あま
り詳細にはこの人物について知らない。しかし只一点、はっきり言
えるのはこいつは嘘吐きだと言う事だ。不倫を否定して当選したと
いう事実に私は憤りを覚える。
 私は不倫という事実自体は否定していない。愛というのは様々な
形態があるもので、それを第三者である他人が否定すべきではない
という立場だ。
 しかし山尾氏の場合は明らかに不倫であって、それを否定して当
選したというのは許せない。もし不倫を肯定して、家庭生活を精算
した上でやり直しますと言って選挙に出たのであれば応援したいと
思う。しかしこいつは嘘を吐いて白々しく男女関係はありませんな
どと潔白を装って選挙に出ているので絶対に許せないと思うし、こ
の選挙区の有権者をバカだという他はないと思う。嘘を吐く人間は
絶対選挙で選んではならないというのが私の立場だ。


衆院選にひと言 2017.10.23

 怒涛の嵐とも言える台風21号の通り過ぎる中、今年の衆院選は
行われ幕を引いてしまった。
 今回の選挙で納得できないのは、ふたつのデッドヒートの結果。
一つは新潟4区の金子恵美対菊田真紀子。この選挙区民ではないの
で、余り詳細には知らないのだが、菊田という人の背景がよく判ら
ない。一方の金子のほうは夫の不倫と公用車での実子の保育園送迎
が問題になった人だ。公用車の送迎使用の是非については議論が煮
詰まっていなくて、私個人としては公用車利用を制限すべきではな
いと思っている。これについて反論を述べている人は現実を直視し
ていないと思う。もしこの公用車利用が金子氏の敗因になったのだ
としたら、新潟四区の有権者をアホと切り捨てるほかないと思う。
 もう一つの納得できないデッドヒート。それは神奈川16区、ご
とう祐一対義家弘介だ。この二人は過去何度も当選、敗退を繰り返
し、その度に負けた方が比例復活を果たしている。こんな民主主義
を否定し続けている選挙区があるだろうか。私自身は後藤も義家も
支持しないが、腐った選挙区の代表だと思っている。


運転免許更新で思う事 2017.10.19

 今日、地元の警察署へ行って運転免許証の更新手続をして来た。
色々感じることがあった中で一番に思ったのは、警察署の運転免許
更新手続きほどAI(人工知能)による省力化が合う仕事はないだ
ろうというもの。以前に比べれば更新申請書も機械で自動的に作成
してくれるようにはなったものの、それ以外でも、というか殆ど全
ての作業が機械でも十分に出来るものだった。ちなみに申請書の機
械による自動作成も三年前に既に導入されていて、その時から殆ど
進化していなかった。
 ちなみに私が住む街の地元の警察署では免許証用証明写真を持参
することになっている。しかしその為に私がスーパーの脇にある証
明書用写真撮影機で取得した際も完全無人機だった。これをそのま
ま警察署に導入すればいいだけのことなのに・・・。そもそもマイ
ナンバー取得でさえ、携帯やデジカメで撮ったデジタル情報で充分
だというのに。視力検査もわざわざ人が付いてやる必要性が何処に
あるのか判らない。全部機械に向かってボタンを押すだけで出来る
筈だ。視力検査でNGになった人の対応だけ人がやればいいと思う。
しかしこれさえもAIが発達すれば、どんな場合でも機械で出来て
しまうと思われる。
 そういう機械化が進まないのは行ってみて二つあると思った。ひ
とつは警察官が暇にしていたいから。更新に出向いてみて待ってい
る間、ずっと奥のほうから男性と女性の話し声が聞こえてきていた。
明らかに署員同士の会話で、よっぽど暇なんだなという他愛もない
話を延々としているのだった。もう一つは警察署はよっぽど予算が
無いのだろう。講習の際に見せられたDVDを映していたのはブラ
ウン管のテレビ受像機だった。予備がもう一台あったが、それもブ
ラウン管式。よくまだこんなものが残っていたなあと思うのだった。
そのくせ、講習用のテキスト配布、収入印紙の販売は交通安全協会
なる正体不明の団体に委託している。税金が間違いなく廻って無駄
に使われているのだと思われるが、こんな事してるから省人化には
予算が廻らないのだろう。


根拠無き安倍おろし、安倍批判 2017.10.17

 衆院選が公示となり、街頭でも選挙カーの騒音が喧しくなってき
ている。テレビの報道も衆院選一色に変りつつある。そんな中で気
になるのは政権与党、自民党、公明党以外の政党、つまり野党陣営
の安倍おろし、安倍批判の声、特に旧民進党系の人達の声だ。つま
り何がいけないから安倍批判、安倍おろしなのかがさっぱり見えな
いというのが問題だと私は思うのだ。争点が見えない選挙という言
い方もあるが、まさにこの点、野党は安倍政権の何が駄目でそうで
はない何をしようとしているのかが全く語られていないのが問題だ
と思うのだ。現政権与党と野党のどちらを応援すべきか、応援した
いかという話にまで至っていない。ただ現政権与党さえ倒せば、別
に根拠は無くてもいいのだという開き直りの野党しか居ないように
見えてならない。私は自民党びいきであるつもりは毛頭ないが、現
政権与党の進める政策に今の所問題は見つけられない。


柚木麻子 BUTTER 読了 2017.10.10

 今年に入ってまだ直ぐの頃、おそらく2月か3月に某ラジオ番組
の紹介で二冊の分厚い本を入手した。一冊は直木賞受賞の恩田陸、
蜜蜂と遠雷全編版。もう一冊は冒頭タイトルの柚木麻子という人の
BUTTER。直木賞受賞作の抄録の方をオール讀物3月号で入手して読
み、分厚い全編単行本を読み始めたのが4月。読了が6月半ば。そ
の後、清水潔という人の、これもやや分厚い南京事件を調査せよと
いうのを読んでいるので、なかなかBUTTERにまで辿り着かなかった。
 先月末から読み始めて約2週間で読み切ったことになる。最近読
書に割ける時間がなかなか取れない私には、この分厚さを2週間と
いうのは自分でも吃驚するぐらいだ。
 本編ではマジカナという名で紹介されているが、モデルになった
人物は木嶋佳苗という殺人容疑者。連続練炭殺人やブログに載った
顎だけ美人の謎の写真などで一時有名になった女性だが、今はすっ
かり人口に膾炙することがなくなった。木嶋佳苗の実際とどれだけ
内容が一致しているのか、全くのフィクションなのかは判らないが、
なかなか面白く読めた。ただ、一般の人受けするか、特に最終章に
近い部分は料理をしない人にとっては只疲れるだけかもしれない。
この小説でも取り入れられている七面鳥を料理するくだりは、私自
身も子供が未だ小さかった頃10年くらい毎年のように七面鳥を焼
いていただけに、うんうん、そうそうと頷ける内容ではあった。


忍び寄る魔の手 2017.9.26

 つい先日、我が家の郵便受けにある新聞が投函されていた。何処
かの宗教団体のチラシみたいなものかと気にも留めていなかったの
だが、ふと妙な文字が気になってじっくり読んでみた。気になった
のは「明年七月に」というフレーズだ。「明年?」はて、何だろう
と思ってネット検索で調べてみると、来年とほぼ同義で、古くは日
本語でも使われていたとある。つまり今は普通の日本人なら使わな
い言葉ということだ。文章は明らかに「日本人が日本人向けに書い
た」文章であるかのようにしているが、明らかにおかしい。中国な
のか韓国なのか北朝鮮なのかは判らないが、おそらくその三国のう
ちのどれかの工作員が工作活動の一環として配布しているのは間違
いないだろう。文面の調子からすると、北朝鮮の報道によく似てい
る。
 おそろしいのは、現政権(安倍内閣)の森友、加計問題にかなり
の紙面を割いて批判していることだ。つまりは森友、加計問題は近
隣のアジアの国のスパイに依って作り上げられた工作活動である公
算が高いということだ。しかもそれをまことしやかに信じさせられ
ている日本人も少なくないというのが怖ろしいことだ。


小選挙区制 2017.9.19

 今日、テレビの某番組で元衆議院議員、前横浜市長(たぶんそう
だったと思う)が喋っていた発言が気になった。それは「小選挙区
制というのは(人ではなく)政党を選ぶ選挙なんだ」というものだ。
なるほどと思った。小選挙区ではそもそも当選する人が少ない。だ
から同じ政党は候補を何人も立てない。逆に人物で選ぼうとしても
少ない候補者だから選択肢は殆どない。そういう事なのだろう。だ
から「このハゲ―っ!!!」議員でも当選するという仕組みなのだ
ろう。
 安倍晋三内閣が衆議院解散を近々行うと発言したらしい。多分、
そうなのだろう。私はどちらかというと、この第二次安倍内閣を支
持している。しかしその安倍内閣を選んだ国民は支持していない。
その前政権だった民主党(当時)があまりに酷かったというのが安
倍政権が誕生出来た理由だったと思っている。今の民進党は一時政
権を持っていた旧民主党時代より一回りも二回りも悪くなっている。
それが野党第一党(いまだに)である。そんな中で総選挙をやって
いい結果が出る訳がない。自民党が勝つかどうかではなくて、いい
政治家が選ばれるかどうかなのだ。もう一度言うが私は安倍内閣を
支持してはいるが自民党を支持している訳ではない。民進党などが
もう一度政権を握ったら酷い事になるから仕方なく自民党に入れて
いるのだ。そんな選挙がいい結果を産むとは思えない。


忍び寄る危機 2017.9.14

 今日、不審な報道を見た。安保法制によって既に過去に数回、日
本海に配備されている米国イージス艦に自衛隊の船舶によって海上
給油が行われたというものだ。この報道が言わんとしていることは
ぼかされてはいるが、自衛隊はこんな悪い事をしているんだぞと言
わんばかりだ。これじゃあ北朝鮮からミサイル攻撃を仕掛けられた
としても自衛隊のせいなのだと言わんばかりだ。
 こんな報道をしている放送局(敢えて名指しはしないが)は金の
為なら何でも報道するという輩の集団であるのは間違いない。何処
からの金で動いているかは言わずもがなだ。若者がテレビ離れをし
ているのは案外先見の明があるということなのかもしれない。


日野皓正と坂上忍 2017.9.4

 日野皓正ビンタ事件が最初に報道されたのは九月1日の金曜日だ
ったと記憶している。断片的な情報だけの報道で、例によってテレ
ビが視聴者の感情だけを煽っていた。その後、日野氏のインタビュ
ーに答える映像がちらりちらりと入るようになってきて、本日昼の
バイキングでほぼ全容が流された。それで事の真相はほぼ判ったよ
うな気がしたが、それでも坂上忍のコメントはいただけないと思っ
た。世界の日野が自分達が愛する音楽に対する思いを語っているの
に、たかが役者上りの人気MCが判った振りをしていい加減な情報
で感想を述べるのをうんざりしながら聞いていて途中で切ってしま
った。
 バイキングは報道ではなくバラエティなのだからと思いきればい
いのだろうが、いかにも報道番組ヅラをするのと、そんなバラエテ
ィを観てしたり顔をする視聴者が居るのが何とも許せない。


レッドライン 2017.9.3

 遂に北朝鮮が水爆実験を敢行したという報道が流れた。日本は日
曜日という報道各社も休日にあたっていたせいなのか、さしたる報
道は為されなかったようだ。我が妻も、水の中の爆弾実験などとい
う頓珍漢な事を言っていたが、おそらく日本人の大多数がこういう
意識なのだろう。
 私はこれがアメリカ(というとかなり大雑把な捉え方だが、アメ
リカ合衆国の政治的代表と言ったほうがいいかもしれない)が掲げ
ていたレッドラインを超えただろうと推測している。
 その後に起こることは、北朝鮮に対する無差別爆撃、そしてそれ
に対する報復としての北朝鮮からの無差別ミサイル発射。日本国と
てもその被害から免れるという期待は少ないだろうと思っている。
 これは起こらないかもしれない。しかし、日本のマスメディアが
この事に関して、知らぬ存ぜぬを貫き通すのは、マスメディアの本
分を逸脱しているという事以前に、日本マスメディアが既に外国
(おそらくは朝鮮系、および中国系)情報機関に乗っ取られている
という事を示す傍証に他ならないと私は考えている。


スマホを落としただけなのに 読了 2017.8.12

 数日前になるが、表題のミステリー小説を読み終えた。三週間ほ
ど前に私自身も長年使ってきたガラケーからスマホに乗り換えるこ
とにした。まだ使えていたのだが、同時に家族割で契約した妻と息
子のものが電池寿命を迎えてしまったからだ。スマホを使い始めて
みて、とにかく判らないことが多い。これは迂闊に使っているとと
んでもない事になりかねないと思い、一箇月前ぐらいにラジオ番組
で紹介されているのを聞いて既に買ってあった表題の小説をまずは
読んで見なければと思ったのだ。ここに書かれていることを世の中
の人はどれだけ知ったうえでスマホを使っているのだろうかと思う
と空怖ろしい。


やっぱりそうだったのか・・・ 2017.8.2

 先日、稲田防衛大臣が辞任した。今回は当然だと私も思う。安倍
総理は、獅子が我が子を崖から突き落とすようにして自分の後継者
を育てる帝王学としてこれをやっているんだとすれば、なかなか凄
いとしか思えない。
 それはそれとして驚いたのは同時期の蓮舫、民進党代表の辞任だ。
蓮舫氏の国籍問題についてはこのコーナーでも以前に触れたと思う
が、ちょっとヤバい問題を含んでいるように予感していた。しかし、
この時点で、これだけ何がヤバいのか全く報道の俎上に上っていな
い状態で辞任をするというのは、予想通りの事が現実としてあると
いう紛れもない証しなのだと私は推察する。
 すぐにネット上で「蓮舫辞任の真相」みたいな検索をしてみたと
ころ、憶測を含むものが多いながら、事態はかなり深刻なようだ。
私には民進党の行く末などどうでもいいが、日本国の行く末は深刻
に憂えている。


いよいよヤバい日本 2017.7.31

 今日のテレビ報道を観ていて、先日書いた民進党の問題だけでは
なくて、日本全体がヤバい状況になっていることに背筋が寒くなっ
てしまった。
 今日、主に地上波テレビ(CS、BS系はチェックしていないの
で)で話題になっているのは元スピードのアイドル議員と神戸市議
のスキャンダル問題だ。しかしこんなどうでもいい話題に国民の眼
が逸らされている間に、北朝鮮のミサイルは米国全土の何処にでも
何時でも打ち込まれる事が可能になったという報道が裏で(?)為
されているのだ。それがどういう事を意味するのか、日本の主要メ
ディアは全く報じていない。これは間違いなく日本のメディアが中
国、韓国、北朝鮮の裏ガネによって牛耳られているという証拠を如
実に表していると思っているのは私だけなんだろうか・・・?


本当いヤバい政党 民進党 2017.7.19

 私はこれまで民進党、そしてその前身の民主党は駄目な政党とず
っと思ってきた。ずっとというのはズルいので正直に言えば2012年
頃には期待していたのは事実だ。しかし、今は駄目どころかヤバい
政党という感を否めない。あいつ等と敢えて言わせて貰うが、主張
している内容を冷静に考えると、日本の将来を考えている、いや正
確に言えば将来をプラス方向に考えているかというと、それは間違
いなく否である。となると母体にあるものにアジアの近隣勢力の糸
引きを感じざるを得ない。
 その中での蓮舫氏の戸籍問題である。この問題は今の今まで引っ
張る必要があったのか、引っ張らざるを得ない事情があったのでは
ないのか、疑問を呈さざるを得ない。もしかすると外国にニッポン
を乗っ取られるぎりぎりまで来ていたのではないだろうかと、寒々
とした思いを拭えないのだが・・・。


解せない銀行の謎 2017.7.10

 最近、銀行で不可解な事に遭遇している。振込に関してである。
銀行での振込みに関してはこれまでも不可解な事は幾らもあるのだ
が、またひとつ増えたということになる。
 妻の勤め先で希望者を募って旅行をすることになった。それでそ
の旅行代金を集めて旅行会社に振込をすることになったのだ。偶々
私が銀行に行く用があったので、ついでに替わって振り込んでくる
ことにした。振込先の銀行は支店こそ異なるが私も口座を持ってい
る銀行だったので、念の為に銀行カードも持っていったが、私は代
理なので私の口座から振り込むつもりはなく、現金を使って振り込
もうとしたのだ。窓口で申し出ると「ちょっと確認してきますので
このままお待ちください。」と言う。嫌な予感がしたが暫くして
「これはお引き受け出来ません。」というのだ。私と妻が所属する
団体との関係が確認出来ないからというのが理由だった。そこまで
なら納得できなくはない。窓口にやってきた人間が、自分自身は所
属していない団体の代わりに振込人となって数十万円を振り込むと
いうのだから。ところがである。その銀行の窓口の人が「うちの銀
行口座のカードを持っていませんか?」と訊くのだ。偶々持ってき
ていたので、そう告げると、私が持参した現金をATM機で預け入
れをして、私の口座に一旦入れてから口座から振り込むのなら可能
だというのだ。「それだと私が振込人になってしまうのでは?」と
訊くと、振込人は画面で修正が出来るので問題ないという。結局そ
の方法で私以外の振込人の名で私の口座から振り込みを行ったのだ
が、これはちょっと納得できない。現金を使って他人の名を語って
振込をするのは認められないが、その現金を口座に一旦いれれば他
人の名を振込人として語って振込が出来てしまうという。一体銀行
は何をしたくなくて、何ならいいと言いたいのだろうか。


清水潔 「南京事件を調査せよ」読了 2017.7.8

 この本は何で知ったのか思い出せないのだが、おそらくはラジオ
番組の何処かだろうと思う。清水潔というジャーナリストの本は「
桶川ストーカー殺人事件」が最初だったと思う。この本を紹介して
くれたのはコラムニストの勝谷誠彦氏だったと思う。勝谷氏は確か
南京事件捏造説を支持していたと思うので、この本もそういう内容
だろうと思って読んだのだが、真逆だった。
 「桶川・・・」を読んで、この人は信用出来ると思ったので、今
回の南京事件の内容も真実なのだろうと思う。やっぱり中国人の捏
造だったのかと知って溜飲を下げるつもりで読んだのだが、期待は
裏切られた。しかし読まなければ良かったとは思っていない。戦争
は例外なく誰をも狂気にさせる。それは日本人に限らず、戦勝国だ
が、東京大空襲、二回に及ぶ原爆投下で南京大虐殺に勝るとも劣ら
ない大虐殺を行った世界の警察を標榜するアメリカにも言えること
なのだ。


こんな人たちに発言 2017.7.4

 私は今のマスコミは全く信用していない。なので、民心を掻き立
てるような報道には一切目にしないようにしている。しかし、そん
な中で偶々他の物を観ようとしていて、首相が「こんな人たちに・
・・」発言について触れている報道を、繰り返すが偶々観てしまっ
て、(ははん。こういう事だったのか)と得心した次第である。そ
れと同時に、今ニッポンという国が瀕している危機に背筋が寒くな
るような思いも感じている。
 安倍首相が都議選の応援演説にマイクの前に立った時の、周りを
囲んで怒号を浴びせていた群衆(民衆という言葉を敢えて使わず群
衆という言葉を使う事にする)を観て、そしてそれを報道するマス
コミの態度を観て、ニッポンは相当ヤバいと思ったのだ。元来、日
本人というのは、群衆とか民衆とかいうレベルの徒党を組む輩とし
て存在している際に碌な事をしてきていない。それはある意味、日
本人というのは扇動されやすい民族なのだということを示している
のではないだろうか。私は扇動された民衆の言うことを守るのは民
主主義であるとは思っていない。扇動された民衆が吐き出す声など、
特定の悪意ある輩、そしてそれは大抵の場合外国による日本国支配
を意図する不逞の輩による意図の反映に違いないのだが、そんなも
のを民主主義だと嘯く奴等を絶対信用しない。私は決して安倍擁護
派でもないが、嘘は見破る見識だけは持っていると思っている。今
回の安倍首相の真意はともかく、安倍首相の発言を利用してマスコ
ミ報道している奴等は、まさにトロイの木馬と言っていいだろう。
中国の手先か朝鮮人の手先かは知らないが、日本国に入り込んだス
パイの仕業と言って間違いないだろう。


2017年第2クールのドラマ 2017.6.30

 私はテレビドラマフリークを自認している。各クールのドラマは
基本的に一回は必ず観て、面白いかどうかを判断し面白いと思った
ものだけ最終回まで観るようにしている。
 そんな私が今回のクールでドラマ制作の異変を感じている。同じ
クールの連続ドラマに同じ俳優が複数キャスティングされているの
だ。これまでにも無かった訳ではないが、かなり例外的で特殊な例
だったのが、今回は二人も居るのだ。
 一人は仲間由紀恵と結婚し不倫騒動で有名になった 田中哲司。ひ
とつはCRISIS公安機動捜査隊特捜班の班長役で結構重要な役どころ
だ。もう一つのドラマは緊急取締室のこれまた似たような役どころ
の監理官。しかし見事なまでに雰囲気を変えていて、あれ別人だっ
たかなと調べ直してしまったほどだ。
 もう一人は独特なキャラクタの大倉幸二。ひとつはボク運命の人
なんですの脇役。振られ役というこの人の得意分野。もうひとつは
先の田中哲司も出ている緊急取締室の刑事部長役。こちらはこの人
がこの役?というような異色のキャスティングだ。
 またチョイ役ではあるが、同じクールの緊急取締室とCRISISの両
方に全回を通じてではないが眞島秀和が出てくる。
 同じクールの別ドラマに同じ俳優を起用すると、観ているほうは
ごっちゃになってきて感情移入しにくくなる。ドラマ作りでは禁じ
手の筈だが、それがこんなに多用されているのは日本のテレビドラ
マ制作界に変化が起きているからではないかと推測している。一番
考えられるのは人材不足だ。


ギターを買った 続き 2017.6.24

 昨日の話の続きだ。昨日はギブソンという会社のアコースティッ
クギター、ダブという機種を買った話だったが、それから2年半ほ
ど遡ってレスポールという同じギブソン社のエレキギターを買った
時の事になる。中学生の頃アコースティックギターを始めて、大学
生の頃からずっとエレキギターをやってみたいと思っていたがずっ
と果たせずにいた。それがやっと念願のエレキギターを買うことが
出来たのは2年半前のことになる。40年から50年ぐらい前の思
いで、今となっては当時と全く状況は変ってしまっているだろうと
思っていた。
 そもそもエレキギターとアンプを繋ぐものは今の時代、無線しか
無いのだろうと思っていたが、実際ギター販売店に行ってみると無
線が極僅か使われていない訳ではないが、殆どは未だに有線だった。
しかも私が小学生時代放送部で使っていた昭和30年代のと同じ太
いジャック端子のケーブル経由なのだった。その事を知って唖然と
した。電話機の変遷との比較をしてみるとよく判ると思う。私が小
学生、中学生時代は電話機は黒電話で、ケーブルはローゼットと呼
ばれる接続器で繋がれていた。ユーザが自分で取り外しなど出来な
いタイプだ。それがいつしかモジュラージャックという自分で差し
替え可能なコネクタに変った。私が結婚した直後の昭和50年代ぐ
らいだろう。その後、携帯電話が普及して、モジュラージャックと
いう言葉すら死語になった。そんな時代の変化の中、エレキギター
はずっと昭和30年代のままだったのだ。しかし黒電話とは違って、
エレキギターというのは電機業界ではどんどん取り残される世界で
はあったのだが、決して無くならない需要の世界で生き残っていた
ようだ。今でも真空管アンプを愛用している人は冗談ではなく存在
する。
 そもそもエレキギターという言葉そのものが不思議だ。エレキな
んていう言葉は完全に今では死語になっている。しかし、アコース
ティックではないギターを言い表す言葉として、エレキギターと言
う言い方以外には今でも存在しないのが驚愕以外の何物でもない。


ギターを買った 2017.6.23

 私事ではあるのだが、つい最近ギターを購入した。私が生涯で5
0年近く憧れていた機種だ。しかし、この場(つまり今日のひと言
のコーナー)では私がお気に入りのギターを買ったなどという私事
はこの場のテーマにはあり得ない。50年近く憧れ続けていたギタ
ーを買ってみて気づいた事について触れたい。
 それはギターだけに留まらないと思うのだが楽器というもののコ
ンサバ性についてである。
 今回の私の思いについて多少理解を得る為につけ加えると今回私
が購入したギターは米国ギブソンという会社のダブという名のモデ
ルのアコギ、つまりアコースティックギターだ。ギブソンという会
社はアコギも名器が多いがエレキ関連も多い。そのせいか、アコギ
なのだがピックアップという音を拾ってアンプで増幅する為の装置
が内蔵されている。驚いたのはそのピックアップを作動させる為の
電池である。ギター内部に着脱可能なマジックテープが付いた袋に
収納されているのだが、9Vの箱型乾電池なのだった。箱型乾電池
と言って今の人はどういう物か想像出来る人は少ないだろう。+極
とー極が違う形をしていて、ボタンホックの凹凸みたいな形状にな
っているものだ。昭和初期ぐらいにはあちこちで遭遇したと思うの
だが、今の世の中でこれに遭遇することは極めて少ない。私の近年
の遭遇でいうと、妻が購入した大正琴に内蔵されていた電池と、数
年前にエレキギター用に購入したエフェクターと呼ばれる音響変換
装置で使われていて久々に目にしたものだ。エフェクターでは今で
も極々普通に箱型電池が流通しているようだ。この続きは長くなる
ので明日の話題にする。


恩田陸 蜜蜂と遠雷 読了 2017.6.16

 つい先日、直木賞を取った作家、恩田陸の「蜜蜂と遠雷」を読み
終えた。これが掲載されたオール讀物は随分前に読んだのだが、オ
ール讀物のほうには抄録しか掲載されておらず、それは全編の十分
の一程度だった。それで単行本の方を購入したのだが、その分厚さ
に圧倒された。これほどの厚さになると持ち歩くのも機会が限られ
るので、自然と読む機会も減ってしまう。それでこんなに時間が掛
かってしまったという訳だ。
 この作家の文章力、特に音楽という文字にすることの難しいジャ
ンルを敢えて文章表現する技には脱帽だが、それでも物足りなさは
残った。言葉遣い、特に固有名詞の使い方についてはまだまだ作家
の若さを感じてしまうのだが、一番残念に感じたのは、プロット、
それも最終結末に至る部分だ。作者が一番力を注いで書いている対
象(敢えて主人公とは呼ばないが)が誰なのかはすぐに分かる。そ
の人がコンテストで優勝しない結末にしようとしているのだろうと
は、中盤辺りから何となく推察していた。しかし、それを読者にど
う納得させるのだろうかと期待していた部分は裏切られてしまった。
納得がいかない終わり方になってしまったのだ。
 この主人公風の人物を物語の中で優勝者にしなかった作者と、こ
の小説に直木賞を与えてしまった文春の選考委員たちには同じ思い
を感じてしまった。何故なんだというもやもや感である。この思い
をどうにかして欲しい。


イスラミック、アラブ人にとっての恥 2017.5.24

 今回の英国でのテロ事件で思うのは、イスラム人とかアラブ人と
か言う人達には恥という概念が無いのだろうかという事だ。イスラ
ム人、アラブ人が皆テロを肯定している、あるいは望んでいる人達
ではないことは重々承知している。しかし解せないのは、だったら、
自分達の民族や、同じ宗教を信じている人の中に、この事態を何と
かしようと思う人達が何故出て来ないのかという事だ。
 日本人の気質ではあり得ないことだろうと思う。韓国や北朝鮮、
中国でも同じような臭いを感じる。低劣な民族というのはあるのか
も知れない。が、日本だけが特殊と言う事もないとは思うのだが。


本当に迫る危機 2017.5.8

 今日、昼間何時もとは逆方向に編隊を組んで飛ぶ3機のジェット
戦闘機を見かけた。逆方向というのは北から南へ向かうという意味
だ。その前後には何時もと同じ南から北へ向かうジェット戦闘機の
編隊も目撃している。南向きの編隊は都合2回は観ているが、後は
音だけで空を見上げた訳ではないので、判らないが、今までとは違
う訓練を始めたのは間違いない。何か新たな想定があるのだろう。
 しかし、そんな中で国会中継は酷いものだった。相変わらず森友
問題をぐだぐだやっている。野党も決定的な証拠を持って、それで
議論しようとしているのなら許せる。しかし〜かもしれない。〜の
ように見えなくもない、程度の議論をぐだぐだ続けるのは許せない。
今、まさに今日、北朝鮮のミサイルが飛んでくるかもしれない。そ
の時、日本人はどうするのか。それを何故議論しないのか。籠池前
理事長が国会の傍聴人に現れたらしいが、もしそれが野党の画策な
のだとしたら本当に恥知らずの行為だ。野党はマスコミを使って世
論を煽る事しかもう出来る事は無いのだろうか。


危機管理 2017.4.25

 我が家の近くには米国駐留軍と日本国自衛隊が共同利用する飛行
場がある。近くと言っても歩いていけるような距離ではないが、ジ
ェット戦闘機だったら一瞬で来れる距離という意味だ。
 私はそのせいもあるのか、飛行機の爆音に敏感かもしれない。飛
行機の爆音が聞こえたら必ず空を見上げ、どのような種類の飛行機
か確認するようにしている。最近2機から4機程度で編隊を組んで
南から北へ通り抜けるジェット戦闘機を頻繁に目にする。飛び方か
らして岩国辺りから三沢へ向かう自衛隊の戦闘機だろうと思われる。
今、日本というかアジア極東地域は未曽有の危機にあると言えるだ
ろう。そんな中、自分は飛行機を見上げるだけで何もしていない。
それすらもしない人が多い中ではあるが、取り敢えず、飲料水を2
ケース24L分買い置きしておくことにした。



今年の復活祭を終えて 2017.4.17

 私はキリスト教徒で、カトリック信者である。なので、復活祭と
いうのは一年で一、二を争うイベントである。
 私はここ十年位、復活祭の前の(キリスト教徒的には受難節と言
うのだが)時期には、ヨハン・セバスチャン・バッハが作曲したマ
タイ受難曲というのを最低一度は聴く事にしている。年末に聴くこ
とにしているベートーベンの第九と同様だ。CDでは3枚組ぐらい
となる大作で、全曲聴くのに3時間近く掛かるのだと思う。
 今年も何とか復活祭前にぎりぎり全曲聴き終えたのだが、ドイツ
語の歌詞も大体は何を言っているのか判るのだが、もう少し正確に
理解したくて、以前に購入したCDの歌詞カードブックレットを捜
したのだが、どうしても見つからない。買ったのは15年ぐらい前
なので無理もないかもしれない。CDを買う前はレコードで3枚組
のセットを使っていて、その歌詞カードもずっと参照していたが、
CDを買って暫くして廃棄してしまっている。
 年に一度しか聴くことのない楽曲なので、家の何処かにはある筈
なのだが、この先、探し当てるのは何時の事になるのだろうか。


あれは何だったのだろう 2017.4.14

 明日の事がちょっと怖い。北朝鮮で何やら良からぬイベントがあ
るらしい。北朝鮮にとってはいいのか悪いのかは判らないが、日本
にとっては確実に良からぬ事だ。北朝鮮からミサイルが飛んでくる
可能性がある。私の住む街も某米軍と日本国自衛隊が共同運営する
飛行場がさほど遠くない場所にある。そんななかで、馬鹿筆頭野党
(と敢えて言わせて貰う)が対テロ法(正式名称は違うかもしれな
いが)を廃案にしようと審議拒否を画策しているらしい。あいつら
は本当に馬鹿なのか?それとも正真正銘の北朝鮮、韓国、中国の金
に操られたスパイ集団なのだろうか?
 少し前の事になるが、国会前に平和活動を訴えて大勢の民間人が
集まったイベントがあったと記憶するが、何を訴えていたのかも思
い出せない。あれは何の意味があったのだろうか。


国会喚問と記者会見 2017.3.29

 最近テレビ報道を点けていて、途中から音消しにすることが多く
なった。最たるものは勿論、森友学園問題と高校生雪崩被害である。
 内容自体も色々問題があるが、私が一番問題にしたいのは国会喚
問における国会議員にせよ、マスコミ報道の記者会見における報道
記者にせよ、問う、或るいわ責める側の品性が問われないことだ。
冷静に質問を聞いているとあまりの品性の低さに嫌になる。それで
テレビのボリュームを絞り切ってしまうのだ。音声がなくても大体
の事実関係は知れるし、音声から得られる情報は(正しい情報はと
言ったほうがいいかもしれないが)意外と少ないのだ。
 大体、今のマスコミの経営者はこんな放送を垂れ流していて恥ず
かしくないのだろうか。社員たちはこんな会社に勤めていて恥ずか
しくないのだろうか。


今世紀最大のイベント・デー 2017.3.23

 今日は日本の報道史上、特筆すべき記念日となったのではないだ
ろうか。朝から夜遅くまで、報道は全て一つの話題一色だったよう
だ。ずっと観ていた訳ではないが、嘗ての日本赤軍浅間山荘立て籠
もり事件、あるいはアポロ計画による月面着陸の日の報道を思い出
してしまった。そのぐらいインパクトがあった事件だったと思う。
しかし、冷静になってみると内容についてはいささか拍子抜けする
ものだった。日本中が騒ぐほどの中身が無かったと思うのだ。こん
な中身が無い報道に踊らされたのはK氏もそれを追及した政治家も、
そしてまぎれも無くそれを報道していたマスコミ、そして踊らされ
た日本人一般にも責任があると思う。


1年に一回だけの文房具 2017.3.13

 先日、と言っても暫く前のことになるが、確定申告は早めに済ま
せた。受付が始まってすぐの頃だったのでもう1箇月ぐらい前のこ
とだ。その際に文房具で困ったことがあった。証明書の帳票を専用
用紙に貼りつけるのだが、糊がみつからなかったのだ。結構捜して
みたが見つからない。考えてみたら、今時糊という文房具を使うの
はこの時期、確定申告ぐらいしかないのだ。結局コンビニへ行って
ヤマト糊を買う羽目になった。まあ、来年も使えるだろう。
 で、今度はもう少し最近。ある楽曲がどうしても練習したくなっ
て、テレビの番組を録画したHDDの音源から採譜しようというこ
とになった。そこで困ったのが五線譜だ。そんなものを使ったのは
三十年近く前の事。家にある筈もない。だが、近くのコンビニやス
ーパーで売ってる筈もない。大き目の楽器店に行けば別だろうが、
その為にわざわざ行くのもどうかと思われた。昔使っていた五線譜
ノートを捜してみたが、白紙の部分は無かった。それでどうしよう
と思ったのだが、ふと思いついて五線譜で検索してみたら白紙の五
線譜の画像が見つかった。これだ!っと思ってダウンロードしてそ
れを印刷して使うことにした。五線譜に音符を書いたのはそれこそ
三十年ぶりくらいのことになる。時代は変わったものだと再認識さ
せられたのだった。


一向に学習しないテレビ報道 2017.3.11

 今年もあの日がまたやってきた。震災の事を忘れない。思いを馳
せるというのは大事なことだ。だが、だからといってどのテレビ局
も毎日のように変り映えのしない判で押したような番組作りをする
というのは如何なものだろうか。手抜きをしているとしか思えない。
あまりに同じ様な映像を垂れ流しするのは、PTSDとまで言うと
言い過ぎかもしれないが、気分が悪くなってくるのは確かだ。若者
たちのテレビ離れは若者たちが悪いわけではない。


あれっ、今喋っているの誰? 2017.3.8

 今日暫く前に録画しておいた番組を見ていて思ったこと。超有名
人がトーク番組で話しているのだが、何かをしながら上の空で観て
いたら何時の間にか違う人間が喋ってる気がしていたのだ。喋って
いたのはロンドンブーツ1号2号の田村淳。喋っている人だと思い
込んでいたのは香取慎吾だ。時々そういう事がある。フォークシン
ガーのデュオ、トワエモアの女性の方。以前にラジオの番組でトー
クしている時に、自分の高校時代のクラスメートだった女の子の声
にしか聞こえなかったことがある。


ゼロからわかるキリスト教 読了 2017.3.7

 新潮社から出ている「ゼロからわかるキリスト教」という本を昨
日読了した。著者は佐藤優。最近ラジオにはよくゲスト出演してい
るが、作家で元外務省主任分析官という肩書。過去に最高裁で有罪
判決を受けているが、その経緯はよく知らない。ただ、ラジオでの
発言などを聴く限り、この人の意見は傾聴に値すると思っている。
この本もなかなか面白く、一部難解な部分もあるが、丁寧に平明に
書いているんで判りやすい部分も多い。
 本屋で買いたいと思ったが、書店を捜してもなかなか見つからな
い。偶々駄目元で地元図書館の蔵書で検索したら所蔵していること
が判り、十人待ちの状態で数箇月待ってようやく手にしたものだ。
最近の情報過多の世の中では執筆、出版、書店販売というやり方は
最早限界に来ているのではと思わずにはいられない。


今年の確定申告 2017.2.27

 つい先日、今年の確定申告をしてきた。国税庁のホームページで
確定申告書作りを初めて今年で確か4回目だったと思う。毎年少し
ずつ改善されているのか、年を追う毎に少しずつ判りやすくなって
きているように思う。それでもまだまだ改善の余地はあると思う。
前からずっと思っていた事だが、収入という言葉と所得という言葉、
ちゃんと意味の解説を付けて欲しいと思うが、一向に直らない。税
引き前の収入から自動計算されるみたいだが、どういう計算式なの
かも不明で説明がない。甚だ不親切で税務署に対する不信感も募る。
 今年、感じたのは公的年金という言葉。公的とは何だ?公的の反
対は私的だがそれだけでは理解不能。企業年金という言葉があるが
これは公的なの?なぜ?何とか年金基金というのがある。これはど
っち?判るような言葉使いをして欲しい。


忠臣蔵の恋を観ていて思う事 2017.2.18

 昨年から今年に掛けて忠臣蔵のスピンオフドラマみたいな形で忠
臣蔵の恋と題したドラマをやっている。それを観ていて思ったのだ
が、日本に恥を知らしめる文化が醸成されたのは、このドラマのよ
うな恥に対する義を美徳とする時代劇が日本人らしい心をはぐくん
だのではないかと思った。
 ちょうど違法ガスボンベで大事故を起こす中国や、仏像の盗みを
開き直る韓国の報道などが続いたところだった。中国人や韓国人に
は忠臣蔵は通じないのかもしれない。


ポスト・トゥルースという言葉 2017.2.16

 割と最近だが、Post Truth という言葉があるのをさるラジオ番組
で聞いた。直訳すれば「真実の後に来るもの」ということになるの
だが、オックスフォード大辞典に最新用語として登録されたらしい
意味合いは微妙だ。本来は真実が人を動かすのに、真実ではないも
のが人々の思いを動かすことがあるということを差している。解説
によれば、英国のEU離脱の賛成、米国トランプ大統領の選出など
にこれが関与しているという。つまり真実ではない、感情に働きか
けたことにより世論が動いたとするものだ。この担い手は怖ろしい
ことにマスメディアだという。なるほどと頷けなくはない。それで
思い出したのが昨年のさる芸能人親子のスキャンダルだ。その当時
はこのネットへの掲載を憚られたので見送った記事だが、エッセイ
の項に改めて載せてみた。興味のある方は覗いてみて欲しい。


東京藝大 ようやく読了 2017.2.15

 数箇月前に購入した本だが、「最後の秘境 東京藝大 天才たち
のカオスな日常」という本を漸く読み終えた。著者は二宮敦人とい
う小説家だが、この本はノンフィクションで、現役芸大生である奥
さんの紹介で何人もの芸大生にインタビューをして、芸大生の不思
議な生態を面白おかしく紹介したものだ。ノンフィクションでこれ
ほど惹きこまれてほぼ一日で一気に読み耽ったのは久々のことだ。


今日のこの一枚 2017.2.9

 このところ、コメントしたいニュースも無いので、ずっと更新し
てなかった今日のこの一枚を更新する。大きな画像はギャラリーの
今日の一枚を参照方。

kawasemi


ドラマの不思議 2017.1.30

 今クールで注目しているドラマが二つある。「就活家族」という
のと「お母さん、娘をやめていいですか」というものだ。ただ単純
に面白いという事ではない。どちらもいい大人になった娘、息子が
いる家庭で、新しく家を建てようとしていて、親爺がリストラにあ
って危機に立つというのだ。狙っているところは違うのだろうが、
シチュエーションが似過ぎていて、頭の中でストーリー展開がごっ
ちゃになってしまうのだ。最近のドラマではこうしたことがややあ
るように感じている。各局それぞれに新しいドラマを展開しようと
している筈なのに、裏で陰のプロデューサーがいて、今クールのド
ラマは各局こういう方向で行こうと指示している者がいるような気
がするのだ。


今、首を傾げる問題 2017.1.27

 このところ、未だに世間は文春に乗せられた不倫問題で右往左往
しているようだが、いささかもううんざりという気持ちだ。
 そんな話題より、今冷静になって思い出すのは2020年東京オ
リンピックの国立競技場、聖火台設置問題だ。あれだけ騒いだのに
まだ解決したという話を聞かないまま、全くといっていいくらい人
口に膾炙しない。世間の人々もどうかしているかとは思うが、おか
しいのはマスコミだ。箝口令でも敷かれているのではないかと眉を
顰めてしまわざるを得ない。


安倍首相 でんでん 2017.1.26

 今、安倍晋三首相の言い間違いがネット上で炎上というほどでは
ないかもしれないが話題になっている。安倍首相と検索ワードを入
れただけで、「安倍首相 でんでん」と検索候補のトップに出てく
る。言うまでもなく「云々」を読み間違えたものだが、何故か見識
の浅さを非難する気にはならない。
 暫く前に女優の高畑淳子さんが、贖罪を「しゅくざい」と読み間
違えたことを話題にしたが、その時も高畑さんを非難するつもりは
これっぽっちも無かった。
 誰にだって間違いはある。私自身は高校生時代に「独白」という
のは李白などと同じ様に中国人の著名人の一人だと思っていた。台
詞のことだと知って耳から火を吹いた覚えがある。


久々の快挙ニュース アパホテル天晴れ 2017.1.19

 ずっとこの今日のひと言のコーナーが更新出来ないでいた。久々
にエールを送りたいニュースを聴いたのでひと言。
 中国(あるいは同国共産党)の南京大虐殺と称される事件につい
ては、ずっと疑問を抱いていた。色んな情報から私が信頼するコメ
ンテイターや評論家がそれを疑問視、あるいは否定する意見を述べ
られていたからだ。それでこれも私が信頼するライターの清水潔氏
が「南京事件を調査せよ」というノンフィクション本を出されたの
で、早速買ってきたのだが時間がなくてまだ一頁も読んでない。早
く読まねばと思っている。
 アパホテルは「アパまだ何某」というあだ名を頂戴したタレント
の奇行のおかげで一躍有名になったホテルだが、中国からの干渉に
屈しない態度は立派だ。こういう事が日本の中でどんどん起きるよ
うになってほしい。


新年2017年の始まり 2017.1.5

 いよいよ新年2017年が始まってしまった。年明けの元旦は初
日の出を見損なった。正確に言えば、久しぶりに観に行かなかった
というのが正しい。過去には観に行って曇りの為、初日の出が見れ
なかった年も多々ある。今年が雲一つないほどの晴天で、見に行け
ば間違いなく初日の出が拝めた気がする。
 何時から初日の出を観に行くようになったのか、日記を頼りに調
べてみたら1994年以降らしい。その年は正月休みに伊豆に泊り
に行っていて、そこで海岸まで観に行ったようだ。それ以降は我が
家のすぐ近くの小学校がある丘の上で見るのが習わしだ。というこ
とは21年間同じ場所で見えるか見えないかに関わらず初日の出を
観に行ったらしい。
 今年何故観に行かなかったかと言えば、寝過ごして日の出より後
に目覚めたからなのだが、寝過ごしないように目覚ましをセットし
なかったからというのも正しい。去年の紅白の出演者発表辺りから、
もう毎年同じ事をしなくてもいいのではという気持ちが沸き起こっ
たというのが理由のひとつではないかと思っている。



目に見えない進化 2016.12.30

 あっと言う間に今年も晦日まで来てしまった。自分のHPの更新
率を上げようと思って始めた今日のひと言のコーナーだが、12月
に至っては、やっと四回目の更新になる。
 自分自身の年末の恒例行事だが、年に最低一度はベートーベンの
第九をこの時期に聴くことにしている。最近は日テレの読響か、公
共放送を標榜しているN局のN響のを録画して聴くことにしている。
今日は一日朝からお節の準備をしていて一段落ついて漸く自室に籠
ることが出来たので今日録画したばかりの読響の第九を聴きながら
キーボードを打っているのだが、今年初めて気づいた事がある。そ
れはいつも第九を聴く時はテレビセットの音声をミニコンポの外部
入力に接続してステレオで聴くのだが、テレビの映像とステレオか
ら流れる音声が微妙にずれるのだ。コンマ何秒というずれなのだが
画面を観ながら音を聞いていると非常に気持ち悪い。ところが今年
はそのずれが殆ど感じられないのだ。何かが確実に進歩しているの
だろう。思えば嘗ては海外からの報道では、映像と音声がずれる事
が当たり前で、それを使ったギャグまであったほどだ。しかし今で
は海外報道で音声と映像がずれるなどというのは目にしたことがな
い。昔はアナログ放送とデジタル放送では微妙なずれがあった。大
晦日に隣の部屋のテレビ映像を観ながら台所でアナログラジオで音
声を聞いていたら、これも大きくずれていたが、今は確かめる術も
ないようにアナログラジオのテレビ音声放送は終わってしまってい
る。しかしもし今もアナログラジオのテレビ音声放送が続いていた
としたら、音のずれは解消していたのだろうと思われる。


プーチン来日に思う事 2016.12.15

 最近のマスコミ報道番組の中で唯一と言ってもいい位、信用して
いる番組がある。その番組の中で、安倍首相は北方領土返還につい
て人々の期待を上げ過ぎたという表現があった。しかし、それは違
うと私は思う。人々は決して期待を上げたとは思っていないし、私
もそれほどは期待していない。願ってはいるが、今回の来日で期待
はしていない。一番期待して人々を煽ったのは公共放送を標榜して
いるさる放送局を始めとする、現代で最も劣化した報道しか出来な
いテレビを中心とするマスコミだろう。過去の安倍・プーチン会談
の画像に北方領土の航空画像を挟み込んで繰り返し繰り返しサブリ
ミナル効果を起させるような報道しかしないあいつらだ。


今年の字「金」 2016.12.12

 今年の字として選ばれた「金」だが、私には全く賛同する気持ち
が起きない。リオ五輪で確かに予想以上の金メダルが生まれたが、
そんなに感動はしなかった。(あくまで個人の感想です)東京五輪
のどたばた騒ぎでは「金」という文字は「カネ」にしか見えない。


ギャンブル法案 2016.12.7

 いわゆるギャンブル法案と呼ばれているIR法案だが、野党の頭
の悪さばかりが目立っている気がする。反対の論旨が一貫していな
い。じゃ、パチンコは? じゃあ、競輪、競馬、競艇、オートレー
スはどうなんだよ。与党に反対する事が野党の務めとでも思ってい
るのだろうか。(お、いい事いうな)という政治家は、少なくとも
野党には見掛けなくなった気がする。


紅白歌合戦出場者発表 2016.11.25

 今年の年末、紅白の出場者が発表され、若干感じるものがある。
それは、最早紅白に誰が出ようともどうでもいいということだ。N
HKも何とか変えていかなければという思いがあって、いろいろ仕
掛けてはいるようだが、最早手遅れ間が否めない。紅白が終わろう
としているのではなくて、テレビが終わろうとしているのだと、N
HKは気づけないのだ・・・ろうな。


悪夢、ふたたび 2016.11.23

 昨日の朝、また大きな地震があった。これはと思ってテレビを点
けると津波警報が東北地方沿岸に出ている。テレビの画面から目が
離せなくなる。津波が来ると警報が出てサイレンも鳴っているのに、
岸壁の傍に人が居る。車が動いているが避難する風でも無い。極め
付けは津波が遡上する川に掛かった橋の上を車が通っている画面だ
った。人間は学習しない動物なのだろうか。


トランプの大統領選当選をどうみるか 2016.11.10

 とうとうトランプ当選の事態になってしまった。私自身、ヒラリ
ー・クリントンには疑問を持っていたが、トランプよりはましと思
っていたうちの一人だ。
 私はこの事はアメリカという社会の崩壊現象だと理解していた。
しかし冷静に考えてみるとアメリカという一国に関わらず世界中の
成熟社会、先進国に蔓延する現象なのではないかと思えてきた。今
の成熟社会が格差拡大というキーワードでどんどん病魔に蝕まれて
いる気がする。その土台の崩壊がトランプ選択という形で表に出て
きたのだ。ちょうど博多駅前で突然繁華街の交差点が陥没したよう
に・・・。


今年の直木賞 2016.11.7

 今年の直木賞受賞作品をやっと読むことが出来た。芥川賞の文芸
春秋と一緒に買ったオール読物は9月号だったので、随分前に買っ
てそのままになっていたようだ。荻原浩氏の「海の見える理髪店」
という作品だが、他の二編の短編と一緒に受賞しているようだ。三
作品ともとても絵画的な作品で、風景がありありと目に浮かんでく
る。爽やかさの余韻がずっと残るような珠玉の作品と言っていい。


今年の日展 2016.11.5

 つい先日、今年の日展を観に行って来た。日展には毎年もう三十
年近く通っているが、今年は何回目だったかと思って調べてみると
第三回とあった。一昨年だったか、書画の部門で選考に不正があっ
たとかで組織が一新され、回数もゼロリセットされたのだった。遺
作が結構あり、若い人の作品も増えた気がする。変るというのはい
いことなのかもしれない。


豊洲問題その後 2016.10.31

 また大分空いてしまっての更新になる。普段ラジオの報道番組を
予約録音していて、散歩の際に歩きながら聴いている。従って時事
ネタには遅れが出る。今は三週間遅れぐらいになっている。
 で、それを承知の上での豊洲問題だが、今日録音されたものを聞
いていて、豊洲市場予定地に盛り土が無く、地下空間が出来ている
のは建築学的に問題無い。むしろ、その方が安全管理上好ましいと
いう事を言っている報道があった。
 私の意見と観点はちょっと異なる。オリンピックもそうだが、豊
洲市場のように大きな金が動く公共事業はとかく裏金が動きやすく
不正の巣窟に成り易い。地下空間を作るのはいいアイデアかもしれ
ない。しかし問題はその変更がすぐに公表されなかったことだ。地
下空間が安全かどうかはあまり大事な議論ではない。盛り土を地下
空間に変更しなかったのを公表しなかったのは、まだ他にも隠して
おきたい事実があるからに他ならないと思う。地下空間は安全だ。
だから豊洲市場は問題ないというのは論理のすり替えだ。何かを隠
しておきたい場所に市場を作るということが問題なのだ。


伯爵夫人 2016.10.13

 蓮実重彦氏の小説、伯爵夫人を最近読了した。新潮社、出版部部
長でテレビタレントでもある中瀬ゆかり氏がラジオ番組で紹介して
いて知った小説だ。蓮実重彦氏は、以前「反=日本語論」を読んで
いて、文章力を知っているのと、三島由紀夫賞をこの作品で受賞し
たとの事で興味があって本屋で見つけてつい購入していた本だ。勿
論、中瀬ゆかり氏の論評がもっとも影響しているのは間違いないの
だが。この作品、他人には紹介しにくい内容ではあるのだが、日本
語を駆使して、ここまで遊びを演じられるのには物書きを目指す私
としては只々脱帽である。


フジテレビの危機 2016.10.12

 フジテレビの夕方の報道番組を時々チェックしているのだが、つ
い最近番組枠が変った事に気づいた。TBSがミヤネヤの報道番組
で当てたのに対抗して安藤優子を起用して夕方の報道番組まで昼か
らぶっ通しで報道一本で放映していたのだったが、何時の間にかそ
の間にドラマの再放送が一本入るようになった。視聴率が取れない
苦肉の策なのかもしれないが、どうした事だろうと思って、グーグ
ルで「フジ 報道」で引いてみた。最近のグーグルの検索では、適
当にキーワードを打つと、更にそれに追加してキーワードを足した
候補が現れるのだが、勝手に「フジ 報道 ひどい」というのが出
た。それをクリックしてみると、昨今のフジテレビの問題ある報道
がずらずらと列挙されて出てきた。一時、TBSが特に韓国ネタで
偏りある報道をしていると眉唾で観ていたのだが、今はフジテレビ
がその危機にあるようだ。


謝罪会見 2016.10.7

 ちょっと油断していたら、このコーナーが1箇月近く更新してなか
った事に気づいた。コメントするほどのニュースも無かったという事
だろうか。いや、ニュースはいっぱいあったのだが、コメントする気
にもなれない下らないニュースばかりだったというほうが正解かもし
れない。
 先日観た報道バラエティ番組である人が面白いことをコメントして
いた。日本で謝罪会見が多いのは、謝る文化が定着していて日本人の
メンタリティに合っているからなのだという。アンジェリーナ・ジョ
リーとジョニー・デップが関係があったとしても誰も絶対に謝罪なん
かしないだろうというのだ。なるほどと頷ける話だ。


安藤優子のびっくりに吃驚! 2016.9.12

 高畑裕太問題については、極力このコーナーでは話題にしないよう
にしようと思ってきた。しかし、今日偶々ネット上で観た、安藤優子
のコメントは看過出来ない気がしてつい書いてしまう。
 高畑側の弁護士のコメントについて言っているとされている文章
(デイリースポーツの記事)で、「 高畑さんの主張を言っているとは
言え、・・・とても一方的でもやもやしていて、あんまりいい感じは
受けなかった」と発言しているくだりである。この発言には、これま
で安藤氏にあまり悪い印象は持っていなかった私としては、吃驚だっ
た。本当にそう言ったのかは実際リアルタイムでテレビ放映を観てい
ないので、この記事を信じるしかない。
 これまでも、テレビを始めとするマスメディアは、高畑さん側にせ
よ、被害者とされる40歳台の一般人女性という側にせよ、殆ど情報
らしい情報は得ていない筈だ。それなのに、マスメディアはある一定
のストーリーを前提としてそれが事実だった(と立証された)かのよ
うな立場で報道をずっと続けてきた。あまりに少ない情報の露出に対
して、こうだったのでは、こうだったに違いない、こうしかあり得な
いというマスコミとしてはいささか中立性を欠いた報道をし続けてき
たことへの反省は一切無い。(とても一方的) って、安藤さんって、
そんな人だったのと思って、つい安藤さん関連の記事を検索していて、
先に起こった北海道での子供放置行方不明事件に対する報道態度に関
して批判が集まっているという記事を目にした。
 ここで反省しなければならないのは、私自身が安藤氏という人をよ
く知りもしないのに、マスコミの作られた演出で、きっとこういう人
なんだろうと勝手に思い込んでいたのだというのを思い知らされた点
だ。冷静に考えれば安藤氏を信用する客観的な情報は何もないのだと
言う事に今更ながらに気づかされた。


通信業界の闇 2016.9.6

 つい最近、実家の固定電話をKDDIからNTTに戻した。KDDIがメタル
プラスとかいうサービスを廃止したことに伴う仕方のない処置だ。
実家は年老いた母親が独り暮らしをしていて、携帯電話もかろうじて
持っているがあまり使えていない。頼りは固定電話なのだが、十年以
上前に各電話会社の便利になりますという大攻勢にあって、ついKDDI
に変更してしまったらしい。しかし時代が変遷してあまり儲からない
となるとどんどん撤退して、固定電話ユーザはNTTがまだやっている
ので、そっちで何とかしてくれという事になったようだ。
 今、ラインという会社がワンコイン何とかという通信サービスを始
めたようだ。しかし、もうその手には乗らないという思いだ。ISD
N、ADSL、マイライン、既に死語になった色んな言葉があるが、
結局これらに乗らなかったが何も困っていない。何時まで通信業界は
嘘を吐き続けるのだろうか。


贖罪(しゃくざい?)について 2016.9.1

 さる有名女優が記者会見でこの言葉を使っていた。私はキリスト教
の家族の中で育って、幼児の頃からキリスト教信者なので、この言葉
には馴染みがある。しかし一般の日本人には殆ど馴染みの無い言葉な
のではないかと思う。ずっと以前にカトリーヌドヌーブの有名な映画
「昼顔」をビデオで観た。フランス語で日本語字幕付きのもので、こ
の贖罪という言葉が字幕に出てきたが、おそらく殆どの日本人には何
と読むのかも判らなかっただろう。
 俳優業なので、この言葉を知っていたとすると台本の台詞を通じて
なのだろうが、声に出して言うのが仕事の女優で漢字を読み間違うと
は思えない。おそらく中途半端な知識しか持っていないライターが書
いた文章を安易に読んでしまったのだろうが、残念な事だ。


T畑報道について 2016.8.30

 T畑報道とは今更言うまでもない例の報道だが、実はここに掲載し
ようと思って一旦書いたが取止めた文章がある。それは少なくとも暫
くは凍結しておこうと思うのだが、今日見た半報道、半バラエティ番
組で出演していた弁護士の一人が同じ様な趣旨のことを少しだけ口に
していて、メインのMCのS氏もその発言に、ちょっと気づいたとこ
ろがあったようで、微妙に物言いに変化が現れた。まあ、全ては時が
解決するしかないのかもしれないが、常に自分の物言いには責任を持
ち、時には反省も怠らないようにすべきかもしれない。


嘘のようなオリンピックの話5 2016.8.25

 リオ五輪も終わってしまって、もうそろそろリオ五輪ネタはいいか
と思う。リオに限定しないオリンピックの嘘のような話と言えば、1
972年ミュンヘンオリンピックの男子バスケットボール決勝がある。
もう44年も前の話で、はっきりとした記憶がある訳ではない。記憶
にあるのは当時世界の覇者であった米国とソ連が国の威信を掛けて決
勝戦を戦っていて、試合終了3秒前に一点差で米国がリードし、最後
の1プレイで確か超ロングシュートだったと思うのだが、ソ連の最後
のシュートがゴールに入り、一点差でソ連が勝ったという話だったと
思う。
 私の記憶としては勝ったのが米国だったかソ連だったかもはっきり
せず、はっきり記憶にあるのは試合終了数秒前に1点差をひっくり返
して試合に勝つという事があるという勝負の厳しさという事だった。
 後年、この試合のことを調べると、審判の判定を巡って色々ごたご
たがあり、汚点を数々残した試合であったとも言われている。


嘘のようなオリンピックの話4 2016.8.24

 今回のオリンピックで語らずにいられないのは女子レスリングだろ
う。最初、伊調馨が五輪四連覇というニュースを聴いて、あっ、吉田
沙保里は負けるかも知れないと何となく予感した。だから吉田選手の
試合はリアルタイムでは観たくなかった。伊調、吉田がそれぞれ四連
覇、金メダルでは出来過ぎだろう。勝利の女神もそこまで甘くはない
だろうと、何となく思ったのだった。
 それにしても今年の女子レスリング界は凄かった。あそこまで金メ
ダルラッシュになるとは誰も予想しなかっただろう。それに一番貢献
したのが吉田沙保里だったというのは誰もが否定できない事ではない
のだろうか。吉田が居たからあそこまで日本女子レスリング界が頑張
れたのだと思う。「これで私が人間だった(霊長類最強?)というこ
とが皆さんに判って貰えたと思う」というコメントが今回のオリンピ
ックで一番心に残った。


嘘のようなオリンピックの話3 2016.8.23

 嘘のようなオリンピックの話は今回の大会で他にもあった。私にと
っては女子卓球団体戦がある。シングル戦で石川佳純がまさかの初戦
敗退。その悔しさを受け継いだような福原愛の鬼気迫るような活躍。
しかしそれも準々決勝までだった。その後、最年少の伊藤未誠のひと
言。「ふたりを手ぶらで帰す訳にはいかない。」確か笑いながらそう
コメントしていたと思う。まさかね・・・私もそう思った。それから
数日後、朝のニュースで日本女子が団体で銅メダルを手にしたと聞い
て嘘だろと思った。それもよくよく聞いてみれば、最後は伊藤未誠が
決めたのだと言う。伊藤美誠は本気だったのだろうか。


嘘のようなオリンピックの話2 2016.8.22

 昨日、ブラジルのオリンピック、サッカー優勝の事を話題にした。
サッカーをよく知らない人には、それが何か?みたいな話かもしれな
いが、ブラジル人にとっては、おそらくその為にリオにオリンピック
を誘致したのであって、サッカー王国のブラジルとは言えど、決勝ま
で勝ち進んで最後の最後、現ブラジルサッカー界の英雄であるネイマ
ールに最後のPKが廻ってきて、それで優勝を決めるなどは夢の夢で
あったに違いない。
 それで思い出すのが、52年前の東京オリンピックの女子バレーボ
ールだ。東洋の魔女などと呼ばれ出したのは、その後からではなかっ
たかと思う。まさか日本が勝って金メダルを手にするとは誰も思って
いなかったのではないだろうか。リオ五輪のサッカーブラジル優勝は、
日本にとっての東京五輪女子バレーボール金メダルのようなものだっ
たのだと私は思うのだが・・・。


嘘のようなオリンピックの話 2016.8.21

 私は正直言ってオリンピックが好きではない。従ってテレビ放映も
あまり観ない。しかし、オリンピックには魔物が居るという話がある。
今朝がそうだった。違う番組を予約録画していて朝起きたらオリンピ
ック報道に変っていた。サッカー決勝の前半だった。何気なく観てみ
たらドイツ・ブラジル戦だった。これは現地は大変な事になっている
だろうなと思った。ちなみにサッカーは数あるスポーツ報道の中でも
一番嫌いなゲームだ。普通はまず観ない。それで録画されていた決勝
前半も早送りで観た。ブラジルが1−0で勝っていたと思う。で、録
画が試合の途中で停まってライブ放送になったらPK戦になっていた。
ああ、あれから同点になったんだと思った。確かドイツとブラジルが
4人ずつぐらい決めてドイツの5人目がキーパに止められた。この時
点でまさかね・・・と思った。そしたら出てきたのがネイマールだっ
た。アンチサッカーの私でもネイマールぐらいは知っている。現実と
は思えなかった。アニメの巨人の星でも観ているような気分だった。
ネイマールが蹴ったボールはゴールに吸い込まれていったのだった。


薄っぺらな五輪報道しか出来ない局は・・・ 2016.8.18

 あっと言う間に一週間が空いてしまった。私が注目して欠かさず観
ている報道番組のあるコーナーがあったのだが、この二日間(今日も
含めると三日間)本当につまらない芸能ニュースを報じていた。ある
有名タレントの解散にまつわるものだが、映像が二日間殆ど同じ過去
の映像を何度も何度も繰り返し使っていた。こんな手を抜いた報道を
しているなら、きっと視聴者からのしっぺ返しもあるだろうと思って
いたら、その有名タレントの看板番組もいよいよ数字が下がったよう
だ。ざまーみろという思いがどうしても浮かぶ。視聴者をバカにする
のもいい加減にしろと大声を挙げて言いたい。


どこまで突き進む?薄っぺらな感動報道 2016.8.11

 リオ五輪がいよいよ始まった。テレビでその報道を観る度に嫌にな
る。何時からこんな薄っぺらい感動の押し付けばかりになってしまっ
たのだろうか。
 嘗てオリンピック報道は世界最高の技を、日本人が絡んでいるかに
関わらず繰り広げてきた。マラソンのアベベ、ロシア体操のチャフラ
フスカ、鳥人ブブカにイシンバエワ、柔道のヘーシンク、陸上王者カ
ールルイスにジョイナー。挙げればきりがない。今年の五輪報道では
日本人に対してもそうだ。金メダルが確定する最後の瞬間、そしてそ
の後の涙。親、妻の感動の言葉。それを全く同じ映像を何度も何度も
繰り返す。それも経った数十秒ぐらいの間隔で。報道陣の技術、そし
て人格が低下しきっているのは間違いがない。


お前はKBSか!? 2016.8.3

 暫く前の事だが、米国公文書の中に、ベトナム駐留の韓国軍が売春
宿を運営していた証拠があるというニュースが流れた。しかしあまり
報道されなかったので、直に忘れられた。そのニュースを流したのが
誰だったのかもはっきり記憶出来なかったのだが、つい先日のラジオ
番組で元TBSワシントン支局長だった山口紀之という人だったことが判
った。何度も局に流すように掛け合ったが、上層部は一向に聞き入れ
なかったので、週刊文春に記事を書いてやっと公になったそうだ。山
口氏は既にTBSを辞めて(辞めさせられて?)晴れて自由の身になって、
いろいろ本を出しているらしい。
 以前にTBSの日曜朝の報道番組、サンデー・モーニングをよく観てい
た。視点が鋭く切り口も面白いと思って観ていたのだが、いつしか報
道に偏りを感じるようになって、最近はニュースの部分だけ観てコメ
ンテイターの発言になるとチャンネルを切替えている。韓国マネーな
どが相当流れ込んできているという専らの噂だ。注意深く聴いている
とさもありなんという発言が多い。
 TBSという看板は最早降ろすべきなのではないかと思う。同じ様に偏
りが激しい朝日新聞は、朝鮮日報の短縮形とも読めるので羊頭狗肉で
はないかもしれない。


ポケモン GO OUT! 2016.7.30

 ポケモン GO に関していろんな人がいろんな事を言っている。私の
意見はやくみつるのものに一番近いのだが、何を言っても他人と同じ
事になってしまう。なので私が言いたい事は別の事。早くポケモンGO
を駆逐するもっとマシなゲームなりエンターテインメントを作れとい
うことだ。小学生ならともかく、いい大人が架空のモンスターに興じ
ているのはみっともない。テリー伊藤は壇蜜GOを提案していたが、そ
れもちょっと下品だ。あの程度のアイデアであれだけ流行るのなら、
絶対もっと凄いものが出来ると思うのだが・・・。


混迷極める都知事選 2016.7.25

 私は都民ではないので、どうこう言う権利はないのかもしれないが、
傍で観ていて情けないの極みだ。
 某ジャーナリスト出身の候補は、核無き東京などと訳の分からない
ことを発言しているようだ。そもそも東電の一大需要地区である東京
は元より、原子力発電所の誘致をしていない。地方に押し付けた危険
で、電力使用を謳歌していると言っても過言ではない。ジャーナリス
トの視線って、その程度のものなのだろうか。少なくともこの十年の
ジャーナリズムというのは嘘とミスリードばかりが目立ったのではな
いか。その責任をこの人は感じているのだろうか。
 某元美人キャスターの発言も驚く。都政の透明性を訴えているが、
この人の言う透明性とは、貴女にとっての透明性であって、都民の眼
に対する透明性ではない。この人が怒っているのは、自分が蚊帳の外
に置かれたからであって、そんな事の改革を都民は求めている訳では
ないのではないか。
 そして与党公認の某氏。前都知事が与党公認だったことを忘れたの
か、知らぬ振りをしているだけなのか。与党公認で支持者を集めるこ
との功罪についてどう考えているのだろうか。まったく・・・である。


民度低下 2016.7.21

 あっと言う間に一週間近くが空いてしまった。最近の話題というと
米国大統領選挙でトランプ氏が共和党代表候補に指名されたこと。そ
してモケモンGOの異常なほどの米国での人気。この二つは何処か似て
いないだろうか。そしてその事に私は恐怖を感じる。


政治家としての資質 2016.7.13

 また一人、訳の分からない人が出てきた。やっと変な親爺が独り引
っ込んだと安心したばかりだったのに。今度の人は、一般都民の目線
で仕事をしようとしている。少なくともそう宣言はしている。しかし
それだけだ。そんな低次元の事だけで日本の最大都市であるトウキョ
ウの治政がまかされてしまうのだろうか。ニッポン人の一人として、
また東京に隣接する都市の住民として情けないのひと言だ。
 今、政治を目指す人には語って貰わねばならない三つの視点がある。
日に日に広がる格差社会についてどう考えるのか。米国、英国を始め
として広がり続ける自国優先主義についてどう考えるのか。そしても
う一つは国防とは何か、今国防の為に何をしなければならないのかに
ついてどう考えるのか。その三つが政治を志す者として明確に語れな
いなら(帰れ!)のひと言しかない。


風を起こす=弱小野党が乗っかる? 2016.7.12

 昨日のI氏東京都知事断念会見を聞いて、感じることがある。I氏
が言いたかったことに政治に新しい風を起こすことがあったという。
イメージは格好いいが、内情は薄っぺらだ。そう言えば、安保法制確
立の議論の時に、同じ様な動きがあって、国会議事堂の前に(よく判
っていない国民をより多数集める事)みたいな、乗っかりを目的にし
たイベントが横行したように思う。その中に今回のI氏も居たように
思う。シー何とかという団体もそうだ。薄っぺらな安易な煽情に、よ
く考えない国民が乗っかったのは、太平洋戦争の一番の問題だったの
ではないだろうか。


試される都民 2016.7.11

 東京都知事選に出馬を見当しているタレント俳優が居る。その人の
ひととなりをよく知らないので迂闊な批判は出来ないが、その人の発
言の中に「野党統一推薦が得られれば出馬する」というのがあって、
それだけは許せない。野党が皆味方してくれれば当選する確率は高く
なる。勝てるなら出る。当選出来るのなら主張は何でもいい。そうい
う人には政治をやって欲しくない。


試される民度 2016.7.9

 民度という言葉があるらしい。私自身は宮部みゆき氏のミステリー
で知った言葉だ。一般に流通する言葉かどうかは判らないが、いい概
念だと思う。
 昨日のひと言の続きだが、世界各国で民度が試されているように思
う。共和党の大統領候補になってしまってから、えっトランプ氏って
そんな人?とつぶやいてみたり、イギリスがEU離脱になっちゃうと
どうなるの?と国民投票後につぶやく一般人。今度は東京都民が試さ
れようとしている。


もうすぐ参院選 2016.7.8

 あっと言う間に10日以上空いてしまった。大した話題がない日々
が続いていたのかもしれない。明後日には参院選がある。これも全然
盛り上がっていない。選挙カーが大声を挙げて走り回っていないのは
喜ばしいが、選挙ポスターを見てもピンとくるのが居ない。米大統領
選のトランプ候補。英国のEU離脱派の勝利。このところ世界情勢で
もちょっとおかしい。


私達、入籍しましたは不適切 2016.6.27

 最近読んだ本で、近年タレント等が結婚した際に使う「私達、入籍
しました」という文句は不適切なものだと知った。結婚の際に籍に入
るというのは戦前の旧民法の家督制度において、嫁が夫の家の籍に入
ることから出来た言葉だそうだ。現代民法においては入籍するという
のは正確には、養子縁組などで今までの戸籍を廃して別の戸籍に入る
ことを指すそうだ。
 さはさりとて、入籍しましたというのは便利な言葉だとも言う。入
籍しましたは、結婚式、披露宴等はして居ないので、そちら様は呼ば
れてないなどと心配する必要はありませんというニュアンスになるか
らだという。微妙だ。


不適切になった・・・って、馬鹿じゃないの!!! 2016.6.24

 東京都議がリオの視察旅行を断念(は?)とのニュースが流れた。
その中で注目すべきは「(高額の出張経費が)不適切になった」とい
う誰だったか忘れたが都議関係者の発言だ。語るに落ちたりとはこの
事だ。つまり、「私は不適切とは思っていないが、世間の眼が不適切
と言うようになった。世間さえ不適切と言い出さなければ、この出張
は敢行したのに・・・」と言わんばかりだ。あくまでも(不適切にな
った)であって、(不適切だと思う)ではないのだ。呆れて物も言え
ない。


大平透 逝く 2016.6.21

 長年に亘って声優を務められた大平透氏を送る会が催されたとの報
道を耳にした。テレビ人間である私にとっても、大平透という名前は
幼年期から親しいものであった。一番自分にとって想い出のある作品
はとwikipediaの過去の作品を観てが、テレビドラマ、スーパーマンの
主役の吹き替えに違いない。それ以外にも幾つもの作品でナレーター
などで声には慣れ親しんでいる。
 テレビドラマ、バークにまかせろの主役の吹き替えもしていたので
はないかと思って調べてみたら、こちらは若山弦蔵氏のほうだった。
刑事コジャックの声優も想い出深いがこちらは森山周一郎氏との事。
いずれも低音の魅力的な声で昭和のテレビ界を支えた重鎮たちであっ
たことは間違いない。


人の噂も七十五日 2016.6.18

 今年の年明けはベッキーとスマップで一色(二色?)に塗られてい
たが、昨今では舛添氏の話題で、もううんざりするほどだ。舛添氏ネ
タのギャグもさほど面白くは感じられなくなってきている。しかし、
人の噂は七十五日と言って、リオ五輪の頃にはもう忘れられているか
もしれない。
 都知事関連で思い出すのは、尖閣諸島国有化前の寄付金の事だ。あ
れは前々知事の石原さんの時だった様な気がするが、あれって最後は
どうなったのだろう・・・?


最近、かわいそうな人 2016.6.15

 私は中嶋朋子と桜井俊事務次官をあげたい。前者は勿論三遊亭円楽
の不倫報道に関して、おそらく全く関係ないであろうのに顔が似てい
る(それも、らしい)ということと、そう言えば一般大衆の想像を駆
り立てるであろうという事から使われているこの中嶋朋子似という表
現。本人の了解を得ているとはちょっと思い難く、随分失礼ではない
のだろうか。後者の桜井俊氏。嵐の桜井翔の父親という表現を使って
のポスト舛添候補の一人としての紹介。マスコミは何をしても許され
るとでも思っているのだろうか。
 私がマスコミに報道して欲しいと思うのは、氏が標榜する都市外交
の一環で、殆ど個人プレイで、都の保育所確保問題に優先して韓国人
学校設置候補として挙げていたことの結末だ。遊んでんじゃねえぞ、
マスコミ各社・・・!!


語られない女性の立場 2016.6.12

 相変わらず訳の分からない事件の報道が続いている。何って、例の
ファンキー加藤の事である。今現在、報道で語られていることが真実
だとすればという前提の元であるが、ファンキー加藤と交際したとい
う女が凄い。加藤と自分の夫、アンジャッシュだったかアンガールズ
だったか忘れたが、その一人の妻で、友人だったファンキー加藤の事
は知らない筈はない。加藤のほうが言い寄ったとなっているが、男女
の関係になって子供までもうけているというのは理解し難い。誰かみ
たいにもう離婚寸前まで立ち入ってというのとは訳が違う。もし報道
されていることが真実だとしてというくどい迄の前提だが、今回の事
件で報道が最も突っ込むべきはファンキー加藤と不倫を働いた女性の
心境だ。マスコミは相変わらず叩きやすい者を叩いて数字が取れれば
ナンボという世界で当然と思っているようだ。しかしこんなマスコミ
は所詮すぐに潰れると思う。誰かみたいにの、離婚寸前までになって
いて、夫が不倫した相手が有名品行方正のタレントだと判ってから、
悲劇のヒロイン役を演じるという女性の本当の心境を報じないのは、
それだと数字が取れないからなのだろうか。


第三者って何? 2016.6.7

 ねえ、先生。第三者ってなあに? 第三者っていうのはね。知らな
い人の事だよ。ほらっ、よく言うでしょ。知らない人について行っち
ゃダメって。つまりは悪い人って事!(チャン、チャン)


舛添氏 第三者調査報告 2016.6.6

 本タイトルでの記者会見が行われると聞いて、正直私はリアルタイ
ムで聴くのは時間の無駄と思った。それで、その後マスコミが会見内
容を抜粋して報道する物のみを観ることにしたが、正解だったと思う。

 この茶番劇は、舛添氏が当事者である都民や国民に対し第三者(つま
り関係無い人で、舛添氏にとっては被雇用者という第二者)の、嘗て
検事経験はあるが現在は全く検事と関係の無い只の雇われ弁護士の立
場で雇い主を弁護する立場としての弁護士が、政治資金規制法という
一般人には判りにくい法律の中で、言い逃れ方法について精通する人
物を使って、一般人には法的に追及しにくい言い逃れを精査した上で
行った、言い逃れ会見に過ぎない、というのは私が敢えて指摘するま
でもない、国民衆知のものだった。都民、そして国民をここまで嘗め
てかかっている政治家というのを正直初めて観た思いがする。


スーパーマーズ 2016.6.5

 火星が十数年ぶりに地球に大接近しているそうだ。最接近の夜は曇
っていてほんの薄らとしか見えなかったが、その二日後に漸く晴れた。
しかもこの時は土星、火星、木星がほぼ一直線上に並んだ。マニュア
ル機能の無いコンデジを駆使して撮影を試みた。確かトワイライトと
逆光モードでかろうじて撮れたのだったと記憶している。画像はギャ
ラリーの今日の一枚に久々に更新して載せておいた。


消費税増税延期表明 今こそ政治経済評論家の見極め時期 2016.6.1

 サミットが終り、通常国会が閉幕していよいよ首相の消費税増税延
期表明が出たようだ。私自身はまだ首相のそれを口にしたのを観てお
らず、ネット等の報道でそうらしいことを知っただけなので、出たよ
うだとしか言えない。
 しかしそうは言え、そうなのだろう。そして今こそ政治経済評論家
の真価が問われる時だと思っている。消費税を上げるべきか、下げる
べきかについては、意見が分かれるのは仕方がないと思う。問題はそ
の根拠だ。財政健全化だとか、税と社会保障の一体改革などという文
言を持ち出して安倍首相判断の批判をしている輩は要注意だ。なんで
も安倍反対しか言わない民×党の意見などは論外だが、税を上げるこ
とへ反対の意を唱えている人の言い分は重要だ。その人物が本当の事
を言っているのか、いい加減なことを言い続けているのかの確実なる
判断材料になるからだ。


Windows 10への強引な誘導 2016.5.27

 最近、露骨な強引とも言えるwindows 10というOSへの誘導が始ま
っていると、メル友から注意があった。最近、そう言えばその勧誘の
通知がPC起動時に出なくなったなと思っていたところ、ヤフートッ
プ頁を開こうとして、つい間違ってMSNのトップ頁をクリックしてしま
ったら、途端にwin10 の勧誘通知が出るようになってしまった。MSNト
ップ頁は昔よくチェックしていたが、内容に偏向があるような気がして
アクセスするのは止めていたのだが、ブックマークには残っていて誤ア
クセスしてしまったのだ。これも消去しておいた方がいいかもしれない。
皆で抗議の意思をマイクロソフトに示すうまいやり方はないものだろう
か。


舛添さんの第三者の厳しい眼 2016.5.26

 舛添都知事の政治資金流用疑惑で、舛添氏は政治資金規正法に精通
している第三者の厳しい眼でチェックして貰うという。しかし、これ
はおかしいと思う。一般庶民の眼でいいのではと思うのだ。誰がみて
も政治資金の横領に見える物を政治資金規正法に精通していれば、何
処かに穴があって言い逃れをする隙間を見つけられるだろうと考えて
いるようにしか見えない。第三者と言えば舛添氏に厳しいように見え
るだけで、第一者である舛添氏、第二者である東京都民でない人とい
うだけで、舛添氏の味方をしてくれる人を排除していない。しかも人
選は舛添氏自身がして、名前も公表しないというのだから、押して知
るべしである。


ベッキー騒動 損害5億円? 2016.5.17

 目を疑うようなニュースがネット上に掲載されていた。ベッキーの
不倫騒動で、損害が5億円と言われていて、相手の川谷氏が一部負担
する案があったが、それが立ち消えになり、事務所とベッキー本人が
折半することになるだろうというものだ。日本人は頭がおかしいのじ
ゃないだろうか。
 そもそも損害って、何なのだろう。清純そうに思われていたタレン
トが不倫をした。その女優を使っていたCMが打ち切りになった。こ
れって誰に損害が出たというのだろう。CMスポンサーだろうか。そ
の女優が清純だと思って起用したのはそのスポンサー会社に責任があ
るのではないだろうか。その女優を使い続けることで自社のイメージ
ダウンになるからCMを止めたのだとしたら、それはその会社のリス
クヘッジで金を払うべきはその会社だろう。スポンサー会社と広告代
理店の間の責任のなすり合いもあるのかもしれない。
 不倫は大雑把に括れば反社会的行為かもしれないが、刑法で責任を
問える類の話ではないだろう。少なくとも民法上の問題で、当事者
(この場合の意味は不倫としての当事者で、CM関係者ではない)で
損害を話し合うべき問題だ。
 私は不倫をしないので、この広告を引き受けますという契約があっ
たとは思われないし、そもそもそんな契約は無効だろうと思う。
 アイドルとその契約事務所間の恋愛禁止契約というのだっておかし
いんじゃないのと言われだしている時代に・・・。


金スマって金曜日のスマップじゃなかったんだ 2016.5.13

 変なところで妙なものが発覚するものだ。ベッキー復帰のニュース
がなかったら、金スマのスマはスマイルだったことをずっと知らずに
いたかもしれない。
 それにしても、今回の騒動でベッキー、川谷絵音、その妻と三人い
て、世の中からバッシングされるのが圧倒的にベッキーに集中してい
るのは何故なんだろうか。本来、バッシングの集中砲火を浴びるべき
なのは川谷氏だと私は思うが世間の眼が彼に向かわないのは、世間の
一般人は川谷絵音なる人物をよく知らないからで、興味もないからな
のだろう。彼をよく知っているのは熱烈なるファンで、勿論彼の擁護
派なのだろう。
 私に興味があるのは、マスコミが煽りにあおるベッキー批判報道の
中で、何度川谷氏の楽曲がバックに流れたことか。それによる川谷氏
の印税はどこまで伸びたのだろうか。この数箇月にベッキーが失った
ギャラに対して川谷氏が稼いだ印税、というかマスコミが彼に流した
印税は幾らに昇ったのだろうか。


福山雅治の主演ドラマの視聴率に思う事 2016.5.10

 このクールから始まったフジテレビの月9ドラマ「ラブソング」が
期待通りの視聴率を得られていないということでネットなどのニュー
スになっている。
 私はこのドラマを初回と二回目までしか観ていないが、このクール
の中ではいいと思う。ドラマの作りとしてだ。私は福山雅治のファン
では勿論ないし、吹石一恵さんと結婚したことも、晩婚傾向に歯止め
がかからない日本の将来に対してもいい事だったと思っている。しか
しそれはドラマの出来とは関係ない。
 最近のマスコミのゴシップ記事と何でも関連づけて報道するやり方
を私はよしとしない。ドラマ作りをしている人達に失礼だろうと思う。
 話題性のある俳優たちを集めて失敗した作品は芦田愛菜他が出演し
ているドラマ「OUR HOUSE」だろう。作りも台詞回しも役どころも安易
で稚拙だ。次のシーンでは如何にもこういう事を言いそうだというそ
のままの展開になっている。こういうのを駄作というのだろう。しか
し「ラブソング」はそうではない。次のシーンでどうなるか、思いも
付かずつい不安になってつい観てしまう。話題性のある福山が出てい
るかどうかは関係ない。


舛添都知事に見えるもの 2016.5.4

 つい最近聴いたラジオへの川柳投稿でこういうのがあった。

湯河原で 湯栓ひねれば 税が出る

 うまいっ!と座布団あげたいところだ。先の石原元都知事と強引さ、
傲慢さなどで比較される現都知事だが、根本的に違うところがあると
私は思う。
 石原さんには都民、都政に対しての明確なヴィジョンがあった。舛
添氏にあるのは、東京都知事に対する明確なヴィジョンだと思う。
「こういう都知事に私はなりたい」であって、都をどうこうしたい訳
ではないのだ。


ネット炎上被害への対応 2016.5.3

 暫く前にバカ・ハラスメントという題で文を書いた。今日のはその
続編である。ネット社会をもう少しマシなものにする為への私なりの
提言である。その先は、この下のほうの最近思う事の中の「ネット炎
上被害への対応」をクリックして読んで欲しい。


表情から見えるもの 2016.4.30

 今日、日中外相会談のニュースと沖縄辺野古でのフェンス撤去に関
して翁長県知事のコメントのニュースが流れた。その際に、何か似た
ものを感じた。それは中国人要人の表情と翁長県知事の表情だ。これ
は何なんだろうか。本心は決して見せないぞというような決意がこめ
られた表情だったのだ。同じ様なものをつい先日の舛添都知事の公用
車を使った湯河原別荘への往復へのコメントでも感じた。前者二例は、
決して笑顔を見せないようにしていた。最後の例では、笑顔を絶やさ
ないようにしていた。それでも同じものが垣間見れるのは、どちらに
も嘘が見え隠れしているからだろう。


恵まれない東京都知事 2016.4.27

 舛添要一氏の金の、それも都民税の使い方についての物議が醸され
ている。私は幸か不幸か都民ではないので、選ぶ責任も無かったし、
選ばれた事への憤まんを語る権利も無いかもしれない。選んだのは愚
かと言われても仕方のない都民なのだ。翻って考えてみれば、美濃部
氏以降、鈴木氏、青島氏、石原氏、猪瀬氏と何故か東京都は名将には
恵まれていないようだ。当選前には私自身も夫々それなりの人だった
ようにも思うが、皆次々と不名誉な過去しか残していないのは、何が
あるのだろうか。


三菱自工のデジャヴュ 2016.4.26

 三菱自工の問題は、またかという気がするが人間の記憶は情けない
もので、過去のは何だったかすぐには思い出せない。薄っすらとした
記憶だが、米国三菱で嘗てハラスメント問題があった、と思う。この
ブログでも検索してみたら、去年の11月に新車RVRの発表延期と数名
の降格人事で、燃費公表で不正でもあったのではないかと、私自身が書
いている。言わんこっちゃないって奴だ。
 今は三菱系といって、三菱何とかを一括りに出来る時代ではないかも
しれないが、体質というようなDNAは残っているのかもしれない。そ
れを一番感じるのが、銀行の三菱東京UFJという銀行名だ。何故、こ
んな長ったらしい、しかも順番を覚えにくい名前にしなければならない
のか。お客の利便性などはどうでもよく、元の会社の面子を最優先にし
たと言われて反論出来るのだろうか。
 面白いと言っては不謹慎かもしれないが、今回の三菱自工の問題の発
覚は、三菱の軽自動車をOEMで売っている日産自動車の指摘に依ると
いうことだ。日産は元々日本産業という鮎川義介などが興した所謂旧財
閥系の会社だ。そのままだったら、きっと三菱自工の不正に気付いたと
してももみ消していただろう。しかし、日産は21世紀になった頃、破
綻し、外国人の社長を受け入れることになった。それが会社に延々と続
いていたDNAを断ち切ったのだろう。最早、日産は旧財閥系ではない
と言ってもいいかもしれない。しかし、それが日本人の力に依る物では
ないのは残念と言っていいだろう。


大阪維新の会 足立議員 2016.4.22

 この議員の発言が物議を醸していると今日の報道で聴いた。これま
でこの人の発言は特に注目していなかったし、今回の問題も詳細に亘
っては理解していないので、無責任な発言は出来ないのだが、私が報
道によって切り取られた部分だけで意見を許して貰えるなら民進党の
ほうがおかしい。足立議員の発言の真偽は確かめられていないが、そ
れに対して(報道された部分だけだが)民進党の対応があんな事しか
言えないのだとしたら、やはり足立議員のほうに分があるとしか思え
ない。
 松本副大臣の差し入れ要請に対する批判だが、こんな事をああだ、
こうだ言うのはレベルが低すぎる。有名タレントの熊本被災に対する
言動への批判も全く同じだ。それがいいか悪いか言う前に、お前自身
は何か行動しているのかって事だ。自分が行動していない奴にああだ、
こうだ言う資格は無い!


慙愧に絶えないニュース 2016.4.19

 ここ数日に亘る熊本を中心とする地震災害のニュースの中で、今日
一番ショックなニュースを聴いた。それは、現地で被災された元(現
?)タレントの井上晴美のブログが中傷誹謗のせいで、中止すると告
げられたことだ。中止した井上側の方がどうのこうのということでは
ない。中傷誹謗した側の方の話だ。具体的にどんな誹謗書込みがあっ
たのかは知らない。しかし想像はつく。そしてそんな奴等を許せない。
私自身、井上晴美の事を正確に色々知っている訳ではない。個人的に
好きだ、嫌いだという感情もない。しかし、被災した現場で困難に遭
いながらも一生懸命頑張ろうとする人に、タレントで有名人だからと
言う理由だけで、蹴落としてやろうとする日本人が居ることが許せな
い。こんな輩は断じて日本人と認めることは出来ない。見つけ出して
とことん弾劾してやりたい。


天災は人智を超える? 2016.4.18

 基本的に天災は人智を超えると思う。しかしそれでも、人智も少し
ずつではあるが進歩していると思う。
 今回思ったのは、学校の校庭に置かれたパイプ椅子によるSOSの
文字だ。おそらくは殆ど役に立っていなかった報道陣のうるさいだけ
のヘリコプターだが、地元で求めているのを伝えるという役には立っ
たのではないだろうか。
 SNSも役に立ってはいると思うが、情報があり過ぎて埋もれてし
まうのかもしれない。それに充電という障壁があり、長い時間の情報
伝達というのには限界がある。
 道路が寸断されて、電気、ガス、水道が止まる。そんな時、皆が集
まった校庭で必要なものを伝える。報道のヘリがそれを伝える。それ
を受けた政府がオスプレイなどを物資とともに派遣する。そんな事が
これからの災害のモデルケースになればと思う。


相変わらず学習しない災害報道 2016.4.15

 熊本で大地震が起きた。私が知ったのは今朝だった。早朝からテレ
ビでは各局が競うように、徐々に判明する被害の実態を繰り返し報道
している。
 東日本大震災の時にも思った事だが、テレビ局は大災害が起こった
時には局間で競うのを止めるべきだ。各局とも情報ソースが乏しいの
で、局毎に何とか入手した断片的な映像を繰り返し繰り返し、何度も
使って場を繋いでいる。鬼怒川が氾濫した時もそうだった。御嶽山が
噴火した時もそうだ。全く同じ映像を何度見せられたか判らない。結
局ずっと観ていても情報の乏しさは変わらない。報道各局は協力して、
独自に得た映像や情報を融通しあい、より早く多くの情報を流すべき
だし、似た様な報道を各局が垂れ流しっ放しにしても意味がないので、
ある局は被害現場を、ある局は避難所現場を、ある局は交通状況をな
どと局毎に流す情報を分担して、視聴者が知りたい情報を局を選んで
観られる様に何故出来ないものだろうか。


吉田羊は好きか嫌いか 2016.4.13

 20歳年下との連泊お泊り報道で話題を沸騰させている俳優、吉田
羊だが、少し前まで好きな女優だった。しかし、今はそうではない。
その理由は先の報道が原因ではない。電力自由化で、確か石油関連企
業のCMだったと思うが、電力自由化に乗っかって電力供給ビジネス
を吉田羊を起用して流すようになった。その中で使われている台詞で、
切り替えるかどうか逡巡する男子に向けて「意気地なし!」と一喝す
るあのCMが原因である。まあ、本人は役として言わされているだけ
なので、吉田羊を責めるのは筋違いなのだろうが、まあ仕事を選べよ
ということだ。元モー娘が不倫を開き直ったようなCMが最近、不謹
慎と打ち切りになったと聞くが、こちらの電力自由化を薦めるのに
(意気地なし)と言い切るCMこそ打ち切るべきだろう。余計なお世
話だと言いたい。


バドミントン選手の賭博について 2016.4.8

 この話題は以前にも書いた気がして遡って調べてみたら、今年の3
月9日の記事、巨人の高木選手の賭博とシャラポワのドーピングに関
する記事だった。なるべく被らないようにしたいが、今回は公認され
ている賭博と禁止されている賭博についてにしたい。前にも書いてい
るがそもそも私は賭博が大嫌いだ。同じ理由でバドミントン選手を責
めるなら許せる。しかし、禁止されている賭場に与したからという理
由だと賛同出来ない。暴力団の資金源になるからなどと言う人が居る
が、例えば公営ギャンブルや街のパチンコなどが暴力団などと繋がっ
ていないと誰が保証出来るのだろうか。政治資金でさえあれだけいい
加減な使い方をされているのだ。公営だろうが認可されていようが、
ギャンブルの収益が悪用されていないなどと誰が保証出来るだろうか。
世の中のギャンブルを全て無くせと主張する人以外は、バドミントン
選手を非難する資格は私はないと思う。


結婚記念日って、何時? 2016.4.4

 最近聴いた話だが、結婚記念日は結婚式をした日か、婚姻届を出し
た日かで意見が分かれるそうだ。ええっ?と思ってしまった。私は当
然前者支持だ。しかし若い人には後者だという人が増えているらしい。
結婚式をしないで籍だけ入れるカップルも増えてきているからかもし
れない。でも、式をしないぐらいなら、記念して祝う必要もあるまい
と思うのだが。そもそも婚姻届は、結婚しましたというのを行政機関
に報告する届けという作業で結婚そのものではない。役所の届けで結
婚しましたという事にするなら、証明書を発行して貰わねばならない
筈だ。これは届けとは違う。


米大統領選に学べ 2016.4.2

 今の米国大統領選におけるトランプ氏の攻勢について、アメリカ人
は愚かだと失笑している日本人がいる。しかしこれは、キューバとの
親和政策でレガシーを残そうとしている無能大統領を始めとした米国
現政府への不信感からのものに他ならないことに注目しなければなら
ない。
 思い返してみて欲しい。安倍一次政権、麻生政権とあまりに出鱈目
な自民党政権が続いた後、いい加減現政権に嫌気がさした日本国民が
政権交代を夢見て民主党を第一党に選んでしまったのだ。その後に続
く悪夢のような鳩山、菅、野田政権。今になってなら言えるが、トン
デモナイ連中を政権中枢に選んでしまったのだ。これって、どこか似
てないだろうか。我々日本人も現政権に嫌気がさしてトランプ氏のよ
うな人達を選んでしまったのではなかっただろうか。


イスラム国、参加疑惑日本人報道のおかしさ 2016.4.1

 イスラム国へ参加しようとして外国で拘束された日本人に関する報
道がピタッと止まってしまった。マス・メディアはその存在意義を完
全に見失ってしまったようだ。詳しい事は判らないが、おそらくは本
人の否認した事によって、扱ったマスメディアが後日、冤罪等のバッ
シングを受ける惧れを感じて、報道を控えるようになってきたのだろ
う。他の日本人が真似してテロリスト集団に参加するというリスクを
報道により回避する事より、マスメディア各社が自分達が後に糾弾さ
れることのほうを重視しているというゆゆしき事態だと私は思う。真
偽のほどは今後の調査に待つとしても、この事件を追わないのは報道
としての責任を放棄していると私は思う。


バカハラスメント 2016.3.30

 実は前回の記事の続きである。日本は何故、こんな変な社会になっ
てしまったのだろうかと、ちょっと考えてみた。そして思い至ったの
が、ネット炎上という名の、馬鹿の市民権獲得革命だ。これを私はバ
カハラスメントと呼ぶことにする。

 前回の反省でひと言では長くなり過ぎてしまうので、ここから先は
最近思う事の「炎上、何故怖い?」をクリックして読んでみて欲しい。


ワーイ・ジャーパニーズ・ピーポー おかしくねーかーっ! 2016.3.25

 今日の話題はショーン・Kの経歴詐称問題だ。本当はショーン・マ
クなんとからしいが、そんな事はどうでもいい。
 まず詐称という事だ。詐称というのは騙したという事だと私は思う。
誰が騙されたのだろうか。私はショーン・K氏のブログだかHPに掲
載されたという経歴を観ていないし、これからも観たいとも思わない。
観る必要もない。一体日本人の何人がショーン氏の経歴を観て、しか
もその内容に騙されたと思ったという人が居るのだろうか。
 もし騙されたと仮定すると、騙された張本人はフジテレビの新番組
のキャスティングをした人で、且つその人はショーン氏の経歴故にキ
ャスティングをしたということになる。そんなバカな事があるだろう
か。看板番組、しかも報道系の番組で大事なのが経歴だろうか?
 もし騙された人は一般視聴者だと仮定すると、何と低レベルの日本
人ばかりなのだろうか。騙されたと感じた人が居たとすると、その人
はショーン氏の語られた経歴故に好感を持ったということになる。そ
れが嘘だったから嫌いになったという事だろうか。もしそうだとする
と何と薄っぺらい考えの視聴者なんだろうか。
 おかしい事の極みは、フジテレビの社長がこの件について謝罪した
という事だ。誰に謝っているのだろうか。ショーン氏に謝っているの
ではないらしい事は判るが、一体誰に。急遽キャスティングを変更し
なければならなくなって困ったのは番組の関係スタッフだろう。その
人達に社長が謝るとしたら、そんな内々の話を世間に公表するのはそ
もそもおかしいだろう。世間を騒がせた事について謝っているのだと
したらもっとおかしい。だって世間は騒ぎがおこった方が楽しいのだ。
 やっぱり本当に謝るべきは、誰も騙されてもいない事で降板するこ
とにさせられてしまったショーン氏に、経歴に嘘がないかどうかで登
板、降板を判断するような下らない会社であることを社長としてまず
は謝るべきだ。
(済みません。ひと言がついつい長くなってしまいました)


高速バスの運転手、スマホ運転発覚 2016.3.24

 今日の報道で、東名自動車道で高速バスの運転手が運転中にスマホ
を操作し観ていた事が、同じ路線を走っていた別の車からの動画撮影
及びアップで発覚した。何とも怖ろしい事がだそれが現実だ。
 これを現実と感じるのは、つい先日の似た様な体験があるからだ。
夜、直近のスーパーへ買い物に行って帰る途中、暗い坂道を歩いてい
て突然コートの袖に何かが触れたかと思ったら、目に入ったのはスマ
ホの明るい画面だった。一瞬、何が起こったのか訳が分からなかった
が、すぐに暗い夜道の一方通行を逆走してきた無灯火の自転車が、実
はスマホ観しながら乗っていたのだと気づいた。怒り心頭で大声を挙
げたが、犯人(敢えてそう呼ばせて貰う)は、肩をすくめながら、や
ばいっ!とばかりに逃げていった。これが現実なのだ。
 絶対に許せないと思い、次は傘を持参して刺してやろうと思ったが、
現実にはそんな事は出来ない。だったらどうすればいいというのだろ
うか・・・。


移民という名の奴隷制度 2016.3.23

 大分、日が空いてしまった。今日のひと言と銘打ちながら今週のひ
と言といわれても返す言葉がない。

 昨今の海外爆破テロ事件をみていて思うのは、移民という欧州の嘗
ての政策は20世紀の一見合法的に見える奴隷制度への復讐劇なので
はということだ。
 日本の一部の政党の中にも、日本国内での高齢化、少子化による労
働力低下を移民で補おうと言っている政治家も居る。しかし、海外か
らの移民による低賃金の労働者確保は、19世紀以前の奴隷制度と何
等変わる事は無い。低開発国の人民は安くこき使えるのだから連れて
きて働かせればいいという上から目線の発想だ。それが移民が一世代、
二世代と過ぎた時には、最初は夢をみて渡った外国かもしれないが、
その子、孫の世代にとってみれば民族差別でしかない。移民賛成論者
はその事を判って主張しているのだろうか。


基礎控除 2016.3.15

 今年の確定申告で最も納得いかなかったのは、基礎控除だ。これは
誰にでも付く控除なのだ。だったら最初から税金取る前に控除しとけ
よってことだ。つまり確定申告した人には全員控除を受ける資格を与
えるが、確定申告しない人にはその分、確実に税金を取るっていう事
だ。どうも納得いかない。今頃って話ではあるのだが。


確定申告 2016.3.14

 まだまだ先の事と思っていてふと気づいたら締切まで土日を除いて
三日しかなかった。慌てて書類を探し出し、総務省のホームページか
ら検索して案内通りに入力してゆく。終わったのは約30分後。年々
簡単になっていく。前は半日は掛かったような気がする。何故かと考
えて(私の、今年のに限ってだが)送られてきた源泉徴収票2枚の数
字を書き写し、市役所から届いた保険料の通知の数字を書き写し、生
命保険会社から届いた控除証明書の数字を書き写しただけだからだ。
よくよく考えて、これって個人がやらなくちゃならない作業なのだろ
うかと思った。管轄している役所は異なるが、マイナンバーでデータ
をリンクすれば機械だけで集計出来てしまう。生命保険だって、デー
タは保険会社のデータバンクに入っているので、保険会社に登録の義
務付けをすればリンクするのはたやすい筈だ。将来は確定申告って無
くなるんではないだろうか。


3・11 デジャブ 2016.3.12

 大震災から五年目の朝はまだそうでもなかった。午前中が過ぎる頃
から何となく調子が悪くなった。最初は判らなかったが、段々以前の
記憶が蘇ってきて判った。あの日、そしてその後続いた1週間。マス
コミ報道、テレビ、ラジオどれを点けても同じ話題。何度も何度も擦
り込まされるように流される映像と音声。あの時はその中でもACジ
ャパンの意味不明のCMが一番きつかった。今のマスコミは、特にテ
レビはおかしい。糾弾されない為だけの放送を流しているとしか思え
ない。年明けから繰り返される芸能ネタだけでも辟易しているのに、
どうしてそんな番組作りしか出来ないのか。日本の新しい未来に繋が
る夢と希望は不謹慎だと言いたいのだろうか。被災者の中には孤独な
老人も多いと聞く。話し相手もなくただテレビを点けて観ているしか
ない人達。そんな時にああいったどの局も同じ内容を同じトーンで流
し続けて酷だとは思わないのだろうか。


わたしのあの日 3・11 2016.3.11

 五年前のあの日、私は職場に居た。事務所はその数年前に耐震工事
をしていたので、倒壊するとは思わなかったが、一応、会議机の下に
何時でも潜れるように待機していた。防災訓練の時のように自分の机
の下に潜るのは身動きが取れなくなるのではと思ったのだ。揺れが収
まって誰が言うともなく、毎年の防災訓練のように非常階段から避難
場所に指定されている空地まで移動することになった。
 あの時、二つの教訓があった。防災訓練は毎年夏が終わりそうにな
る9月初めなので何とも思わなかったが、あの日はまだ真冬に近い陽
気だった。防寒コートを手にすることに気づかなかったのだ。避難場
所で寒い思いをすることになった。それぐらい気が動転していたのだ。
 もう一つは、待避の終わり方を訓練していなかったことだ。毎年の
防災訓練では時間が決まっていて、時間が来ると三々五々解散する習
わしだったが、実際に災害が起こってみると、避難場所に逃げるまで
はいいが、その後、何を待ってどう行動すればいいか、誰も判断出来
なかったのだ。結局、無駄に2時間ほど外に茫然と立っていて、総務
部の誰かが伝令で極力建物には戻らないようにして、各自帰宅するよ
うにというのが伝令で伝わってきたのだった。
 防災訓練は同じ事の繰り返しも大事だが、毎年進化させることも必
要だと痛切に感じた。


シャラポワと巨人・高木選手 2016.3.9

 ちょっと私は違うと思う。賭博が何故いけないのかという事に関し
て、世間やマスコミは目を逸らし過ぎていると思う。私自身は賭博は
大っ嫌いである。しかし身近な人に賭博好きは多いし、誘われること
も多い。パチンコが賭博かどうかも微妙な話ではあるのだが、パチン
コは生来好きでない。それでも誘われることが多くて、何度か一緒に
行ったことはある。しかしあまりいい思い出ではない。
 大学生に成りたての頃、麻雀を覚えた。好きだったという思いはあ
まりない。ここでも賭け麻雀に何度も誘われた。殆どは断って、賭け
麻雀は好きでないからと断り続けていたが、友人関係の維持の上で断
りかねて何度かは嫌々参加したことはある。それでも強要されるのが
社会というものだと思っていた。
 世の中に蔓延る賭け事について、何故いけないのかについての説明
が無さすぎる。無いのに関わらず人を責めることについては容赦ない
のには私も付いていけない。もっと何故いけないのかについて、堂々
と議論した上での制裁にすべきだと私は思っている。そうなれば、生
理的に好きでない私にも断る正当な理由が立てやすいのだろうとも思
う。
 シャラポワが提起した問題も微妙だ。社会が何かを違法だとする時
には正当性が重要だと思う。その正当性の衆知が十分でない場合には、
糾弾も正当性を欠くのではないかと思う。別にシャラポワが美人だか
ら擁護したいというのでは決してない。もしシャラポワを糾弾するの
であれば、その正当性を担保する理屈を、マスコミも一般市民もきち
んと構築した上でなければと思うのである。


聖火台は誰が悪いのか 2016.3.8

 二日ぐらい前の話題になってしまうのだが、今候補になっているA
案だかB案だったか忘れてしまったが、木造の屋根である為に聖火台
が国立競技場に設置出来ない可能性があるとかで騒いでいる。何故こ
んなことになってしまうのだろうか。
 私は担当している人の無責任さというよりも、これまでも何度か指
摘しているこのオリンピックで上手い事稼いでやろうという輩ばかり
だという事にあると思う。今のオリンピックでは責任を持って成功さ
せたいという人は殆ど居なくて、隙あらば自分がしゃしゃりでて一儲
けしてやろう。でもやばそうな雰囲気だったら、さっと引いて責任を
回避しようという輩ばかりなのだ。それはあの元M総理も例外では無
いと思う。(これは個人の感想です)
 前の東京オリンピックの時に、代々木第一、第二体育館などを設計
した丹下健三氏は違っていたと思う。自分の設計した建造物が成功す
る為に全知全霊を注ぎ込んでいたと思う。だからこそ一点の瑕疵も指
摘されないようにすべてを検討し尽していたのではないかと思う。そ
ういう人は最早日本には居ないのかもしれない。


自転車の何が悪いのか 2016.3.7

 つい先日、とても怖い思いをした。夕食後、いつものウィスキーが
無くなっていたことに気づき近くのスーパーに買いに出た。その帰り
の事。我が家のすぐ傍で道路の左側から自宅がある右側へ移ろうとし
た時、突然私のコートを何かが触れた。その瞬間目に入ったのはスマ
ホの明るい画面だった。
 私の家の前で、一方通行の道を逆走した無灯火の自転車で、それに
乗っていた男はスマホを見ながら進んでいたのだ。通り過ぎていく自
転車に向けて大声を挙げたが、気づかない振りをして走り去ってしま
った。
 無灯火、一方通行逆走、そして極め付けは運転しながらのスマホ観
である。あまりの怒りにその夜はなかなか寝付けなかった。
 この事を思い出したのは、今日の夕方の報道を見ていてである。自
転車運転車のマナーが悪いというようないつものアレである。しかし
実態はそんなレベルを遥かに超えている。報道ではマナーの悪い自転
車運転車に向かっているが、それも無いとは言わないが、それを放置
してきた社会、特に道路行政を預かる国交省の責任が一番重いと思う。
この件に関しては私のHPの過去に書いたエッセイに一文を載せてい
るので時間があったら読んでみて欲しい。


今、キョンキョンが凄い 2016.3.4

 数日前のこのコーナーでMEKURUという雑誌で特集された小泉今日子。
今日やっとこの雑誌をほぼ読み終えた。何だか知らなかった小泉今日
子の魅力を改めて知らされた。それで急にキョンキョンの唄が聴きた
くなって、私が唯一好きな「月ひとしずく」が収録されているCDを
我が街の図書館で借りようと予約を入れると既に何人かが予約中で順
番待ち。過去に10年ほど書評を誌上で担当していて、それを集めて
本にした「小泉今日子・書評集」というのが出版されている。そちら
を借りてみようと検索してみたら48人待ちだった。本屋で探してみ
ると、大型店ではすぐ見つかった。しかし、CDにしろ書評集にしろ、
買ってまでは・・・。
 私のブログを時々見にきてくれている読者が、嘗てのベンザエース
のCMを取り上げていた。これも今、旬だからなのだろうか。


民主と維新の新党名 2016.3.3

 新しい合併党の名前で国民に党名を募集するとか言っているらしい。
私ならダメダメ党を応募したい。自分達がどういう党にしたいかを党
名にも籠められないような党に相応しい名前だと思うが、どうだろう
か。


環境の日 2016.3.2

 ある衆議院議員が現環境相に「環境の日は何月何日か」という質問
を投げた。環境相が間違えた答えをしてその後、陳謝していた。それ
を見た質問者はしてやったりという顔をしていた。しかし私はこれを
見て、この質問者を最早支援しないことを決めた。
 この人の所属するM党はどんどんおかしな方向へ向かっている(と
私は思う)。そんな中でこの人は権力は無いが、主張は正しいと(嘗
ては)思っていた。しかしこの日の発言で、彼は私からの信用を失っ
た。政治家は目立てばいいという存在ではない。相手から一本取るこ
としか考えていない政治家は国民に目が向いていない。

 この記事を書くのに正確を期そうとネットでこの日の答弁を載せた
記事を探していて、「提供社の都合により、削除されました」という
恐ろしいHPを見つけた。XXドアという会社だ。政治から圧力が掛
かったにせよ、政治に圧力を掛けたにせよ、怖ろしいことだ。

 経緯については こちらを参照ください。


雑誌 MEKURU  2016.3.1

 今日、一つの雑誌を購入した。雑誌名はMEKURU。2月号で特集は小
泉今日子。いわゆるキョンキョンである。私は空白の80年代という
のを過ごしていて、キョンキョンはリアルタイムでは殆ど知らない。
空白の80年代というのは、その時期、猛烈会社社員だったせいで、
テレビ芸能話題には殆ど着いていけなかった時代という意味だ。だか
らキョンキョンとして一番馴染みがあるのは、2012年のドラマ、
最後から2番目の恋の主人公としてのキャストだ。あとは朝ドラのア
マちゃんぐらいかもしれない。
 小泉今日子を特集した雑誌があるとラジオ番組で偶々聴いて、どん
なものかと書店を幾つか廻った。しかし一切目にすることはなかった。
凄くマイナーな雑誌なのかなとも思った。雑誌が何を主に扱っている
ものなのかも把握しておらず、書店のどのコーナーを探せばいいのか
もわからなかった。あとで売り切れ続出で、書店には並んでいないの
だと知った。それから暫くして重版されたと知って今日書店を廻って
2冊だけ棚に残っているのを見つけ購入してきたという訳だ。まだぱ
らっと、それこそメクッてみただけで記事を読むのが楽しみだ。


シャープ、台湾へ身売り 2016.2.25

 いよいよシャープが会社再建の為に台湾の外資を受け入れることが
決まったそうだ。日本の魂の一部が、一部の会社役員の保身の為に身
売りされたと私は感じている。
 シャープの製品は我が家でも種々これまで採用している。その多く
は初めて世の中に出てきたような種類の商品だ。我が家最初のVHS
レコーダーはシャープ製だったし、留守録機能付き固定電話もシャー
プ製を選んだ。私個人としての最初の携帯はSONY製だったものの、家
族で携帯を持ちあうことを決めた時もシャープ製を選んだ。
 しかし、シャープの家電はよく壊れるのも事実だ。これはまだ世の
中で一般的に普及していないものをいち早く世に出しているからだと
思っている。そういう意味では壊れることも評価してきた。
 これに反して所謂耐久消費財と呼ばれるような家電はこれまでずっ
とサンヨーを採用してきた。所謂白物家電を始めとする長く使用する
家庭電化製品だ。比べてみると平均寿命はサンヨー製が圧倒的に長い。
 今では最早、サンヨー製を選ぶことは叶わない。それと同時にシャ
ープ製を我が家で選ぶ機会はもう発生しないだろうと思う。


爆破予告に対する報道について 2016.2.24

 一部しか観ていないのだが、殆どの国民がそうなのだろうから敢え
てそれでも発言することにするのだが、マスコミ媒体が自分自身に反
省や自戒をしない事に、私は一番の憤慨を感じ一番の問題点を感じる。
勿論、本当の犯人、爆破予告をした被疑者が悪いのだろうが、マスコ
ミはこういう事を起した(現段階では起した事が想定される容疑者)
人物に対して、後日の誤報道に対する糾弾を怖れるあまり、犯罪者に
対して人権保護ばかりを気にして報道していることに憤りさえ覚える。
こういう事がこの手の犯罪抑止に逆効果になっている事に関して、マ
スコミ当事者は自責を何故感じないのだろうか。


日本のサグラダ・ファミリア 横浜駅 2016.2.22

 先日、高校時代のクラス会があって久々に横浜駅へ行って来た。五
年ぶり以上にはなる筈だ。嘗て同じクラス会の席で、恩師の先生に言
ったことがある。「日本のサグラダ・ファミリアと言えば、横浜駅で
すよね。」つまり、何時行っても工事中だという意味だ。横浜駅は、
私が会社に入社して以来、15年間通勤で通過してきた駅だ。勿論、
何度も降りている。しかし、横浜の大工事が始まったのは、私が常用
していた時期よりも後だった気がする。


全ては秘書のやった事・・・ 2016.2.16

 連日のようにマスコミをお騒がせしている宮崎謙介議員だが、議員
を辞職するという。辞めてどうするのかだが、奥さんの金子恵美議員
の秘書になるという噂もある。もしそうだとするとちょっと笑える。
金子氏には「全ては秘書がやった事」と弁明出来るからだ。


ロケットとミサイル 2016.2.14

 北朝鮮の事実上弾道ミサイル発射との報道が、ここ数日喧しくマス
メディアに流されている。しかし言っている内容はステレオタイプの
物ばかりでちゃんとした取材をしていないものばかりに感じる。そん
な中であるラジオ放送局のある軍事解説者が鋭い発言をしていた。北
朝鮮のはミサイルとは呼べない単なるロケットだというものだ。ミサ
イルとして使える為には一度大気圏外に出た後、再度大気圏突入をし
てその時に弾頭が燃えずに残って、目標とする地点まで到達しなけれ
ばならない。そんな所まで技術が到達していないというのだ。そして
もう一つ面白い指摘が。それはミサイルというのは本来固定の発射台
から発射するものではないというのだ。攻撃に使うミサイルならば、
敵から発見されないように移動式の発射台を通常使わねばならない。
そうでないと発射する前に敵の爆撃を受けてしまうからだ。だから北
朝鮮のは平和利用の為のものだと言うつもりはない。間違いなく弾道
ミサイルのような攻撃ツールへの開発途中なのだろう。大事なのは、
攻撃ツールの開発途上の何処まで出来ていて、何処はまだ出来ていな
いかだ。そのあたりをちゃんと取材して正確に報道しているマスメデ
ィアは殆どないのは嘆かわしいことだ。


ベッキーは偉いっ! 2016.2.12

 今回の宮崎議員問題でベッキーは、かの議員に天晴れとも言える反
面教師としての範を示したと私は思う。ベッキーの事が無かったら、
あんな釈明は無かったと思う。


不気味なマスメディア 2016.2.10

 今回のマスメディアは主にテレビと新聞だ。何が不気味なのかとい
うと、北朝鮮のミサイル発射の扱いが余りに軽いということだ。安保
法制改定の際に、あれだけ騒いだマスメディアが、この危機について
知らん顔をする、或いは大した事ではないような顔をするのは、マス
メディアが誰の為の報道をしているのかを如実に示しているのは疑い
ようがない。中国、韓国、そして北朝鮮から日本のマスメディアに相
当な金が流れ込んでいて、殆ど支配に近い制御をされているのは、疑
いようのない事実だ。


どうでもいい話 2016.2.9

 ふと気づくと、今日のひと言のコーナーが一週間近く更新されない
まま過ぎてしまった。マスコミの報道内容について思う事をコメント
することが多いのだが、ここ一箇月ぐらいのマスコミ報道があまりに
くだらないものが多過ぎて反応するのが嫌になったことも一つある。
 どうでもいい話題ではあるが、経済再生担当大臣が甘利氏から石原
伸晃氏に替わった。この人のコメントを聴いていて、どこかで聴いた
様な口調と話し方だなと思っていて、ふと思い出したのが料理研究家
の土井善晴氏だった。


石坂騒動 2016.2.1

 今年は年初から何かと騒がしいのだが、またひとつ問題が浮上した。
何でも鑑定団という番組を観なくなってから久しい。観ていた最初の
頃は面白いと感じたが、だんだんつまらなくなった。今でも好評で続
いているというのが不思議だ。それはともかく、今回の騒動ではテレ
ビというマスメディアがまたまた視聴者を無視した勝手な番組作りを
していることが露呈してしまった。プロデューサーと出演者の確執に
よって、編集カットを決めていたなど制作者は何様のつもりで仕事を
しているのだろうか。私は普段観ていないので、もう見ないことで抗
議するということは出来ない。視聴者が抗議として出来るのは、せい
ぜいスポンサー企業への不買活動ぐらいだろうか。観ていないので番
組のスポンサーが何なのかも知らないのだが。


甘利騒動をみて思う事 2016.1.29

 甘利氏が白か黒かは議論しても仕方ない。それよりも気にかかるの
は国会運営そのもののほうだ。怪しげな週刊誌のスクープ記事でしか
国会で議論するネタがないという国会議員の何と多い事か。国会開催
中に週刊誌のゲラ刷りを読んで質問、答弁の内容を考える。何とレベ
ルの低い国会議員だろうか。こんな事ではマスコミに政治が簡単に誘
導されてしまう。日本国民が新聞によって戦争へと駆り立てられてい
った戦時中と同じではないのか。甘利氏もそれを責める野党も両成敗
としたい。


ブラック報道 2016.1.25

 此のところ、ちょっと気にかかっていることがある。それは週刊文
春に関してである。ベッキーとゲスの不倫素っ破抜き、SMAPとジ
ャニーズ事務所の確執、そして今回の甘利明大臣の収賄疑惑。すべて
大きく文春が大きく関わっている。文春ジャーナリストの素っ破抜き
に関して、今回私は天晴れとは決して言えないように思う。情報取得
の正当性、あるいは不正の有無に疑念を感じざるを得ないからだ。ベ
ッキーとゲスの件に関しては先日触れている。心配していたところに
今回の甘利氏の報道である。ベッキー、SMAP、甘利大臣。全て文
春からの素っ破抜きというのは偶然だろうか。文春に何かが起きてい
るとしか思えない。報道の倫理の箍が外れかけているのではという疑
念だ。
 私自身は、例えば暫く前のスノーデン氏の行動については賛美の声
を挙げたい者の一人だ。しかしスノーデン氏と文春記者は決して同列
には居ないと私は考える。ジャーナリズムの正当性ということに一般
人の意識が向かえばいいのだが・・・。


報道の倫理 2016.1.23

 ベッキーとゲスの報道は止むところを知らず、ますます過熱してき
ているが、私はあの二人の倫理性については興味が無いが、報道の倫
理というものについてはとても気になる。その一番がラインという一
見閉ざされた情報伝達の世界が盗み見られて公に公開されたという点
だ。つまりそれは正しい、或いは公正な事なのかという点だ。極最近
起こった甘利、何とか担当大臣(だったかな)の贈収賄疑惑などを観
ると、ジャーナリズムに制限はあってはならないという気はしなくは
ないが、あれにしたって正当なのか不正なのかは怪しい。ベッキーと
ゲスのあいつとの個人同士のやり取りを不正に(敢えて不正にという
言葉を使ったが、正当だったとは到底思えない)取得してゴシップ記
事として流すというのは許されることなのかという議論はもっと起こ
ってもいいと思う。有名人タレントで好感度ナンバーワンのベッキー
が標的だったから、ざまあみろと思った下衆の貴方も、もし貴方が標
的だったら許せますか?


スマップの結末 2016.1.20

 年明け早々から国民的大騒動となったスマップの解散、独立問題だ
が、一応の決着をみて、国民の大多数がほっと胸を撫で下ろしたかに
見えているが、私は違うと思う。私が見る結末は、40代にもなろう
としているいい大人集団が、結局事務所というかプロデューサ側の論
理を呑まされ、本人達の意思が曲げさせられたという事実だ。スマッ
プのグループとしての曲がもう聴けなくなるから悲しいなんていうの
は嘘だ。そう思い込まされているだけなのだ。北斗星、トワイライト
エキスプレスがもう無くなるから残念だというのと同じだ。無くなら
ないと判っていたらわざわざ切符を買って乗りはしない。大多数の人
間はやっぱり新幹線を使うだけだ。スマップが名曲を残しているのは
私も認めるし、好きな曲は多い。しかし最近のスマップの楽曲はそん
なにヒットしていないし、私個人としても好きな曲は殆ど無い。スマ
ップは最早、個人、個人に魅力があるのであって、グループの歌や踊
りが良いのではない(特に最近はという意味だが)。嵐、V6、SM
APと時代を遡るにつれて明らかに踊りのキレは悪くなる。逆に個人、
個人が出演する映画、ドラマ、バラエティのMC等々、個人としては
どんどん面白くなってきている。今、騒いでいるファンの人達も本当
は一人ひとりに魅力を感じているだけなのではないだろうか。SMA
Pという名前を残す為に、メンバーの一人ひとりが事務所から拘束さ
れるのを本当は望んでいないのじゃないだろうか。


ベッキー、ゲスの報道について、再度 2016.1.19

 昨日、報道番組でゲスの代々木公園でのライブで話した挨拶を聴い
て、改めて思ったことがある。つまり好きあっている二人の事は本人
にしか判らない事で、他人がどうこういう話ではないのだと言う事。
不倫はいけない事だというような綺麗事を言っても仕方ない。好きで
もない既婚者と密通して後は知らん振りをしているというのなら非難
されるべきだろう。しかし本人同士にどういう事情があるのか判って
もいないのに、詮索して勝手な意見を言い合うというのはどうだろう
か。
 一番の問題は、ベッキーが好感度のとても高いタレントなので、そ
れが引き摺り堕とされる姿を見てみたいという気持ちであれこれよく
知りもしない事を言いふらすということだろう。その事には二人の本
当の事情がどうであれとても胸が痛む。こういうのを本当のゲスの極
みというのではないだろうか。


今年の新春はどうかしている 2016,1,18

 最初は何だったっけ。ベッキーとゲスだったかな。それから北川景
子、ダイゴの結婚。バスの死亡事故。スマップのほうが先だったかな。
そんな中で今朝の大雪だ。まあ本当の事を言えば、大した雪じゃない。
交通の混乱もテレビで観る限りはそんなに大変には見えない。スマッ
プだってすぐ収まりそう。北川景子の結婚だってもう何か月も前から
怪しいと言われていた話だ。ベッキーとゲスの話は、馬鹿な男がはや
まってそれほど好きでは無い子と結婚してしまって運命の人にあった
ってよくある話じゃない?本当に大変なのはバスの事故だけど、ちゃ
んとしたネタをつかんでいないうちからマスコミは騒ぎ過ぎ。事件が
起きてから一週間ぐらいしてからニュースをみたほうがいいのかもし
れない。


もういい加減にしろ!テレビ放送局 2016.1.15

 昨日も書いたことだが、どうしてももう一度書きたい。もういい加
減にしろ。朝から晩まで同じ映像使い回しで、大して内容に変わり映
えのない報道ばかり流しやがって。そう、スキーバス転落事故の事だ
よ。軽く扱えって言ってんじゃねえんだよ。ネタがないんならネタが
ないなりに、ちゃんとした取材が出来るまで別の事を報道しろってい
うんだ。視聴者を何時までも馬鹿にしてんじゃねえぞ。もうその話は
何度も聞いたよ。似非評論家のいい加減な憶測ばかり流してんのもみ
っともねえぜ。


報道サブリミナル効果 抑制法案 2016.1.14

 昨今のテレビ報道を観ていて、これは規制する必要があるのではな
いかと感じている。同じ映像を何度も何度も繰り返し使うやり口だ。
観ていて気持ちが悪くなる。報道経費の削減という名目もあるのかも
しれないが、見せられる視聴者の立場からは冗談じゃない、ふざけん
なと言いたい。これじゃあオウム真理教が昔やっていたとされるイニ
シエーションと同じではないかとさえ思える。総務省の大臣は高市さ
んじゃなかったかと思うが、マイナンバーなんかはほどほどにしてお
いて、報道の仕方にもメスを入れるべきなんではないだろうか。数分
間に同じ映像を何回以上使った場合は罰則を放送局に課すぐらいの法
案を出してみろと言いたい。


もういいんじゃないか 2016.1.13

 SMAPの解散の可能性が報道された。経緯や真意は今ひとつよく
判らないが(もういいんじゃないか)というのが一番の感想だ。妻が
好きだったので付き合って、SMAPxSMAPという番組も観たし、
いまでもゴロウDXも観ている。CDは持っていないがかなりの楽曲
は知っている。ジャニーズ系の中では一番身近なアーティストかもし
れない。
 でももういいんじゃないかという気持ちだ。タモリも笑っていいと
もを降りた。福山雅治だって結婚した。高倉健だって逝ってしまった
のだ。
 老人になったアイドルグループを観たい訳ではないだろう。今回、
解散する事を機に木村拓哉以外のメンバーが結婚したら、彼ら本人だ
けの幸せではなく、日本の将来を担う適齢期世代の若者(未婚中年?)
にとっても好ましい、更には日本社会にとっていいことなのではない
だろうか。


ゲスの極みはお前だ! 2016.1.8

 久々に極めつけの気分の悪くなる報道だった。ベッキーの不倫疑惑
というニュースだ。ちらっと観ただけだったので、事の真相はよく判
らない。真相を知らないだけに、ベッキーの肩を持つことも批判をす
ることも出来ない。それは多くの視聴するひととて同じだろうし、報
道しているマスコミスタッフだってそうだろう。そんな状況の中で、
鬼の首を取ったかのように好感度の高いタレントを地の底に引きずり
おろそうとする一般人を装った訳知り顔のインタビューを受ける街の
人々と称する面々。もういい加減この手の弱い物虐めはやめないか。
イジメはありませんなどと平気で嘘をつく輩と同じだ。まさに、お前
だよ。ゲスの極みは・・・。


18歳の選挙権 2016.1.6

 さきほどテレビで報道番組を観ていたらおかしな発言があった。若
者(18歳になった人)が選挙に行く、行かないで、選挙権は私達に
与えられた大事な権利なのだから・・・という発言だ。選挙権は果た
して与えられたものだろうか。歴史的な経緯を確認するのは本論の要
旨ではない。日本人の悪い習癖に、すべてはお上から与えられたもの
という概念がある。お上とは誰かはっきりしないが、多くの場合は天
皇を指す。しかし選挙権は天皇様から頂いたものでは決してない。政
治家に頂いたものでもない。太平洋戦争後、占領軍であったアメリカ
軍やアメリカ本国から貰ったものでもない。尤も、現日本国憲法は占
領軍からその骨子を貰ったという説もあるので、アメリカから貰った
という理屈もあるかもしれない。先の報道の発言に戻ると、選挙権に
対して与えられたという言い方をしたおそらくは50歳台の解説者
(評論家?)は、そういう意味で使ったのではないだろう。古い日本
人はすべからくすべての物は、お上から頂いたものというのが無意識
的にある。そういう潜在的な思いから糺していかなければ、若者の意
識も変わっていかないだろう。


去年の紅白 2016.1.5

 此のところ、今日のひと言の更新がどうしても空きがちになってし
まう。ふと気づけば年が明けてもう五日目だ。どうしてもひと言いっ
ておきたいという事柄があまり見当たらないというのが本音だ。
 そんな中で、正月明け以来、録画してあった某公共放送を誹謗する
放送局が年末恒例で流している歌合戦番組を食事の際などに少しずつ
再生しながら観ていて、正月五日目にしてまだ観終わっていない。あ
ともう少し、40分程度だと思うのだが、食事の間に場繋ぎ程度の形
で再生して、食事が終われば躊躇なく消してしまう。それでまだ観終
わっていないということだ。これまで観た中で印象的だったシーンは
ひとつもない。カセットテープが、レコードが、そしてCDでさえも
がその役割を順次終えて行く中で、紅白もそろそろ自分の役目が終了
した事に気づいてもいいのではないだろうか・・・。


日韓慰安婦に関しての合意 2015.12.31

 少し今日のひと言のコーナーの更新がだいぶ間が空いてしまった。
ちょっと旅行していて不在だったこともあるが、気になる話題に乏し
かった事もある。そんな中で、岸田外務大臣が安倍総理の命を受けて
訪韓し、慰安婦問題に関して終止符を打ったというような報道が一部
で伝えられている。私自身は好ましいことだと思っている。日本が譲
歩したのが許せないというような右派の意見もあるようだが、所詮韓
国なんて日本が与するに値しない国家というのでさえ憚られるような
民族集団だと思う。日本流の正義を振りかざしても泥沼に足を踏み入
れるに等しい。10億ぐらいの金なら卑しい国民に恵んでやればいい
のだ。そのくらいの気概を日本国民は持つべきだと思う。しかし今回
の事でマスコミがその結果についてしれーっとしてきちんと報道して
いない事には注目すべきだ。おそらく日韓の合意事項は韓国にとって
あまり報道して欲しくない内容だったに違いない。だから韓国裏マネ
ーに支配されている日本のマスコミはおざなりの報道だけして沈黙を
保っているのだろう。マスコミの取り上げ方が逆に真実を語っている
と言っていいと思う。


突然のプリーズ・プリーズ・ミー 2015.12.21

 言わずと知れたビートルズの初期のヒット曲である。その意味がさ
っき突然頭に閃いたのだった。ビートルズを最初に知ったのは小学生
の高学年の時だった。勿論、英語なんかまったく判らない。だから歌
詞は耳で覚えたものだ。「アイワナ、ホーリョーヘーン」みないな。
 つい最近ビートルズのリメイク版ブルーレイ・CDセットを購入し
た。昨日は再販の本屋でビートルズの極初期の楽譜集を見つけたので
即、購入してきた。それをさっき何気なく観ていてふと思いついたの
だった。
 プリーズ・プリーズ・ミー。謎の呪文のようだが、私をどうか喜ば
せてという意味なのだ。最初のプリーズはどうぞという意味。二番目
のプリーズは動詞で喜ばせる。これは私という目的語を伴った命令文
なのだ。日本語の駄洒落に近い。
 何かのビートルズ伝で、リンゴ・スターがよくこの手の冗談めいた
言葉遣いをしていたそうだ。ア・ハード・デイズ・ナイツという曲が
ある。ずっとデイズ・ナイツはdays and nightsで、辛い日々(日夜)
だと思っていた。しかし、最初のアは単数を示す冠詞だからおかしい。
数年前にこれはある忙しい日の夜という意味であることに気づいた。
デイズはday’sで、nighitを形容している。Dayは昼のという意味で
使うことも多いので、昼の夜?となってしまうが、一日という意味で
も使えなくはない。英語を習った後にビートルズの歌詞を知っていた
のだったら、こんなにも長い間勘違いをしなかったかもしれない。


新聞と軽減税率 2015.12.19

 まだ実際に実施されることが決まった訳ではないが、自公の合意が
得られたという軽減税率適用リストの中に、毎日取っている新聞が含
まれていると知って唖然としてしまった。某ジャーナリストの方が暫
く前からそういう可能性があることをずっと仄めかしておられたので、
まさかぁと思いながら聴いていたのだったが、現実に起こると眉を顰
めざるを得ない。
 新聞業界が政治家、官僚に圧力を掛けたということなのだろうが、
圧力を掛けられる力がまだ新聞業界に残っていたというのが驚きだっ
た。ウチらの言う事、聞かへんのやったら、どないな風に書かれるか
分かっとんのやろな・・・的な脅しを掛けたのだろう。
 私は既に30年以上、新聞を取っていない。新聞の書いていること
が真実だなどと思ったことはない。(少年期、青年期は別としてだが)
最近は新聞社が主催する報道番組も、事実関係の報道部分は観ても論
説部分になると早送りして観ないし聞かない。聴いていると腹が立っ
てきて血圧が上がってしまうからだ。そんな嘘つきばかりの新聞業界
に脅されるのは、政治家自体が嘘つき集団だからなのかもしれない。


外国の顔色を読む韓国 2015.12.18

 韓国司法当局が先の元産経北京支局長に対する訴追に関して最高裁
の裁定を下した。私は韓国の司法が先進国に近づいたと捉えるべきで
はないと思う。ただ単に、国際社会から見放されたくないという、韓
国は先進国の中まであるとする崖っぷちのメンツを見せたということ
だろう。これまでは韓国政府や当局は国内の国民に対し、メンツを保
ってきたのだろうが、最早国民に阿っている場合ではないという事態
にまで追いつめられたということなのだろう。


外食とテイクアウト 2015.12.17

 今日ももう少し軽減税率の線引きについて触れてみたい。消費税率
アップの増税そのものが無いかもしれないという話もちらほら聞こえ
てくる。もしそうだとすると、こんな議論は全く意味はないし、とん
だ茶番劇だが、物事をちゃんと考えてみるという事としては意味がな
い訳ではないので、書いてみる。
 外食とテイクアウトで法の精神のようなものがあるとしたら、何だ
ろうか。政治家が言っている外食の定義を読んでもそれらしいものは
出て来ない。嘘かも知れないが、政治家が低所得者救済の為にやって
いるとすると、外食出来るのはお金持ちで、テイクアウトするのは貧
乏人ということになる。外食はするがテイクアウトはしないという人
は相当なセレブだろう。叶姉妹かっ!貧乏人はテイクアウトするだろ
うか。相当貧乏ならテイクアウトでさえ贅沢品だろう。若手芸人で生
のキャベツとかモヤシだけで凌いだなんている話をする人には、テイ
クアウトは相当な贅沢だろう。この問題の矛盾点については報道でも
散々触れられているので、非合理的な例を私が挙げるまでもない。言
いたいのは外食とテイクアウトを分ける法の精神などというものは存
在しない、その事だ。


贅沢と税金 2015.12.16

 昨日は軽減税率の線引きと法の精神について触れた。元々税金とは
何だったのだろうか。国の成り立ちの頃は、外敵から守ってくれる領
主や国王に対するお礼と忠誠の印だったのかもしれない。時には圧制
を敷く独裁者から命を奪われない為のおめこぼしだったこともあるだ
ろう。未だにこんな事をしているのは北朝鮮とか中共独裁支配の中国
ぐらいしかないかもしれない。国民主権の近代国家においては、強者
からの弱者救済なのかもしれない。強弱は経済的な力の事である。累
進課税というのはその為にあると言ってもいい。
 税金は贅沢というものと密接な関係にあると言ってもいいかもしれ
ない。金持ちは贅沢が出来る。その代り、贅沢をする際は贅沢が出来
ない貧者の為に税を払うという訳である。酒税や自動車税などと言っ
たものは元々はこういう考えから来ていた筈だ。それが消費税になっ
てちょっとおかしくなった。消費は贅沢ではない。贅沢も含むが、人
が生きて行く為の根源的なものを含む。生きていく為の最低限のもの
に税金を掛けるべきでないのは言うまでもないだろう。生きるべきで
ない。生きたかったら税金を払えと言っているようなものだ。消費税
は経済発展とも矛盾する。消費するのは悪いことだ。それでも消費し
たかったら税金を払えと言っているようなものだ。消費するなという
事は経済は発展すべきでないと言っているのに等しい。今の軽減税率
の線引き議論にはこのような視点がない。


外食と食品の線引き 2015.12.15

 消費税率アップに伴う軽減税率の対象について、ガイドラインの線
引きについて報道され始めた。
 以前から思っていることで、このコーナーで触れたこともあるかも
しれないが、日本人は法の精神というものについてあまりに考えなさ
すぎる。私は法律は本来、法の精神というものが背景にあって制定さ
れるべき物と思っている。
 例えば少年法。制定された頃には、こうこうこういうことで本来更
生出来る筈の未成年が仕方なく間違いを犯してしまわざるを得ない状
況が嘗てはあったのだと思う。従って、現代では、見直してしかるべ
き法律だと思う。
 軽減税率の対象について線引きする前に、消費税の法の精神とは何
なのかをまず振り返って考える必要があると思う。そうすると消費税、
それに対する軽減税率が如何に不合理な物かが見えてくる。民族や歴
史の枠を一切無視して第二次世界大戦後、戦勝先進国等が勝手に線引
きした中東やアフリカの国境線と何等変わらないものを作ろうとして
いるのだ。


羽生V3視聴率「下町」超え 2015.12.14

 ヤフーニュースのヘッドラインである。日曜の昼前に将棋番組を観
ていた事もあって、(おや、何時の間にか名人戦をやっていたのか。
しかし名人戦の実況放送なんてテレビでやっていたのか・・・?)と
首を傾げてニュースをクリックしてみて、フィギュアスケートの事だ
ったことにやっと気づいた。
 以前にもここに書いたことだが、昔は大好きだったフィギュアスケ
ートの実況中継だが、今は完全に興味を失ってしまった。世界最高得
点を叩き出したと言われても(あっ、そう)ぐらいの感じである。
 それよりも、テレビ界で未だに視聴率なるものを気にしているとい
うのに驚きを禁じ得ない。録画再生回数をカウントするのは、技術的
にそんなに難しいという気はしないのだが、いつの時点までの再生回
数にするかを決め難いのだろう。未だにテレビドラマを生放送で観て
いる人がどれほど居るのか、首を傾げてしまう。


犯罪者は必ず現場に戻ってくる 2015.12.10

 犯罪サスペンスドラマや刑事物でよく使われる台詞だが、満更フィ
クションではなく、犯罪心理にそういう物があるのだろう。しかし、
靖国トイレ爆破事件の犯人がまさかそれに嵌る結末となるとは思って
もみなかった。よもや事件を起こした俺本人がこっそり戻ってくると
は思うまいという気持ちと、事件を起こしたという心理が、どうして
もその後どうなったか自分の眼で確かめてみたいという衝動を抑えき
れなかったという二つの気持ちにかられての事だろう。

靖国に対する韓国、中国での人民の思いというのは、完全に政治的に
作られた感情だ。しかし煽られて間違った感情を抱くというのは、韓
国人、中国人に限ったことではない。安保法制に反対するというので
デモに加わった人は、本当に自分は煽られていないのかどうか、少し
冷静になって振り返ってみたほうがいい。


リベラルの中国認識が日本を滅ぼす 読了 2015.12.9

 ラジオでその存在を知った本日の題名の著作であるが、中国問題に
詳しい有本香さんと、中国から日本に帰化された石平氏が行った対談
を元に起こした本だ。一昨日と今日の二日で読み終えた。内容はだい
たい想像はしていたが、それを遥かに超える読み応えがあるものだっ
た。
 SEALDsを自称するおバカさん学生諸君に教科書として渡したい。ち
ったあ勉強してから出直せぇ!
 それと同時に、リベラルを自称している民主党を始めとする政治家
たちの愚かさに恐怖さえ感じるようになった。是非、全国民に読んで
欲しい一冊だ。


下町ロケット 2015.12.4

 今やっている2015年のドラマ第4クールで、下町ロケットとい
う作品がいい数字を取っているという。池井戸潤氏の原作の小説のド
ラマ化版だ。この小説は既に読んでいて、今は録画したドラマを追っ
掛けで再生して観ている。
 第4話を観たところで、不思議なデジャブ感に襲われた。(あれ、
この話はこのコーナーで既に話題にしたっけ・・・)

 遡って調べてみたら、某自動車会社の新車モデル発表延期と、それ
に伴った人事処分の記事について触れたものだった。デジャブ感に襲
われた原因を冷静に考えてみると、下町・・・の方のロケット製造会
社はどう見てもさる大手、旧財閥系の重工業製造メーカーをモデルに
しているとしか思えないからだ。

 実際、私は嘗てさる自動車部品メーカーで電子部品の設計をやって
いた時期があり、その時に、某旧財閥系自動車会社を品質問題で何度
か訪れたことがある。下町ロケットの第4回のシーンそのものも、私
にとってはデジャブ感にかられずには居られなかった。シーンを観て
いて、自分の過去の経験がドラマ化されているのではとさえ思ってし
まった。

 さきのこのコーナーで触れた別の記事では、ドラマ、花咲舞が黙っ
ていないについても触れているのだが、これら旧財閥系の関連会社は
どうしてこうも同じようなイメージでモデル化されるのだろうか・・・。


翁長沖縄県知事にもう一言 2015.12.2

 今日のひと言で流行語大賞について触れようかと思っていたのだが、
あまりにも馬鹿馬鹿しいので止めることにした。世間の人達もさすが
にその事については薄々気づいているようだし。
 翁長沖縄県知事の行動については、このコーナーで何度も触れてい
るが敢えてもう一度言っておきたい。いよいよ法廷闘争にまで持ち込
んで、未だに前仲井間知事が出した辺野古移設工事の認可について法
的に不備があるので取り消したとほざいているが、どこに不備がある
のかについては全く報道に出していない。マスコミも一切それを報じ
ようとしていない。それが何を意味するのだろうか。
 私は翁長知事が中国共産党から招かれて中国を訪問したというニュ
ースにいささかの不安を憶えているが、何の為に訪れて何の成果があ
ったのかは一切報じられていない。マスコミが中国に不利になるよう
な報道を一切とは言わないまでも肝心な所については知らん顔をして
いるのも解せない。が、これらは何か裏で繋がっているように思えて
ならないのだ。


何が起こっているのだろうか 2015.12.1

 ここ数日、やけに上空を軍用機が飛来している。それも、段々低空
を平気で飛行しているようだ。勿論、ジェット戦闘機などは、騒音も
あるので、かなり上空を飛んでいるが、それでもマッハを超えた衝撃
音は静かとは言えない。不気味なのは、かなり低空を飛んでいる大型
のプロペラ機だ。自衛隊機とはっきり確認出来ることもあるが、米軍
機なのか区別がつかないことも多い。この二つ以外にはあり得ない筈
ではあるのだが。最寄りの軍用機飛行場は厚木基地だが、いままで我
が家の上空は定期路ではなかった。軍用機に定期路というのはないの
かもしれないが。中国が尖閣を狙って、船団を領域近くに送っていた
頃は明らかにジェット戦闘機の2機から3機の編隊飛行が頻繁に行わ
れてて、スクランブル発進なのだろうかとも思ったが、最近はスクラ
ンブル風の編隊飛行は減ってきて、プロペラの大型機の低空飛行が目
立つ。哨戒飛行の訓練なのだろうか。軍靴の音が聞こえるという表現
があるが、感じはまさにそれだ。
 この地にはもう30年近く棲んでいるが、こんなに頻繁に軍用機が
近くを飛ぶのを目撃するのは、嘗て無い事だった。


フィギュアスケートの華 2015.11.29

 昨日偶々、いつもは殆ど観ないBSが映るほうのHDDレコーダー
で昔録画した番組を探す為に点けてみたら、ちょうどNHK杯のフィ
ギュアスケートのペアの演技が生放送でやっていて、つい見入ってし
まった。
 フィギュアスケートはまだテレビ放送が白黒の時代から好きでよく
見ていた。今は誰でもが演じるビールマンスピンを世界で初めて生み
出したスイスのデニス・ビールマン本人が演じるのを観て感動したの
をよく憶えている。
 浅田真央などが持て囃されるようになってから、フィギュアスケー
トの中継を観るのが嫌になった。放送があまりに偏るようになったか
らだ。人気のある日本人選手ばかりを注目して放送するのだ。特に私
が好きなペアの演技は日本人選手が殆ど居ない為に、全くと言ってい
いほど放送されなくなった。技のダイナミックさ、演技の華麗さは、
何と言ってもペアが一番だと思うのだが。


三菱自工 RVRの新車発表を延期・・・? 2015.11.28

 三菱自工が、同社の人気モデルRVRの新車発表を3年ほど遅らせ
ると発表したようだ。同時に開発担当部長二名を諭旨退職処分、他に
社長役員報酬の一部返納や執行役員の降格人事が行われている。
 注目したいのは処分者の中に、品質統括本部長という肩書の人が含
まれていることだ。開発遅れの問題なので、開発関係の部長の処分は
当然含まれる筈だが、品質のトップに立つ本部長の降格人事と言う事
は、燃費を含む品質報告に隠蔽や嘘の発表があったと考えざるを得な
い。同社はフォルクスワーゲンの様な社外への虚偽報告というような
不正があった訳ではないとしているが、俄かには信じられない話だ。
二名も諭旨退職を出したり、執行役員にまで上り詰めた人の降格人事
などは尋常ではない。フォルクスワーゲンの二の舞になりかねない、
社内か社外は別として、不祥事があった事は想像に難くない。
 私は個人的にこの会社の開発部隊に接した経験があるので、この旧
財閥系の製造会社の社風に、大会社にありがちな威圧的な雰囲気があ
るのを感じ取ったことがある。
 少し前に大ヒットしたテレビドラマ「花咲舞が黙ってない」はとて
も面白く続編含め全作を鑑賞したのだが、これは銀行という全く異な
る業種の話ではあるが、制作側がモデルにしたのは明らかに同じ旧財
閥系のさる銀行であるのは、作り方からみて疑いない。同じ旧財閥系
というだけで、会社という組織のDNAは伝染・遺伝してゆくものな
のだろうか・・・。


オウム事件 菊池直子の無罪放免の衝撃 2015.11.27

 最近の事件の中では、一番衝撃を受けたニュースかもしれない。裁
判の争点は運んだ毒物・劇薬が爆発物製造に寄与するかどうかについ
て、知っていたか知らなかったかという事になっていたらしい。もう
少し言えば、知っていたことを立証しきれなかったということのよう
だ。しかし、私に言わせれば、知っていれば重大な罪に問われ、知ら
なかったら無罪というのは理解出来ない。私が思うに、彼女の一番問
われるべき罪は17年に亘り逃亡を続け、事件の真相解明に大きく捜
査妨害をしたことだろう。逃亡中もオウム事件の悲惨さは重々知らさ
れていた筈で、それにも関わらず逃亡を続け、挙句に自分の無罪を主
張するなど図々しいにもほどがある。逃亡行為は逃亡者本人を訴追す
ることは出来ないとニュースの中でも述べられていた。冤罪を受けた
者に対する逃亡行為は認めざるを得ないということなのかもしれない。
しかし、今回の場合は明らかに犯罪行為があったと認められる組織的
犯罪に対して17年も逃亡する事で真相の究明に妨害行為をしていた
ことは疑いようのないことだ。検察当局に失望を禁じ得ない。


崖っぷちのロシア 2015.11.26

 トルコによるロシア戦闘爆撃機の撃墜で、トルコ、ロシアの双方が
言い合いをしているが、どう贔屓目にみても、プーチン大統領の発言
には信憑性がない。ちょっと前のエジプトで墜落したロシア航空機に
関する発言も一貫していない。マレーシア航空機の撃墜も親ロシア派
によるものと言われているが、うやむやになったままだ。しかも国を
挙げたロシア陸上選手のドーピング疑惑も、逆ギレとしか思えないよ
うな反論しか出来ていない。やっぱり共産国というのは、駄目な国し
かないのだなと今更ながらに思う。

 そんな中、つい最近、堤未果というジャーナリストが書いた二冊の本、
沈みゆく大国アメリカと、その姉妹編、沈みゆく大国アメリカ<逃げ切
れ!日本の医療>を立て続けに読んだ。その内容に震撼した。もはやア
メリカだのみは通用しない。アメリカだけで沈んでくれるならまだ許せ
るが、日本が巻沿いを食い兼ねない。TPPは理念としては私は賛成だ
が、アメリカがそのリーダー役だとしたら、理念とは裏腹の怖ろしい罠
が潜んでいると思う方が自然な事だと思う。


軽減税率にもう一言! 2015.11.24

 公明党が掲げるスローガンの軽減税率に昨日、物申すという一言を
上げたのだが、言葉が足りなかったかもしれないので追記する。
 軽減税率というと、一般消費者や低額所得者のことを考えてと早と
ちりしがちだが、そんな事を言うならそもそも消費税率アップをしな
ければ良い訳で、一般消費者や低額所得者の事なんかハナから考えて
いないのは見え見えだ。
 その上で、軽減税率というのは、税逃れをする不公平税制の典型の
ような物で、それをお上(為政者)が認めてやるぞという政治腐敗の
温床以外の何物でもない。公明党というのは大した支持率を持ってい
る訳でもないのに、自民党の政権運営を支えるということで、与党と
して甘い汁をとことん吸いたいという下衆の極み、non乙女と言わざる
を得ない。


公明党と軽減税率 2015.11.23

 街のあちこちで公明党の軽減税率をスローガンに掲げたポスターを
見かける。その度に腹立たしい気分になる。軽減税率をスローガンに
掲げるとはどういう了見なのだろう。軽減税率を体を張って勝ち取る。
そんな馬鹿げたことを期待する有権者が居るのだろうか。公明党支持
者は、宗教がらみの固定団体だから、何を言っても文句は言わないと
高を括っているという事だろうか。軽減税率は消費税アップの免罪符
だとでも思っているのだろうか。だとしたら随分一般有権者をバカに
した話だ。


BEATLES 1+ 2015.11.20

 昨日、ふとさる本屋の前を通り掛かった時、あるものに目が留まっ
て動けなくなった。ビートルズのブルーレイ・CDボックスだ。何と
言うのかはよく判らないが箱に何故か1+(ワン・プラス?)と書い
てあった。よくみると、ブルーレイとCDとかDVDとCDとかCD
のみとか色んな種類がある。値段もまちまち。とにかく一番高いのを
選んでしまった。
 ビートルズは好きになった頃、お金がなくてレコードが変えず、長
い間、マジカルミステリーツアーの2枚組EP盤しか持っていなかっ
た。
高校生の頃、誕生日プレゼントにハンター・デイビスという人が書い
たビートルズの伝記の原書版を貰った。半年ぐらい掛けて辞書を引き
ながら何とか読み切った。原書を完読した3冊目ぐらいだ。
 2000年を過ぎてすぐの頃、ビートルズのアンソロジーという写
真集兼伝記のような本が出た。5kgぐらいあって、6800円もした。
いつか読もうと思いながらもう15年近く開いていない。今度のブル
ーレイはこうならないようにしようと思う。


テロと独裁 2015.11.19

 独裁政権による圧制が解放されると、テロリストが増えるような気
がしてならない。今のイスラム国を称するテロリスト軍団が台頭して
きたのは、リビアのカダフィー大佐の失脚に端を発しているような気
がしてならない。サダムフセインが居なくなった後のイラクでもテロ
が多く発生するようになった気がする。そうだとすると、次に危ない
のはミャンマー、北朝鮮、中華人民共和国あたりかもしれない。


武力による現状変更は許されない? 2015.11.18

 最近、よく使われる報道の言葉の中に、(武力による現状変更は許
されない)というような表現があるのだが、これについてはいささか
眉を顰めざるを得ない。私自身、この(武力による現状変更は許され
ない)という趣旨については大いに賛同するものではあるのだが、そ
んな簡単な事では済まない。それじゃあ、何時までの事は許されるの
かという事なのだ。
 2015年11月時点で、クリミア半島はロシアに併合された。南沙諸島
は武力ではないかもしれないが、中華人民共和国が主権を主張してい
る。日本の領土であった竹島は韓国の不当な、というかそれこそ武力
による力で実質的支配権を奪われている。翻って考えてみると、有史
以来、領有権というものは武力による現状変更ですべて行われてきた
ものだ。それを、認めないとすれば、何時からが認められないのかを
冷静に考える必要がある。


フランス・パリの同時多発テロについて 2015.11.17

 今現在、喫緊の話題であるパリの同時多発テロについて、何か書か
ねばと思っていたのだが、何も書けないでいる。いろんな事、思いが
あり過ぎて、すぐに何について語ればいいのか整理が出来ないでいる。
少しずつ自分の思いを整理しながら、綴っていきたいと思っている。



インド料理とペルシャ料理の店 2015.11.16

 この土日は天気が悪かった。日曜の昼前にやっと雨が上がって青空
が見えてきて、外食でもしようかということになって妻の提案で、我
が街に出来たトルコ料理の店へ行ってみようということになった。地
方都市の郊外にこそっとあるその店は、行ってみて判ったのだが、ト
ルコ料理というよりはインド料理とペルシャ料理の店なのだった。イ
ンドカレーという気分ではなかったので、ペルシャ料理と書かれてい
るメニューから2品選んだ。タジンで骨付き脛肉を煮たものと、鶏肉
と一緒にインディカ米を炊いたもので乾燥ザクロで風味が付けてある
絶品とも言える料理だった。どうしてこんな店が出来たのかと思い、
男性給仕人にどこから来たのか訊いてみたところ、インドのコルコタ
で、その時居た3人の調理人も皆、コルコタ出身との事。なんでペル
シャ料理という顔をしていたのかもしれない。向こうから我々はイン
ド出身だが、オーナーがイラン人なのだという。ペルシャ料理とはこ
の店ではイランの料理という事らしい。

 中学とか高校とかで習ったのだが、ペルシャとかトルコというのは
嘗てはとてつもなく広大な領土を支配していて、アジアも中東もなか
ったのだろう。武力での現状打破は断じて許せないというのは当たり
前のように思っていたが、それはほんの最近70年ぐらいの歴史しか
なく、その前は数千年に亘って武力で領土を奪い合うのが当たり前の
時代だったのだ。


自宅で揚げ物をしない? 2015.11.12

 自宅で揚げ物をしないという家が結構あるらしい。不要な油がいっ
ぱい出てしまうとか、台所の壁が汚れるとか、火事になる危険がある
とか理由はいろいろのようだ。独り暮らしをしている息子も料理はす
るが揚げ物はしないという。食べたい時は食堂で食べるのだそうだ。
ある意味合理的なのかもしれない。
 自分はかなり合理的な人間だと思っているが、家で揚げ物をしない
というのは考えられない。何故かと言えば、揚げ物は揚げたてが一番
美味いからだ。不要物が出ることよりも、台所が汚れることよりも、
美味い揚げ物を一番美味い瞬間に食すること。これが私の合理性だ。


本厚木と海老名 その2 2015.11.9

前回は海老名に出来たららぽーとという新しいショッピングモールの
事と、音楽バンド、いきものがかりについて書いた。書いたのだが、
だから何?っていう内容になってしまった。
 いきものがかりについては、本厚木出身か海老名出身か競っている
という事だが、メンバーの男性二人は海老名市出身だが厚木高等学校
卒業生。女性ボーカルの吉岡聖美は厚木市出身だが海老名高校卒業生。
だからどっちだっていいっていう事で、そんな事で競い合うのは馬鹿
げているという事だ。むしろ厚木市と海老名市の友好の架橋と言って
もいい。
 ららぽーとが出来て、海老名のほうが厚木より栄えるという話もあ
るが、90年代に流行った若者を中心としたファッションをメインに
押し出した店ばかりで、今の高齢化社会の中では遅かれ早かれ廃れて
しまいそうな気がする。2020年を目指した新しい街づくりをどち
らの市も目指して欲しい気がする。


本厚木と海老名 2015.11.6

 先日、アド街ック天国という番組で海老名の特集をやっていた。ら
らぽーとという新しいショッピングモールが開店したばかりというこ
ともあるようだ。それでどんなところかと行ってみた。たしかに人出
は多く、大賑わいだった。しかし、何となく新しさが感じられなかっ
た。90年代ぐらいに舞い戻ったような気がしたのだ。失われた20
年の前に戻ったように感じたのかもしれない。15年前になる2000年
になったばかりの頃、米国出張をした際に向こうでは極普通にある大
型ショッピングモールへお土産を買う為に寄った。ウォルマートのよ
うな店だったと思う。その時のデジャビューのような感じだ。

 本厚木はいきものがかりという音楽グループがどちらの街の出身か
という事でも競っているそうだ。駅のホームで流れる発着を報せるジ
ングルもどちらもいきものがかりの楽曲を使っているそうだ。


黒冷水 読了 2015.11.5

 今年の芥川賞、受賞作家の羽田圭介。その5作品目を読了した。5
番目の作品という訳ではない。ただ、私が読んだ五番目というだけの
意味だ。
 前回の感想にも書いたが、この人は只者ではない。扱っている題材
がとてつもない物だけに、ちょっと入り込むのに違和感を覚えるが、
人間感情の描き方がとてつもない。今回の題材は兄弟の軋轢。私も弟
一人を持つ関係だけに、身に詰まされる思いがあったのは確かだ。こ
こまで心の中をえぐるかという意味では、現実性はともかく、凄いと
しかいいようがない。
 ふと、兄弟の居ない男性や、女子には理解出来ない世界かもしれな
いと思う。そういう意味では、兄弟の居る男性には是非一度読んで見
て欲しいと思う。


本当に憎んでいるのは誰なのか 2015.11.3

 今、日本の安倍首相と韓国の朴大統領が会話をし始めようとしてい
るようだ。その中の大きな話題は韓国側が言うところの慰安婦問題ら
しい。少なくとも朴大統領側はそうらしい。
 前から思っていたのだが、本当に慰安婦問題の事で日本を憎んでい
るのは誰なのかという事だ。最初のうちは、日本にやってくる韓国人
タレントなどは、心の底では日本を憎んでいるのだが、それを抑えて
隠しているのだと思っていた。しかし冷静に考えてみると、日本にや
ってくるような若い韓国人タレントは70年も前の事を憶えていたり、
年寄りから聞いて未だに憤っているとは思われない。本当に何が起こ
っていたかは、私にもわからない。それは韓国に居る大半の韓国人に
とってもそうだろう。私だって、日本に原爆を落としたアメリカ人の
事や、一方的に日ソ不可侵条約を破棄して日本や日本が統治していた
地域に踏み込んできたソ連人(という言い方は変か、ロシア人という
のもちょっと違うと思うが)について、今憤っているかと言えば、そ
うではない。何せ70年も前の話だ。
 そうすると、見えてくるのは、本当に憎んでいる、いや憎む振りを
しているのは慰安婦問題を国対国の政治外交に利用しようと企んでい
る政治家たちか、その政治家たちに煽られ乗せられている愚かな国民
だけなのではないだろうか。


5→9私に恋したお坊さん 石原さとみ 2015.11.2

 2015年第4クールのドラマで冒頭の題名のドラマがある。主演女優は
石原さとみだ。持ち前の魅力である分厚い唇は健在で、こんなに綺麗
だったかと思うような肌も美しい。しかし、ドラマを観ていて、アレッ
と思ってしまった。先日、菜々緒で紹介した股下率だが、かなり低そう
なのだ。ネット上の露出画像も調べてみたが、股の位置が判る状態で足
の先まで写っている画像は全くと言っていいほど無い。それでドラマの
画像で静止画を撮ってみて計測してみた。一回目41%。2回目39%。
これまで有名人女性タレントで最も低い値を記録したのはショコタンこと
中川翔子。40〜43%ぐらい。ショコタンを越えたかもしれない。とは
言っても画像からの股下率計測の誤差は±2%ぐらい。つまり業界最脚長
のクラスの菜々緒と最短足クラスのショコタンでも同じ値が出ることもあ
るのだ。それくらい股下率計測は難しい。


辺野古と南沙諸島のイージス駆逐艦 2015.10.29

 沖縄のニュースは、最近聞くだけで気分が悪くなる。とくにあの県
知事の顔が出てくると胸糞が悪くなってついチャンネルも変えてしま
う。大手マスメディアも、移設反対派イコール全沖縄県民であるかの
ようなサブリミナル効果のような報道を繰り返している。
 そんな中でとうとう米国海軍イージス駆逐艦が中国が不当な権利主
張をしている公海区域へ派遣されるという事態が起きている。沖縄に
基地は要らないと主張している人達は、これを危機と感じないのだろ
うか。辺野古反対運動は、最早自分達の所さえよければいいの状況を
通り越えて、中国の裏の手と金で動いているとしか思えない。あのO
県知事を含め。


菜々緒・股下長の嘘 2015.10.28

 つい先日、テレビのバラエティ番組を観ていたら、2015年ガー
ルズアワードの密着取材で菜々緒が取り上げられていた。その中で、
インタビュアーからの脚の長さに関する質問に、「あ、股下は確か85
cmだったかな」と答えていました。その答え方の微妙さについ調べ
てしまいました。ネットで公開している自身のwikipedia記載に寄れば、
身長は172cm、股下は確かに85cmとありました。これによる股下率は
49.4%になります。私は股下率については常々研究しているので、これ
はあり得ないとすぐさま判断しました。答え方が中途半端だったのも、
えーっと確か事務所からこう言うように言われていたのは85cmだったか
なという答え方だったのだと思われます。
 様々な露出画像から測定推定した値は股下長74cm、股下率は43%でし
た。実に11cmもサバを読んでいたことになります。脚の長さというなら、
定義の問題で、腰骨から踵までの長さと言う屁理屈をこねることも出来
るので許せるかもしれませんが、確かに股下はと言っていました。その
点、暫く前、浅野ゆう子が胴より脚のほうが長いと嘗て言われていたこ
とに対して、「私達の時代は腰骨から踵までを脚と言っていましたから
・・・」と素直に告白していました。

 私も菜々緒さんは脚が長く見えるし、実際日本人としては長いほうだ
と思いますが、嘘はいけません。ちなみに股下率43%は脚が長めに見える
女性の平均値ぐらいだと思います。私の長年の研究によれば・・・。
 <ギャラリーの画像も参照方>


不思議の国のペニス 読了 2015.10.26

 昨日は久々に長く電車に乗る機会があったので、図書館で偶々借り
ることが出来た芥川賞受賞作家、羽田圭介さんの不思議の国のペニス
を一日で読み終えた。カバーをするのを忘れて持ってきてしまったの
で、電車の中で読むのに、題名の掛かれた側が人の眼に触れないよう
な向きに置くのに随分気を使ってしまった。中身もまた、他人には説
明できないような内容なのだが、スピード感のある流れるような文体
で、サブカルチャー的な淫靡な世界を扱っていながら、不思議な清涼
感がある。同じ作家の本をこんなに続けて読んだのは久々の事だ。


どろんする・・・? 2015.10.24

 昨日だったか、あるバラエティ番組で「どろんする」という表現は
歌舞伎で幽霊が出る際に効果音で使われる、和太鼓のドロドロドロド
ロっというような音から来ているのだと紹介していた。事の真偽のほ
どは判らないが、どろんすると言って失礼するというのは昭和のオヤ
ジだと思っていた。ちなみに私は使ったことがない。


メタモルフォシス読了 2015.10.21

 今年の芥川賞受賞作家の羽田圭介さんが最近時々テレビやラジオに
出演している。話が変わっていて面白く感じたので、他の作品も読ん
でみようと思った。買うまでの気持ちは無かったので図書館で検索し
てみたらこの本が引っ掛かった。本の題名と同じ題の作品と、トーキ
ョーの調教という二つの短編が収録されていた。どちらもSMクラブ
を扱っていて変わった題材だが、それだけに文章力の凄さが際立った。
鬼気迫るというのはこういうのを言うのだろう。


不審な国勢調査 続編 2015.10.19

 昨日の続き。もう少し色んな事が分かった。しかし何処までが真実
かは検証が必要かもしれない。
 まず総務省のコールセンターへ問い合わせた。インターネットで入
力した情報は有効だという。メールで問い合わせをする事はないと断
言された。市町村の問合せ先へも照会したほうがいいと電話番号を案
内された。そこへ掛けてみたが、その番号は隣の部署だった。それで
も担当者に繋いでくれた。経緯を訊いて調べてみると担当者は言って
くれた。昼過ぎにまだ状況は把握できてないと中間報告があった。そ
して夕刻、おそらくは定時を過ぎた頃連絡があった。対応をした調査
員は突きとめ私が言った通りの応対をしたとの証言が確かめられた。
それは明らかに誤りで、その原因は本人(調査員)が自分の国勢調査
対応でそういう体験をしたので、それが正しいと思ってそう伝えたの
だという。
 ここから先は何が真実で何が嘘かは判らない。しかし、行政機関が
行う仕事には、悪意があるかどうかは別として嘘が紛れ込む可能性が
あるという厳然たる事実があるということが確かめられた。


不審な国勢調査 2015.10.18

 今日、不審な訪問者が私の留守中にあったようだ。今年の国勢調査
は案内が来た通りにインターネットで行った。ひと月近く前の事だ。
しかし、今日になってインプットをした私が不在中に、国勢調査の調
査員らしき人物が訪ねてきてまだ入力がされていないので、紙で提出
して欲しいというようなことを言ったそうだ。インターネットで回答
したと家に居た妻が答えたのだが、再確認の為のメールに返信して初
めて正式な受付になるのだという。帰宅してメールを調べてみたがそ
んなメールはやはり存在しない。インプットしたサイトに再度繋いで
みると、ちゃんと受付していると出る。しかも国勢調査についてメー
ルなどで問い合わせることは絶対にないとホームページに出ている。
本日渡された紙の提出用紙をみたが、偽物という感じでもない。とな
ると、とんでもないいい加減なでたらめ調査がまかり通っているとい
うことに他ならない。


マイナンバー制 収賄事件 2015.10.16

 やっぱり起きたかと、マイナンバー制度の問題点をえぐるかのよう
なマスコミ報道が為されているが、それは違うと思う。今回の問題は
役所でオイシイねたがある時に役人が業者に、あるいは業者が役人に
贈収賄を持ちかけるもので、古典的なもの。マイナンバー制度そのも
のが問題なのではない。
 私はマイナンバー制度そのものには反対ではない。むしろ賛成派だ。
今回の議論は小学生に鉛筆削りようのナイフを持たせるのは、火付け
用のマッチを持たせるのは危ないというような議論だ。マイナンバー
で気を付けるべきことに早く日本国民が慣れ親しむ事こそが必要で、
重要なのだと思う。


デスノート最終回 2015.10.15

 やっと前クールのドラマのデスノートの最終回を観終えた。放送さ
れたのは9月13日なので、録画を消化するのに1箇月掛かったとい
うことになる。
 途中、途中はそれなりに楽しめたのだが、はっきり言って最終回は
がっかりしたのひと言。途中から早送りしたいのを堪えるのがやっと
だった。最後までドラマの意図、というか伝えたかったものが判らな
かった。原作は漫画なので、伝えたいことも何もないのかも知れない。
(こんな事言うと、漫画ファンからは反感を買うかもしれないけれど)
一応、世間の評判も知っておこうと、ネット上での評価も調べてみた
が、賛否両論で半々ぐらいのようだ。それを知った上で私としては、
NOという評価にしたいと思う。正義とか命の問題を軽々しくは扱って
欲しくないというのが、その理由だ。


体育の日 2015.10.13

 昨日は体育の日だったらしい。どうも国民の祝日が何とかの第何月
曜日とかになってから、何の日が何時なのか自信が持てない。元々体
育の日は10月10日の晴れの得意日だった筈だ。しかし今年の10
日はしっかり雨が降った。代わりに月曜は晴れの得意日を返上したい
ような秋晴れのいい天気だった。あまりにいい天気なので、久しぶり
にロードバイクをガレージから出して1時間ほど走ってきた。調べて
みると乗ったのは半年ぶりだった。


ノーベル平和賞 2015.10.12

 またノーベル平和賞が変なところに授与されたらしい。チュニジア
の活動団体とのことだが、アラブの春の引き金になったことが評価さ
れたのだという。はっきり言って、民主化がちゃんと行われたのか、
いろんな抗争が激化したのかよく判らない。バラク・オバマが口だけ
の平和宣言んでノーベル平和賞を受賞したのは、世界中のあちこちで
国家間、民族間の対立を誘発する一因になっていると思うのは私だけ
ではないようだ。アラブにまた変なことが起きなければいいが・・・。


TPPについて 2015.10.8

 TPPが大筋合意に至ろうとしている。その一方で、次期米国大統
領候補の筆頭と目されるヒラリー・クリントンが必ずしも賛成ではな
いと表明した。
 どんな事にも自分自身としての意見を持つことは大事だと思う。し
かし事TPPに関しては難しいと思う。そしてこの事は時々話題にし
ている、国とは何か、国はどうあるべきかにも直結している。関税は
国を守る為のものだ。別の見方をすれば自分の国さえよければいいと
いう考え方だ。どちらにも一理ある。ただ、その国の政(まつりごと)
を司る政治家が、国民の為に働いているとは言えない場合は、関税の
撤廃にせよ、関税の設定にせよ危険なことだ。


難民その2 2015.10.6

 昨日、シリア難民受け入れについてちょっと書いたが、舌足らずな
面もあったので、下記の最近思う事欄に小文を書いてみた。
私の意見に首を傾げる人は是非参照してほしい。


シリア難民受け入れについて 2015.10.5

 欧州でシリア難民の受け入れについて割り当て制にするとか、拒否
をするとかの報道が連日流されている。これに対して、日本ももっと
難民受け入れに寛容になってはどうかという意見があるが、私はそれ
は違うと思う。人道的とかいうことが語られると、他人は誰しもそち
ら側に居ると表明したくなるようだ。しかし、それは考えが浅薄過ぎ
ると思う。受け入れるなどと軽々しく言う人に限って、それは政府の
仕事だとか言って自分の生活に直接かかわることはないことを想定し
ている。それでは貴方は貴方の家庭で受け入れますかと問われれば、
それは困ると言うのだろう。イスラム国を標榜している連中だって難
を逃れて逃げてきた難民だって同じアラブ人、イスラム人だ。だから
皆悪人だというつもりはないが、少なくとも同じ考え方を共有できる
人達とは限らないのだ。


自転車保険義務化 2015.10.1

 兵庫県で自転車で他人に危害を加えた時の補償の為の保険を掛ける
ことが義務化されるという。それは違うと私は思う。保険があるから
乱暴な運転をしても安心・・・。そういう事じゃないだろう。自転車
で暴走行為をして他人に危害を加えるという明らかな犯罪の賠償行為
を、そんな行為をしていない他の全ての自転車乗りが肩代わりしてや
るのだ。そんな理不尽なことがあっていいだろうか。少しは頭を使え
と言いたい。
 自転車の暴走違反行為を厳罰化して、高額な罰金を課し、その金を
使って被害者の救済をすればいいのだ。


福山雅治・吹石一恵 電撃結婚 2015.9.30

 福山雅治と吹石一恵の電撃結婚が報じられた。偶々家に居て、昼過
ぎのミヤネヤを何気なく観ていたのだが、MCの宮根がフロアのAD
が出したカンペにうろたえて、それまで何を報道していたのか思わず
頭から飛んでしまった映像のほうに私は驚いてしまった。
 福山というと、私自身はひとつ屋根の下も再放送でしか観ていない
し、オールナイトニッポンも聴いたことがない。一番親しみがあるの
はドラマ、ガリレオだろうか。福山の歌と演奏で好きなのは、銭形平
次のテーマだろうか。


VW社のdefeat device 2015.9.29

 VW社の不正報道が喧しくマスメディアによって語られているが、
嘗て某自動車企業でエンジン制御のプログラマとして働いていた自分
としては、何故マスコミがdefeat deviceという言葉を使わないのか不
思議に思っていた。Defeat deviceという言葉は私が現役だった頃には、
極普通に通用する(業界内ではという意味だが)言葉だった。
こういうプログラムを若し組み込むとしたら、相当強い権力による主
導があったに違いないと思われる。プログラミングは個人作業が多く、
分業による作業も多い。個人がこっそり仕込むには責任が余りに重く、
よっぽどの豪胆な者かよっぽどの馬鹿でなければ仕出かせない。分業
が多いので、隠し遂せるのは非常に難しく、共犯者の数は計り知れな
い。それを黙らせるだけの権力主導があったということだ。さすがヒ
トラーを生んだドイツである。


照ノ富士 優勝決定戦に散る 2015.9.28

 照ノ富士が千秋楽、結びの一番で横綱、鶴竜に並んだものの優勝決
定戦で敗れて優勝を逃した。この最終決戦の時に2001年の貴乃花、
武蔵丸の優勝決定戦を思い出したのは私だけではあるまい。共に膝を
痛めての優勝決定戦で圧倒的不利。私は密かに照ノ富士に貴乃花の再
来にはなって欲しくなかった。あれこそは日本人魂の鏡として歴史に
残って欲しかったのだ。


未だにそれっ!!! 2015.9.26

 今朝、連発する花火の音に目を覚まされてしまった。まさかあれか
と思ったら、やはり近くの町内会の運動会開催を報せるものだった。
考えてみれば私が小学生だった頃から、運動会開催の報せはこの花火
だった。あれから黒電話がプッシュホンになり、携帯が第一から第三
世代にまで変り、今や殆どの人がスマートホンという時代だ。それな
のに運動会の開催というとあのけたたましい朝の花火というのは、ど
ういうことだろうか・・・。


川島なお美 亡くなる 2015.9.25

 今朝ラジオで川島なお美の訃報を耳にした。つい先日、妻から胆管
癌の告知をテレビでしていたと聞いたのだが、私はその画像は観なか
った。
 私も世の同世代の男性と同じように、GOROなどのグラビア雑誌
からピンナップ写真を切り取って保存していた。大学を卒業し、結婚
するまでの間の頃だろう。その後、何度もテレビに出演しているのを
観ているが、観ているようで観ていなかった気がする。次第に衰えて
ゆく容貌を注視するのに耐えられず、テレビの画像で昔のピンナップ
写真を思い出していただけのような気がする。テレビドラマ失楽園の
時でさえ、そうだったかもしれない。


台風21号 2015.9.24

 日本からは早めに逸れそうにしていた台風21号が不穏な動きをし
ている。一旦北上するとみせていたのに、更に南下し、日本直撃ルー
トに徐々に入りそうにしている。また飛んでもない雨が降るのだろう
か。


シルバーウィークの9月22日 2015.9.23

 シルバーウィーク、ふざけた命名だ。もうちょっとましなネーミン
グは無いものだろうか。今年は暦の曜日の並びがよく、5連休の人が
多かったようだ。土日はいいとして、嘗ては9月15日だった敬老の
日が移動してきて月曜休み。水曜の今日は昼間と夜の時間が同じにな
る秋分の日なので、こちらは毎年固定だ。そうなると火曜日は何の休
みなのだろう。連休は誰にとっても嬉しい筈だ。シルバーウィークは
敬老の日を含む事から命名されたのだと思うが、秋の大型連休は老人
にとって嬉しいものなのだろうか。普段は逢えない息子、娘夫婦が孫
を連れてくる日というなら判る。一日の休みなら訪ねて来るが、大型
連休なので観光旅行へ出掛けて、実家へは行かないというケースもあ
るだろう。老人の日はだしに使われているだけで、都合で日にちが変
えられるというのも何だか老人をないがしろにしているようで、いか
がなものかと思ってしまう。


安倍総理の70年談話と米国両院議会での演説 2015.9.19

 私は政治に関しては極力関心を持って、自分なりの接し方をしてい
るつもりだ。しかし、それでもなかなか勉強し続けるのは難しい。冒
頭の二つの安倍演説も信用が出来ないマスコミの報道でちらっと断片
的に聴いただけで全文は読んでいなかった。安保法制の愚かしい攻防
戦を批判しながら、自分自身も安倍談話さえちゃんと読んでいなかっ
た事を思いだし、ネットで検索して全文を読んだのは一昨日やっとの
事だ。国会議事堂前で愚かなシュプレヒコールで罵声を上げている愚
か者のうちの何人は自分の国の首相の演説全文を読んでいるのだろう
か。
 安倍総理の演説は、ゲチスバーグのリンカーン大統領の演説にも匹
敵するような素晴らしいもので、個人的には社会科教科書に是非掲載
して欲しい内容だった。


安保法案委員会通過 2015.9.18

 今の野党の連中は、国会内での武力行使容認法案を作ってきてから
出直せ!


野党のやっている事は民主主義なのか 2015.9.17

 ここ二、三日の安保法制に関する報道は観ていて嫌になる。自民党
の掲げる安保法制を論破出来ない事への腹いせ、八つ当たりとしか見
えない事に気づかないのだろうか。嘗て政権交代による政治の浄化を
期待した相手が、こんな奴らだったかと思うと、自分にも腹が立つ思
いだ。


無責任な芸能人 2015.9.16

 安保法制の是非について物申す芸能人が居るようだ。私ははっきり
言って無責任な行動だと言わざるを得ない。一般人でも、なかにはテ
レビに堂々とコメンテイターとして発言している似非ジャーナリスト
でさえ、ちゃんと勉強していないで無責任な発言をしている。芸能人
がきちんと勉強して中身が分かった上で発言しているのならいいが、
残念ながら論理的にきちんと主張できている芸能人のコメントは見当
たらない。芸能人の発言は影響力が大きい。しかも悪い事に、自分で
ちゃんと勉強せず、自分できちんと考えることをしない馬鹿な国民ほ
ど影響を受けやすい。だから芸能人の発言はよほどの事がない限り無
責任なものになってしまう。
 国会前のデモ隊も、先の大戦中「欲しがりません、勝つまでは」と
連呼して、戦争反対者を非国民扱いしていた無責任人間と何等変わら
ないのではないか。

考えて物を言わない政治テロリスト 2015.9.15

 ある人はデモをする人間はテロリストと同じだという。実際に政権
や人権を行動と戦いによって勝ち取って来た欧米はどうか判らないが、
政権を民衆の行動で勝ち取って来た歴史の無い日本では少なくとも間
違っていない。日本では常にお上が政治を主導してきたのだ。良きに
つけ悪しきにつけ。
 行先を提示しないで勢いだけでその場だけの言動を繰り返す翁長沖
縄知事、勢いだけで正義を標榜し言ってる事に待ったくの論理性がな
いSEALDS奥田代表。こういうのも政治テロリストの類と言っていいだ
ろう。
 60年代の安保反対、70年代の成田闘争。やって意味のあったデ
モだっただろうか。

阿蘇山噴火 2015.9.14

 左手の包帯が取れて、使えないのは左手の人差指のみとなった。キ
ーを打つスピードは大分上がったが、何時もと違う指を使わざるを得
ないので、ミスタッチがどうにも多くて閉口する。

 鬼怒川他の大洪水のニュースがまだ収まりかけたばかりだというの
に、また次の大自然の驚異だ。政界では相変わらず、安保法制と辺野
古基地移設問題でごたごたを続けている。愚かな議論しか出来ない政
治家たちに自然が鉄槌を加えているようにしか思えない。


指の不自由 2015.9.13

 庭木を剪定していて、左の人差指を切ってしまった。包帯ぐるぐる
巻き状態で片手でしか打てない。暫し開店休業。


米国経済への危惧 2015.9.12

 先日は中国経済の危うさについて触れたが、米国経済についても別
の意味で私は危惧を持っている。名ばかりの共産主義(実態は中国共
産党という名の一党独裁主義で本物のファシズム)とは違って、自由
主義、資本主義の民主国家であるが、経済的にみると眉を顰めざるを
得ない。2014年の調査で、アメリカでは資産2000万ドル
(約20億円)以上を有する上位0.1%の人々が国の富みの20%
を占めているという。逆に全労働者の4人に一人が、時給10ドル
(約1000円)以下で生活するという貧困社会になっているという。
(堤 未果氏著作 沈みゆく大国アメリカ より)


大雨被害 線上降雨帯 2015.9.11

 昨日の大雨被害で救助を待つ人々の映像は衝撃的だった。画面に
LIVEというのが出ていても、今将に日本で起きていることだと
いう実感が湧かないほど、本当の事とは思えない出来事だった。そ
れくらい現実感の無い出来事だったので、自分の立場だったら避難
出来たかどうか自信が無い。

 線上降雨帯という言葉も生まれて初めて聞いた単語だった。


平気で嘘を言うテレビ 2015.9.10

 昨日、メジャーなキー局の報道番組で「国民の大多数が反対する安
保法案に」などとキャプション付きで報じていた。本当に調べたのか?
と突っ込みを入れる。少なくとも私は反対ではない。しかし誰も聴い
ていないので意味はない。何時からテレビは嘘を平気で吐くようにな
ったのだろうか。おそらくは経営が厳しくなって、中国、韓国からの
お金が注ぎ込まれるようになってからなのだろう。マスコミは入金の
透明性を高める必要がある。


中国経済 2015.9.9

 この所、中国経済危機不安のもとで全世界株安が続いているようだ。
しかし、所詮、中国共産党独裁国家の経済だから、不安に思わないほ
うがおかしい。戦後70年というが、それは中国の共産党独裁支配が
70年目を迎えたということをも意味する。共産主義を標榜する独裁
国家はいつかは消滅する筈だ。その日まで中国株や中国元には関わら
ないほうが賢明というものだ。


日本テレビ界の崩壊の予感 2015.9.8

 先日、米国再大手の動画配信オンデマンドサービス会社が日本上陸
をするというニュースを聞いた。これを機に日本の放送業界の維新が
起こればと思っている。今の日本テレビ業界は堕ちるところまで堕ち
ていると思う。報道番組は嘘を平気で流すし、コメンテーターの意見
などは偏り過ぎていて信用出来ない。中国、韓国資本が裏で糸を引い
ているのではと正直思っている。
 報道もそうだが、ドラマの放映の仕方もほとほと飽き飽きしている。
繰返しの多い水増し放映時間でSP拡大と銘打って他局の番組とわざ
と被らせる。何時拡大になるのか判らないので事前予約がとてもしづ
らい。数字が取れるならと勝手に放送予定日を変えて、観たくもない
スポーツ中継ややらせの24時間特別放送を勝手に放送する。ここ最
近ドラマの視聴率の低下が目立つというが、あんなひどい番組作りを
してれば、数字が落ちるのは当然だ。そもそも殆どの人が録画で観て
いる番組を生の視聴率ばかり気にして馬鹿じゃないのという気がする。
オンデマンド普及でテレビ業界が衰退すれば、自業自得だ。


何でも金のオリンピック(きんとも、かねとも読みます) 2015.9.7

 東京五輪公式エンブレム問題では、さまざまな話題を投げかけてく
れているが、五輪招致の際に使ったエンブレムでいいではないかとい
う意見がある。私もいいデザインだとは思ったが、それが使えない理
由を聞いて愕然とした。あの五輪招致の際のエンブレムはライセンス
フリーだからというものだ。つまり、招致時点では、使用制限をしな
いでなるべく多くの人の目に止まるようにしたかったらしい。ところ
がいざ本番が決まってからは、エンブレムで金儲けをしないといけな
いので、ライセンス料を取れる新しいエンブレムが必要になるという
のだ。そこまでしてオリンピックをやる価値があるのだろうか。


五輪疑惑ポスターで受けたネタ 2015.9.6

 佐野研二郎氏には、せめて「オリンピックエンブレムだけは、パク
っていない」ぐらいの皮肉を言って欲しかった。そしたら皆も納得し
たかもしれない。
 これとは別で、昨日接骨院で受けたネタ。舛添東京都知事がパクリ
ロゴ入りの名刺や紙袋を勿体ないから使い切るとか、止めるとかで騒
いでいるが、私の提案は佐野氏デザインのポスターは捨てないで「違
法コピーは止めよう」キャンペーンのポスターとして再利用したらど
うかというもの。ストップ・ザ・違法コピー!!


スクラップ・アンド・ビルド 読了 2015.9.5

 今年の芥川賞のもうひとつの作品、スクラップ・アンド・ビルドを
今日読了した。前回の火花は3日ほど掛かったが、こちらは今日一日
で一気に読み切った。色々考えさせられる題材ではあった。実際、私
も自分の父親の最後を看取るのに、介護というほどの介護はしなかっ
たが、似た様な思いは経験した。それだけに複雑な気持ちで読み進ん
だ。
 羽田さんの文章には、何箇所か意味を汲み取るのに難解な部分があ
った。現代国語の問題として使えるかもしれないなどと考えてしまっ
た。それにしても、純文学というのは結末によって終わるものではな
いのだなという思いを新たにした。


不景気の風 2015.9.4

 4−6月期の日本GDPがマイナス成長だったという報道が暫く前
にあった。このところ、少し妙な空気が漂っている。私の棲む街でも、
何故か妙に閉店した店が目立つ。(あれっ、ここも閉まってしまった
のか・・・)というのが立て続けだ。我が家直近のスーパーと衣料品
店が時を同じくして店舗の規模を半分にするという。近隣のアパート
でも立て続けに引越しして居なくなり、その後が埋まる風でもない。
と思っていたら、今度は数年前に建売で入居者があった新築の家が、
もう転居するようだ。入居して5年は経っていないと思うのだが。そ
の隣は今、建売を新規に建築中だ。その更に隣が完成はしたものの、
買い手が付いてない建売住宅だというのに・・・。


火花 読了 2015.9.3

 数日前、東京へ行った際に電車で読み始めた芥川賞の火花だが、続
きの部分をやっと読み終えた。純文学では終りは突然やってくる。推
理小説のように何かの解決をみて終わるという訳ではないからだ。そ
う言えば、高校生の頃以来、推理小説以外の小説を殆ど読んでいなか
ったかもしれない。


オリンピックの嘘と誠 エンブレムの撤回 2015.9.2

 オリンピックは世界一のお金の祭典である。クーベルタン男爵の思
いは既にこの国際祭典には微塵も残っていないと言っていいだろう。
今回の五輪エンブレム問題と国立競技場問題はこの事を見事に炙り出
してくれたという意味では天晴れの活躍をした。世界一のお金の祭典
であるという事を反省して直そうとしない限り、ドーピングを含めて
この手の問題は続くだろう。


防災の日 防災訓練 2015.9.1

 今年も9月1日、防災の日がやってきた。会社では相変わらず判で
押したようなお決まりの防災訓練がある。
 4年前の3月11日、それまで毎年行ってきた防災訓練は役にたっ
たのだろうか。あの日、地震発生後10分ぐらいしたところで誰から
ともなく防災訓練でやっている通りの道筋を通って、訓練どおりの避
難場所までわらわらと出ていった。その場所は折りしも5階建の建屋
の塗装工事の為に外壁に鉄骨が組んであった現場のすぐ傍だった。あ
の場所へ何も考えずに避難した事が良かったのかどうか。防災の日は
夏の暑さの盛りが過ぎ去る頃である。3月11日のあの日はとても寒
かった。しかし避難する際にジャンパーなど羽織るものを手にすると
思いつく余裕もなかった。避難訓練では訓練終了のサイレンが鳴る。
3月のあの日には本番の避難の解散を連絡する方法も決めてなかった。


ドラマ エイジハラスメント 2015.8.31

 このクールのドラマでエイジハラスメントというのもなかなか面白
い。物凄くクセのあるストーリーと台詞回しだと思っていたら、原作
は内館牧子さんだった。この方に昭和男、昭和女を書かせたら実に見
事だ。ただ、昭和男、昭和女を外から可笑しく笑っている時はいいの
だが、自分の立場で考えるとちょっと古臭く嫌味っぽい。主人公の武
井咲の立場で観ると痛快だが、もう一人の主人公の稲森いずみの立場
で観るとちょっと痛い。


又吉 火花 2015.8.28

 文芸春秋芥川賞受賞作品の火花を読み始めた。最近、本を読む機会
が随分減ってしまったが、純文学となると最後に読んだのは何時の何
だったかちょっと思い出せない。まだ読了はしていないのだが、純文
学っていうのはこういうものだったかと思いをあらたにしている。
 純文学ですぐ思い浮かぶのは、川端康成の伊豆の踊子。天城峠に差
し掛かる頃、雨が降り始めるのを描写した部分だ。同じ川端康成の山
の音というので、主人公が眠りにつこうとすると、裏山から山鳴りの
音が聞こえてくるという描写がある。それも好きなシーンだ。


ブラタモリ 鳥取編 2015.8.27

 少し前の事だが、妻とテレビでブラタモリの鳥取編を観ていた時の
事だ。松江城が紹介されていて、それを観ながら私がここに行ったよ
ねと言うと、妻はここは近くを通っただけで入っていないというのだ。
行った、行ってないの話を暫くしていて、ふと気づいたのだ。テレビ
の画面にあったのは松江城だったのだが、私も妻も頭の中に思い浮か
べていたのは四国の松山城だったのだ。松山城は確かに傍を通っただ
けで入っては居ない。私は画面の松江城を松山城だと思い込んでいて、
松山城は行ったと言い張り、妻は画面の映像は目に入っていなくて頭
の中で松山城は確かに行ってないと言い張っていたのだ。話をしてい
るうちに、二人ともその画面が四国ではないことに途中で気づいたの
だった。


歴史総合 文科省案 2015.8.26

 昨日、朝鮮半島の近代史について習っていない事を話題にしたが、
つい昨日、8月6日の広島原爆の日に文科省・中教審から高校で近現
代史を必須科目とするという歴史総合という課目を新規追加する案が
発表されたことを知った。まだ案の段階だが、やっとそこまできたか
という感慨を感じる。安倍総理の70年談話にも通じるものを感じる
が、戦後ずっと左巻き連中に歪められてきた冷静に日本の将来を考え
る時代に一歩ぐらいは踏み込めたのかもしれない。


北朝鮮と韓国 2015.8.25

 一触即発の事態までいった南北朝鮮の危機は一応回避されたようだ。
朝鮮半島の事を思う時にいつも不思議に思うことがある。北朝鮮と韓
国はどうやって建国したのかということだ。太平洋戦争の際には日韓
併合で北も南もなく日本の一部だった筈だから、北朝鮮と韓国に分か
れたのは日本の敗戦以降なのだろう。二つの国に別れたのは、アメリ
カとソ連の微妙な駆け引きによったのだろうと思うが、現代史をちゃ
んと習っていないので、どうやって二つの国に別れてそれぞれ建国し
たのか知らない。そもそも日韓併合の前は何と言う名の国だったのか
も知らない。朝鮮半島で知っている歴史上の国は百済、高句麗、新羅
ぐらいしかないことに愕然としている。


ドラマ・民王 2015.8.24

 このクールのドラマでイチオシは民王だろう。深夜枠のハチャメチ
ャドラマなのだが、物凄く面白い。政治が舞台なのだが、色んな現実
の出来事をパロディとして取り込んで痛切に皮肉っているところが痛
快だ。総理とバカ息子が入れ替わってしまうというアリエナイ展開な
のだが、入れ替わった表情を演じている遠藤憲一と菅田将暉の二人の
演技力がまた凄い。何故こんなに面白いんだろうと思ったら原作は何
とあの池井戸潤だった。これは必見のドラマだ。


熱中症 体調管理 2015.8.23

 この夏、二度目の熱中症を経験する。まあ軽微なものだが、食欲が
減退し吐き気も感じる。猛暑日が連日続いて、体調管理に気を付け、
その後二日ぐらい涼しい日が続いた。それで油断したのだろう。再度
猛暑日に近い日がやってきて、エアコン無しでちょっと我慢してみた。
それがテキメンだった。首に手をやってみて、異常に熱い。体温調整
が自分で出来なくなっていたのに気づいた。やっぱり暑さ。ナメては
いけない。


地震、雷、火事、親爺 2015.8.22

 地震、雷、火事、親爺。嘗てはそう並び称されて怖れられてきた存
在だったという。しかし、現代では親爺の権威は失墜して久しい。代
わりに今畏るべしと思うのはデジタルの眼である。所謂防犯カメラの
類であるが、記憶媒体がデジタル化した事で、飛躍的にその存在価値
が向上した。今回の大阪中一事件での寄与度はデジタルの眼があって
こその進展である。記憶量の面でも解像度の面でもデジタル化による
メリットは計り知れない。加えて検索機能の向上によっての認識性の
高さも侮れない。今回のオリンピックシンボルマークの盗用疑惑もデ
ジタル解析処理能力の高さあってのものである。いまや親爺の眼では
なく、デジタルの眼が世の中を見張っているのである。


熱闘甲子園 2015.8.21

 今年の甲子園は準々決勝の一部と、準決勝2試合、決勝の全部を偶
々観戦することが出来た。準々決勝は手に汗握る接戦が多かったが、
準決勝はワンサイドゲームで若干白けた。その分、決勝戦は最後まで
固唾を呑んで見守るいい試合になったと思う。
 今年の甲子園はヒーローが何時になく多く出没した大会だったと言
う。私もその姿を一目見てみたいと思い、ついつい観てしまった。
 正確には判らないが、三年間チームを甲子園に導いた過去の大選手
が居たように思う。作新江川とか、ドカベン香川とか、横浜松坂とか、
清原桑田のPLコンビとか、星陵のゴジラ松井とか、古くは東海大の
原親子がそうだったかもしれない。再来年には清宮が主将となって、
早実を決勝戦まで是非導いて貰いたいものだと思った。


従軍慰安婦とK*R* 2015.8.20

 さる読者の方から、数日前の記事についてクレイムがあった。従軍
慰安婦もK*R*の方も、自ら好んで性的な行為に至ったのではない
のではないかというものだ。
 十分な説明が足りなかったかもしれないが、ひと言というコラムな
ので仕方なかったかもしれない。慰安婦になった方自身やK*R*を
演じている本人たちを批判しているのではないつもりだ。そういうこ
とをさせている社会がある、あるいはあったということを言っている
つもりだったのだ。戦時中には慰安婦ブローカーが、現代では数字を
出すことしか考えないプロデューサーたちが居た、或いは居るという
ことだ。
 私が最も言いたかったのは、その事自体よりも、そういう背景があ
りながら、日本人がただ悪かったかのように、事実をねつ造して日本
人を貶めている社会があることだ。強制連行があったというのは、す
り替えである。その事を一番批判したかっただけなのだ。


中国天津爆発の疑惑 2015.8.19

 爆発事故があった天津の現場には、一般的な許可量を遥かに超える
シアン化合物が保管されていたという。シアンというと、高校の化学
で習った微かな記憶があるが、確か炭素と窒素の三重結合を有するシ
アノ基を有する化合物だった気がする。ニトロ化合物も炭素と窒素の
三重結合を有する基を持っていたような気もする。ちょっと調べてみ
たら炭素と窒素の三重結合はニトリル基(シアノ基ともいうらしい)、
ニトロ基は窒素と酸素が結合した基だった。どれくらい近い物なのか
はよく判らない。シアン、ニトロとくると爆発物、化学兵器がすぐに
連想される。消防などの公的機関にも秘密にされて大量の危険化合物
を保有していたとなれば、軍需産業の秘密工場と考えるのは、極自然
な発想ではないだろうか。それらしい報道は全くされていないが・・・。


中国天津大爆発に次ぐバンコク爆発テロ 2015.8.18

 中国天津での大爆発の余韻も冷めやらない中、タイのバンコクでテ
ロと目される爆発があったようだ。何となく嫌な予感がする。どこか
の某国の当局が、「何、爆発なんてたいしたもんじゃないよ。世界中
何処にだって起こってる事じゃないか」などと世間の眼を逸らす為に
仕組んだものじゃないよな・・・。


従軍慰安婦問題について 2015.8.17

 暫く前のことだが、テレビのある 有名音楽番組 に韓国人女性グルー
プが出演していた。K*R*とかいうグループだ。挑発的な短いスカ
ートの間から下着らしきものを平気で覗かせていた。外国にまでやっ
てきて、お金になるんだったら何でも平気でやる国民性なのだなあと
思った。私は二度ほど韓国に出張したことがあるが、その際に街中で
ミニスカートを穿く女性が極めて少ないことに驚かされた。7、8割
がキュロットパンツを長くしたようなものを身に纏っていた。下着を
晒すことを極端に恥じらう国民性なのだろうと思った。しかしそれは
お金にならないのならという条件が付くのだろう。

 先の太平洋戦争時下の時に起こったことについては、私は観た訳で
はないから本当の事は判らない。しかし戦争下で兵隊が慰安婦を求め
ていた際に、お金になるとしたら、我先に慰安婦を申し出ていたので
はないのかと、これは私が密かに想像している事である。


侵略と謝罪 首相70年談話について 2015.8.16

 首相の70年談話が発表された。いつもながらに謝罪がどうのこう
のと中国、韓国の汚い金を使ったマスコミ誘導に終始している。日本
人の潔さにつけ込むいつもながらの卑しい国の醜い言動だ。

 侵略というなら、イギリス大英帝国が世界中を植民地にしたことの
謝罪はどうしたのか。無差別殺戮の東京大空襲、ヒロシマ・ナガサキ
の原爆投下については謝罪は行われたのか。中国に至っては今なおチ
ベット、ウィグルを侵略し続けているではないか。

 もういい加減、外国のおかしな誘導に踊らされる日本人を止めよう
ではないか。


桜島と川内原発 2015.8.15

 ついこの間、とうとう川内原発が再稼働を始めたのだが、不思議な
のは誰も桜島他の火山活動との関連を語らないことだ。このことは与
野党を通じての事の様だ。申し合わせでもあるかのように。

 そんな政治家たちを嘲笑うかのように桜島は火山活動を活発化し、
警戒レベルをひとつあげさせた。それでも政治家たちは知らん顔をし
続けている。


金の亡者の為のオリンピック 新国立競技場白紙撤回より 2015.8.14

 今クールのドラマの中に「民王」というのがある。時の総理大臣と
政治家たちをシリアスにパロディ化したものだが、その中に総理(本
当は総理の馬鹿息子が入れ替わってしまったもの)が外国要人に対し
て「How are you ?」と声を掛けるようにと教えられてつい「Who are
you ?」と言ってしまう下りがある。

 これは2000年に森と称する時の総理が米国大統領ビル・クリントン
にやってしまった事実をもじったものだとされている。当時は話題と
して沸騰したが、当時の政権によって大々的に揉み消されたようで、
今では知っている人も少ない。
 実際の森・クリントン会談では、「Who are you ?」と挨拶(?)さ
れたクリントンが、冗談だと受け止めて「I’m a husband of Hillary
Clington.」と返したそうだが、それに対して森はたたみかけるように
「Me, too.」と返したとされている。後半部分は若しかしたら尾ひれか
もしれない。
 オリンピックは権力者や金の亡者たちにとって、金の成る樹なのだろ
う。彼らにとって、新国立競技場の建設費用が通常の10倍になったっ
て、「当たり前の事だろう、それがオリンピックってもんだ」ぐらいに
しか考えないのだろう。「何時、儲けるの。今でしょ」である。


電車の人身事故について 2015.8.13

 ホームページの更新がなかなか出来ないでいるので、気楽に書ける
短文のコーナー「今日のひと言」を新設することにした。

 今日のテーマは、ラジオの報道で聞いた電車の人身事故から思いつ
いた。人身事故でXX線が止まっていますという報道をよく耳にする。
その度に事故という言葉に違和感を覚える。

 事故と事件の言葉の意味の違いについて、ネット上でも色んなこと
が言われているが、世間一般的な解釈としては、犯罪性があるものが
事件で、偶発的に起こってしまったものを事故と呼ぶのだと思う。

 昨今の人身事故は偶発的に起こったものもあるかもしれないが、飛
び込みとか立ち入りとか世間に掛ける迷惑を判っていながら身勝手な
行動で電車を止めるものが多いように思う。こういうのは事故などと
いう誰にも責任がないかのような呼び方は是非止めて欲しい。電車運
行妨害とはっきり言うべきである。


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